Monday, July 31, 2006

Tuscany 2 -- San Gimignano & Siena

ゆっくりと朝食を取り、お昼前から San Gimignano に行きました。この街は世界文化遺産に指定されているほど、古くて可愛らしい街です。13もの塔がそびえたち、古いレンガ造りの家々はとても素晴らしい。。。のですが、やはり暑くて疲れてしまいました(笑)。



高台にあるこの町からの風景もとても素晴らしいのです。



ランチをとり、次は車で40分ぐらい離れた Siena に行きました。こちらも中世の趣を残す古い町です。以前からとても可愛らしい街と聞いていたのでとても楽しみにしていたのですが。。。やはり暑い!ばてばてです。



今日の宿はフィレンツェまで戻り、Lucca という小さな街のはずれにあるレストラン・ホテルです。レストランはワインを300種以上そろえているという大きなお店ですが、ホテルは3室のみ、と可愛らしい感じ。ディナーの予約もお願いしたのですが、なんと定休日でした(笑)。なのでオーナーが代わりに予約してくれたお店へ。

外のテーブルでとても素敵だったのですが、なんだかモダンすぎて。東京ではよいお店なのかもしれませんが、トスカーナ地方でごてごて?のイタリアンを期待していた私には少し残念。さらにメインで頼んだ鳩にクセがあってほとんど残してしまいました(涙)。



さらには要領の悪いウェイトレスに赤ワインをかけられる始末。

ただでさえ暑さで体力消耗していたので、これで一気にやる気がなくなってしまいました(笑)。

Sunday, July 30, 2006

Tuscany 1 -- Firenze

朝早くミラノを出発し、フィレンツェに向かいました。幸い渋滞もなく、3時間ほどで街に到着。3年ぶりのフィレンツェです。




しかし。。。フィレンツェ、暑いです!日陰は歩きやすいのですが、日向を歩くとじわじわと肌が焼ける音が聞こえてくるほどです。

Duomoをみてぷらぷらと歩いた後はランチに。大通りからひとつ道を入っただけなのにとても静かなレストランが見つかりました。とてもじゃないけど人ごみの中でランチを食べる気にはなれなかったので、とてもよかった。


サラダ、ガスパチョ、トスカーナ地方の前菜、洋ナシのラビオリ、そして白ワイン。


一息ついたあとはデザートにティラミスとマチェドニア。どれも美味しい。


午後は母達を美術館に残し、私は姉とショッピング、と行きたかったのですが暑すぎ。日陰に座ってだらだらとおしゃべりをしていました。

夜は San Gimignano 近くのホテルに泊まりました。ここはインターネットで見つけたのですが、とってもおすすめ!オリーブ畑やブドウ畑の真ん中にあり、都会の喧騒から離れてとても静かで落ち着いたところです。





今日は姉の誕生日でもあったので、ディナーをホテルで食べるようにしました。トスカーナ地方の素朴な、それでいて素材を生かしたお料理にお箸(フォークですけど)がすすみます。

前菜:サラミ、生ハム、メロン、レバー
第一の皿:ラザニア、野菜のミネストローネパスタ
第二の皿:ローストビーフと付け合せ野菜
デザート:西瓜
デザート:誕生日アイスケーキ


ゆっくりと、日が沈んだ後のディナー。午後9時からスタートし、3種類のトスカーナ産のワインとともにケーキを終えたのは午後も11時半過ぎでした。私はドライブと暑さで疲れ、そして美味しいワインに酔ってしまってそのままベッドへ直行(笑)。母親、姉、母親の友達は星を見に散歩にいったようです。

Saturday, July 29, 2006

市場とフェラーリ

朝市に行きました。先週同様、お店の数が少ないのですが、それはそれで皆様堪能していただけたようです(笑)。ゆっくり朝ごはんを食べていたらもう午後の1時になってしまいました。

その後、リクエストに応じてミラノのフェラーリショップへ。派手な感じのお店ですが、店員はやっぱり派手だった(笑)。真っ赤なユニフォームに無愛想な様子はミラノならではです。





その後、母親と友人をブレラ美術館へ送りに行きました。初めて私も建物に入ったのですが、とても静かで落ち着いた美術館のようです。残念ながらばたばたして他にすることがあったので私はひとまずここで退去。後ほど待ち合わせる約束をしていったんアパートに戻りました。

夕方になり、少し時間があったので中のよいリリーとDuomoで待ち合わせ、慌しく30分のお茶をしました。二人とも機関銃のようにしゃべりましたよ(笑)。

母親たちとも無事に再会できました。言葉の面で心配していたのですが、彼女達は彼女達なりにカフェとジェラートを食べてみたり、買い物したりと、結構冒険心旺盛にいろいろやったようです。「子供は親が思っているほど子供じゃない」とよく言いますが、今日は「親は子供が思っているほど子供じゃない」の心境でした(笑)。

明日からトスカーナ地方です。

Friday, July 28, 2006

最後の晩餐


ミラノに滞在して10ヶ月になろうとしていますが、初めて最後の晩餐を見に行きました。これも観光で滞在している家族のおかげです(笑)。1ヶ月ほど前に予約してあったので、スムーズに見学できました。

これまで宗教画には全く関心がなかった私でもなるほどな、と思うことが多々ありました。教会の食堂の壁に描かれた絵。実際の建物の窓を考慮して、絵の中の光の具合も描かれています。また、何人かいる弟子の一人(キリストの左横)のジョンにいたっては、これ以外の絵でも敬虔なる崇拝を象徴する格好(手を組んでいる)で描かれているそうです。

15分ほどの短いツアーでしたが、とても楽しめました。

食堂だけではなく、教会そのものももちろん見学しました。

ひとつ気に入ったのが、これまでみてきたステンドグラスとは異なるデザインのもの。十字架がモダンアートのように描かれています。



ちなみにこちらはDuomoのステンドガラス。普通はこのように一枚一枚聖書の中のお話が描かれているそうです。

Thursday, July 27, 2006

上には上が

母親の友人と姉を迎えに空港へ。今回はちゃんと時間通りに到着しましたよ~。でも二人の便(上海からと成田から)も予定より30分から1時間早い到着でした。無事に会えてよかった。

二人とも元気だったので、夜は近くのピザ屋さんに。大きなピザにみんな感激。母親とその友人はグリルした野菜(ナス、ズッキーニ、アスパラガス、カプシコン)が入ったカルツィオーネ(包み焼きピザ)に感動してくれました。

しかし!

旅の予定を把握する私はエクセルでスケジュールを作成し、みんなに配ったのですが、上には上がいました。

母の友人は中学校の教師(美術だそうです)。なんと、「イタリア旅行のしおり」を作成していたのです!

内容も、最初の一ページは全体スケジュール、その後は日記のように一日ごとの予定、感想欄、そしてお小遣い欄まで付いています。さすが中学教師!!!脱帽です。

そぞろ歩き


母親と犬と、1時間ほどゆっくりと時間をかけてセンピオーネ公園まで歩きました。暑かったのですが日陰を選んで歩き、途中でジェラート休憩をとったりと、とても気持ちのよい散歩でした!




これから夕方に到着する姉と、母の友人を迎えに空港まで行ってきます。

明日から、忙しい日が続きます。

Wednesday, July 26, 2006

終わった!

グループ・プロジェクト終了しました~~~!

いやー長かったような、短かったような(笑)。
今日の午後に会社で発表があったのですが、お昼まで最後のドキュメントのチェックに追われていました。提出したのは70ページにわたるワード文書と、やはり80スライドほどあるパワーポイントのファイルです。きれいに製本してみると、「おお、なんだかすごい」と思ってしまいました(笑)。

発表は4人で分担し、私はマーケット調査の一部と最後のまとめ&Recommendation の担当です。発表に参加したのは数人ですが、会社(イタリア)のジェネラル・マネージャー(一番トップです)、営業部長、マーケティング部長、そして人事&法律部長。

私達のチームはみんな発表が上手で、他の人が発表の時も安心して聞くことができました。

詳細は書けないのですが、結果のフィードバックもとても好意的で、会社の方も納得してくれたようです。とりあえずほっとしました。

2時間半にわたる発表&ディスカッションを終えたあとは、もちろんアペリティーボ!
イタリア人クラウディオの愛車・アルファロメオでサンピオーネ公園近くのバーに行ったのですが、なんと!左折禁止の交差点で左折をして警察に捕まるというアクシデントも(笑)。

でもみんなリラックスしてモヒートで乾杯。立て続けに3杯飲んでとってもいい気分♪

ふと公園を振り返ると、雨上がりで素敵な色をした門が立っていました。



そして。。。

虹も出ていました。なんだかプロジェクトの成功を語っているようで、とてもハッピーになりました。

Sunday, July 23, 2006

明らかに食べすぎ



今日は母と彼と3人でご飯を食べに行きました。といっても普通のレストランではございません。出された食べ物&飲み物、全てこのレストランで作っている(あるいは捕まえた)という農業レストランです。

ものすごい食べました。どれだけ食べたかと申しますと:

<前菜>
小たまねぎの漬物
鴨肉の生ハム
ズッキーニとポテトの玉子焼き
洋ナシ、セロリとチーズ&シナモンソース
ヤギのチーズと唐辛子の漬物
4種類のチーズと蜂蜜のオーブン焼き
4種類のサラミ
メロン
稚魚の南蛮漬け
鱒のフライ・酢漬け
各種カナッペ(チーズ、ベーコン、トマト)

<第一の皿>
生スパゲティの鱒クリームソース
生ラビオリ チーズ入り バジル風味
アスパラガス・リゾット
生ラビオリ チョコレート風味


<第二の皿>
ローストビーフ 塩・胡椒漬け
ウサギ肉
鱒のフライ
野菜のフライ

<デザート>
イチゴとアイスクリーム
季節フルーツのタルト
生パイナップル

<飲み物>

ワイン
シャンペン
グラッパ
コーヒー


あ~疲れた。全部思い出すのに(笑)。

とりあえず全部試したぞ。でもものすごく量が多くて泣く泣く残しました。

気になる?お値段は一人当たり38ユーロぐらい。

レストランの周りに家畜小屋や魚の養殖所、葡萄コーナーに野菜畑、果実樹があったりして食後の散歩も楽しみました。子ヤギ達は犬のロイドが珍しかったらしく、興味深々な様子。


Saturday, July 22, 2006

山とドライブ

朝市に行ってたくさん食材を買い込みました。が、もう夏休みが近いのか、休んでいるお店もちらほらありました(笑)。そして夏が近づくたびに美味しくなる果物がある一方で、旬が過ぎてしまう食べ物もあります。オリーブやモツァレラチーズなどがそのいい例。さびし~。

昼ごろから車でガルダ湖へ向かいました。イタリアでも有数のリゾート地です。直接向かって、周辺を歩く予定でしたがプランを変更して、イタリアの山々を巡ることにしました。


なかなかよかったですよ!
冬とはまた違った風景です。

途中で一休みしてパニーニを食べていると。。。

なんと。逃げ出した馬一匹、犬一匹、山トナカイ?一匹が通りを駆け抜けて行きました。私達だけではなく、地元の人も一同呆然。なんだったんだ?今の?という感じ(笑)。誰か捕まえたのかな~。

結局500キロほど走り、ようやくガルダ湖に着きました。いや~長いドライブ。お疲れ様です。

泊まった街はDesenzanoというところですが、「典型的なイタリアのリゾート」でした。人多すぎ、レストランのサングラス率多し(しかも夜)、「えーかっこし」率多し。かなり疲れたわ。こういう街ではなくて山奥に泊まればよかった。。。と少し後悔した夜でした。

Wednesday, July 19, 2006

東野圭吾:分身

母親が本を数冊持ってきてくれました。以前に送ってもらった東野圭吾がとても面白かったのでリクエストしていたのです。今日読んだのは「分身」。以前と同様、一気に読んでしまいました。

ここまで科学はまだできいないでしょ~、と思いながらも彼の文章構成能力はすごいな、と改めて感心。こんな結末に導くために、スタートをこうして、そして章の構成はこうやって、というふうに書く前に全部プランするのでしょうか。それとも書きあたりばったり(?)で文章が進んでいくのでしょうか。

明日も読書してしまいそうです。睡眠不足気味…。

Tuesday, July 18, 2006

二日目

朝6時半に目覚めた母親と、犬の散歩がてらアパートの周辺をまわりました。とても気持ちのよい朝です。母親いわく、日本と比べて相当涼しいとか。湿度がないので、日中の日差しはとても強いのですが、日陰にいれば涼しいので耐えられる、とのこと。日本って相当大変なんですね…。

その後私は学校に行きましたが、ランチの時に帰宅して一緒に食事をし、近所のスーパーまで案内(その後再び私は学校に戻りました)。夕方は一緒にDuomoに行きました。


アーケードの中のネクタイ屋さん。とても色鮮やかです。

Monday, July 17, 2006

母親到着

今朝は明け方3時過ぎまで起きていました。母親が今日ミラノに来るのですが、丁度この時間が日本でのチェックイン時間。一人での海外旅行は初めてで、しかもeチケットでのチェックインで心配していたので、ミラノでスタンバっていました(笑)。何かあれば携帯メールで連絡してもらい、こちらから電話する、という方法で。でも兄夫婦が成田まで送りにいったようで、無事にチェックインおよび搭乗もすませたようです。

夕方着の便なので、到着30分前に着く列車にのってマルペンサ空港まで行きました。

が。久々のボケぶり(笑)。

睡眠不足だったので、列車の中で寝て、起きたら丁度マルペンサ空港到着時刻。車両に乗っているひとがみんな降りたので、あ、空港だ、と思って私もついつい降りてしまいました。

そしたら!

なんとひとつ手前の駅でした(笑)。

まあ30分に一本列車は走っているから、次のを待とう、とこの時はまだ余裕。一瞬タクシーで行こうかな、と思ったのですが、郊外の何もない駅で、もちろんタクシーもなし。

30分後に次の列車が来ました。が、なんと!この駅通過!!!!

えええええ、なんで止まらないの????

結局その次の列車に乗り、30分遅れで空港に到着です。
そしたら母も既に外にでていました(汗)。

お互いに、入国審査の後のゲートをくぐれば感激の対面が待っている、とかなり期待していただけに、相当しらけた再会になってしまいました。心配そうな表情だった母と、ばたばた走って到着した私。悪かったな~。

例のごとく、たくさん日本食を持ってきてくれました。今日の夜はおそうめん。懐かしい味です。美味しい。さっぱり。暑いミラノにはとてもよく合います。

Sunday, July 16, 2006

野菜時間

午後になりましたがまだ涼しいミラノ。明日から母親が滞在するので掃除&洗濯もほぼ終了。こういう気候でさらに部屋もきれいだと料理もする気になる(笑)。

さっぱりとした和食が食べたくて、マーケットで買ったペペロンチーニ・ドルチ(甘いしし唐 → 辛くない、ってことね)を炒めてみました。先日ランチに副菜で頼んだ時はオリーブ油ににんにくを加えて茶色くなるまで炒めてありましたが、今日はさっぱりとゆず胡椒で。以前に日本にいる友人から送ってもらったこのゆず胡椒は本当に重宝しています。


結構しっかり炒めてから鰹節をいっぱいかけて食べました。この鰹節も以前に母が送ってくれたもの。なかなか日本食材が手に入らないので大事に取っておいたのですが、引越もあるので今月はひたすら消費モードです(笑)。

このほか、胡瓜と茄子(漢字で書くと和食っぽいですね)を薄切りにして塩水でさらし、きゅっとしぼった簡単な浅漬け(というのかは不明です)と、こちらも消費モードで作ったすし太郎のちらし鮨(笑)。


あ~でもこういうの久しぶりに食べたな。やっぱりさっぱりしていると食べやすい。なんだかもう一回食べれそうです(笑)。危険だわ。

向こうにあるお花は先日タイ料理を食べに行ったら帰り際に店員さんがくれたものです。けっこう持ちがよく、まだきれいに咲いています。

朝8時半の散歩

昨夜は寝苦しかった。友達とピザを食べに行って夜11時半ごろ帰ってきてもまだ空気がもわ~としてましたもん。暑くても風通りがあればいいのですが、アパートの室内は空気がよどんでいる感じ(笑)。寝苦しいな~、と思って寝たら結構そのまま寝れてしまった…(ということは寝苦しくなかったということかしら?)。ピザの最後に飲んだレモンチェーロのおかげ?

今朝はとてもよい天気。「曇り空&風」の組み合わせ。晴天だと朝8時でも相当暑いので、こういった灰色の天気、とても涼しくて嬉しいです。いつもは10分弱で済ませる犬の散歩を、今日は少し長めに公園まで行ってきました。

日曜の朝8時半って、公園には誰もいないんですね~。

平日や土曜日はうるさいぐらいに人がいるのに。イタリアは信仰深い国なので、みんな教会に行っているのかしら?それとも日曜日は休日ってことでみんな家でだらだらしているのかしら?

朝から公園でのびのびと走れたロイドはご満悦。しかもあれだけ走ってもあんまりハアハアしていない。やっぱり涼しいのっていいですね~~。

Saturday, July 15, 2006

IKEA

久しぶりのIKEAです。いつも思うんですが、なんて発音するんでしょうね。アイキヤ、と私は呼んでいますが、友達もイキヤだったりイケアだったりいろいろ。

今日はアーニャに連れて行ってもらいました。私の用事はただひとつ。引越し用の段ボールをゲットすること。はは。引越業者は決まらねど、意気込みだけは十分です。

IKEAのスーパーにも寄りました。スーパーといってもちょっとした食材コーナーです。お買い上げしたのは冷凍海老、冷凍ミートボール、スモークサーモンなど。

このKottbullarのミートボールはソースもついていて、冷凍とはいってもかなり美味しい。以前の北欧パーティでフィンランド人が振舞ってくれました(IKEAもKottbullarもスウェーデンだけど)。それにしてもでかい写真ですね~。

あーおなかすいた。今日のお昼はこれにしよ。

そして、ロイヤル・グリーンランドの冷凍殻つき海老。こちらも解凍してそのままレモン絞って食べると美味しいのです。この海老ちゃんと、スモークサーモンは来週末に手巻き寿司をした時の具にもできるわ!

いや~楽しいIKEAデイでした。満足!

Friday, July 14, 2006

疲れたよ

あー物事がうまくいかない時は、とことんうまくいかないものですね。

8月中旬からのパリに向けていろいろアレンジして、列車も取ったし最初に滞在するところも予約したし、あとは引越だけ!ということになりました。先日ファックスを送った引越業者に再度確認の電話をいれたら、なんと「8月の第1週しか荷物取りにいけません」ですと。

なに~!

その週思いっきりいないのです(母親達と旅行中)。しかもそんなことこれまで一切言ってなかったのにいきなり言い始めた。それで600ユーロも払うのに(9万円ぐらいです)!と怒っていたら、友達が「安い料金だと、それなりのサービスしか期待できないんだよ」。

私は600ユーロでも高いな~(だって10箱ぐらいで家具はないんですよ)と思うのですが、ヨーロッパは引越料金がのきなみ高いそうです。確かに、ほかの業者に見積もりとってもらったら900ユーロとか1000ユーロとかあったなあ。

彼と話したのですが(荷物はほとんどドイツの彼の元へ送るので)、こうなったらドイツでバンを借りてミラノまで運転して、自分達で引越する?(→そしてドイツに運転して帰る)と考えるようになりました。多分安く済むし。私達の時間&体力は消費するけど。

そうするとこれまで予約した飛行機やら列車やらも変えなきゃいけないんですよね。

説明が面倒なのですが、もともと荷物は業者に頼み、スーツケースと犬を連れて私がパリに行くことになっていました。その際、一人だと移動が不可能なので、パリに行く週末は彼がドイツからミラノに飛んで、パリに一緒に行くことになっていたのです。が、もし自分達で引越なら、荷物と一緒に私と犬もドイツ入りして、ドイツからパリに行くか、ということも可能なので…。

あー面倒くさ。

しかも、パリでのアパート探しも大変のようです。短期(4ヶ月)&犬だと大変だよ~と何度人に言われたことか。さらにインターネットで探してメールをしても、「あ~、短期だとね~」ですってよ。もう。なんど海外に住んでも、本当こうした最初の settle down にとんでもないエネルギーを使うんですよね。どうにかならないのかしら。あー疲れた。

Thursday, July 13, 2006

久々にやっちまった(笑)

メールで彼に「パリ行きのチケット取ったよ!」と連絡したら、「ロイドはどうすんの?箱に入れなきゃだめなの?」と早速返事が。いやいや、どうやら膝の上に乗せたり床に座らせたりで行けそうよ、とさらに返したら超大爆笑されました。

なぜでしょう?

いや~日本人ならでは?の英語のスペルミス。

Lloyd can sit in your lap (ロイドはあなたの膝の上に座ればいいのよ)

と書いたつもりが

Lloyd can shit in your lap (ロイドはあなたの膝の上でトイレをすればいいのよ)

と書いていました。

いや~大笑い。一緒にいた友達にも思わずシェアしてしまった。友達も大笑い。

そういえば、以前に竹下さんが首相になった時、アメリカ人はびっくりしたとか。

なぜなら… Takeshita だから。

なぜなら… Take shit a だから。

いやはや。汚い話で失礼いたしました(笑)。

Wednesday, July 12, 2006

ショッピング

ミラノは7月からバーゲンが始まっています。こちらはお国柄か中途半端なセールはなく、みんなすべて50%オフとか70%オフとかものすごいことになっています。中央駅でパリ行きのチケットを買った後、憂さ晴らしにいつも行くintimissimiという下着屋さんに立ち寄ってみました。

ここは以前にイタリア旅行に来たときにファンになったお店です。下着も可愛らしいのを取り扱っているのですが、それよりもインナーに着るタンクトップや半袖ストレッチ素材のTシャツなどもたくさん取り揃えています。最近では派手な男性下着も。

今日の目的はパジャマ。いつもはTシャツと綿パンツ(アメリカのOld Navyで10ドルもしないで買ったりんご柄→結構みんなにみせるたびに笑われています)なのですが、最近夜も暑いのでもっと涼しそうなパジャマないかな、と思って。

結局購入したのは写真のタイプ。まあこんなモデルのようにすがすがしく着こなせはしませんが(笑)とりあえずいつもより涼しくはなりそうです。と思ったところで現在雷発生中。どっちにしても今夜は雨がふれば涼しくなりそう。

不思議な値段

さて、8月半ばのパリ行きのチケット(列車)を買いに行きました。インターネットでも購入できるのですが、犬はいくらかかるのかまったくわからないので窓口で問い合わせることに。

久々に、イタリア文化に浸ってしまいました。

まず、列が長い。そして窓口のサービスが遅い。国際列車の窓口なのに思いっきり「クレジットカード、バンコマットは受け付けません」と書いてあります。

いや~1時間ぐらい並びましたよ。疲れました。

で、インターネットで調べた Smart Price というプロモーションだと一人25ユーロでパリに行ける、というのでそのページを印刷して持って行ったのですが、「あ、これもう席ありません」ですと。どうやら数席だけのプロモーションだったようです。普通の運賃だと確か一人100ユーロぐらいだっけなあ、と覚悟を決めつつあると、窓口のおばちゃんが「ちょっと待った。I have a solution for you」。

結局一人60ユーロでチケットが買え、しかも犬はなんと10ユーロでした。この値段、安いのか高いのか全くわかりません。そして60ユーロというのもどういう値段なんだか謎。これは正規の値段?それともなにかのプロモーションがかかっているの??

Tuesday, July 11, 2006

ご近所

先ほど散歩から帰るとエレベーターでアパートの両隣に会いました。一人は70歳ぐらいのおばあさん。いつもとても私のことを気にかけてくれています。もう一人はペットショップを経営し、自身も小さい犬を飼っているおじさん。おじさんと呼ぶにはとても優しい顔の方です。

さて、昨日の夜タイ料理のために夜ロイドをアパートに残したのですが、案の定私が去ってから泣いたそうです。ロイドは普段おとなしくて優しい性格なのですが、それゆえ独りになると寂しくてないてしまうのが欠点。ああ、また泣いたか…しかも夜なのに近所迷惑で悪かったな、とかなり心が痛み、I am so sorry という言葉が自然と出てきました。

すると。

二人とも、「Sorry なんていうな!こんなことは何でもないことだよ。しかもロイドは吠えていたのではなくて泣いていたんだもの。犬だからこういうことはあるのよ。ロイドはちょっと赤ん坊で寂しがりやだからね。でも見てごらん、こんなキュートな尻尾をした犬!とても可愛いねえ」といったようなことをイタリア語でお互いに話していました。

ああああ、こういう理解のある両隣。とても感謝です。

パリに行ってもこういう人たちに会えるのかしら。

久しぶりのランチ

今日もミラノは暑い。最高気温は34℃ですと。午後7時半なのに気温はまだまだ33℃。Googleのデスクトップに天気表示ができるのですが、本当それを見ては「あ~ミラノ暑い~」と確認して喜んでいる?自分がいます。暑さで頭がやられたか。

今日は久しぶりにイギリス人の友達とランチに行きました。MBAが始まってすぐに仲良くなった彼ですが、最近はグループプロジェクトやらで全然顔をあわせていませんでした。久しぶりの会話。お互いにグループプロジェクトの愚痴からまず話が弾みます。

MBAではいろいろな人に会いますが、彼はその中でもかなり信頼のおける人物で、これから世間に羽ばたいても安心して自慢できる友達です。人への接し方もやわらかいし、分析力もあるし。なんだかいろいろお互いに愚痴ったら結構すっきりしました。

ちなみに昨夜は総勢15人ほどでタイ料理のお店へ。ロイドを連れて行ったら「あの、犬はお断りしています」との一言。おおおお、そうきたか、といったんアパートに戻りロイドを置いてきました(涙)。そこまでして行ったタイ料理ですが、確かにまあまあだけどこの料理に40ユーロ払うのは納得がいかない。タイ料理って安くて早くて美味しくて、それでいて安っぽくないのがいいのに…。ちょっと残念。

あ~それにしても暑いわ。

Monday, July 10, 2006

地球がひっくり返った


予想通り、イタリア・ミラノはすごいことになっています。とにかく、とりあえずなにもかもめちゃくちゃ(笑)。

いや~決勝戦。フランスが押していたからどうなることかと思ったけれど最終的にはイタリア優勝。友達の家でゆったりと観戦していたのですが、急遽Duomoまで行ってお祭りを見に行くことにしました。

Duomoに行く道はもう既にたくさんの人でいっぱいです。そしてみんなとりあえずDuomoを目指す。さらに、イタリア人お得意の秩序のないパレード(笑)。とにかくみんな国旗を振り回し、クラクションを鳴らしてえらい騒ぎ。勢いにのったおっちゃんは下着姿になっていました。


Duomoについたら、騒ぎはさらにエスカレート。とにかく汚い(笑)。石畳の上は投げ捨てられたビール瓶でいっぱい。みんなまとまって騒ぐのではなく、それぞれが勝手に騒いでいます。


ガレリア(アーケード)の中もイタリア国旗でいっぱいです。花火も上がってロイドはかなりおびえていました(笑)。ちなみにロイドを抱いているのはビール瓶のかけらが地面に広がって危ないから。


この騒ぎはたぶん明日の朝まで続くのでしょう…。



Sunday, July 09, 2006

朝ごはん


毎日どんなに忙しくても家でカフェ(エスプレッソ)を必ず飲んで学校に行きます。カフェがないと頭が起きません。といってもこれでも起きないので学校に行ってまったりした午前10時ぐらいにまた飲むんですけどね(笑)。

最近は暑くなってきたのでもっぱらカフェ・ラテにしております。ものすごい簡単で、エスプレッソを氷とミルクで割るもの。最近は豆乳でわっています。この豆乳はそれだけで飲むと濃くて甘いので、カフェと割るとちょうどいい感じ。


こちらは学会の合間に買ったお菓子。ラムネを硬くしたようなもので、色に応じてキャラメル味、イチゴ味などがあります。それぞれ胃腸を整える効果やリラックス効果があるらしい。トリノ発祥のお菓子だそうです。箱が可愛いので買ったのですが、学校に持っていったら大人気で数時間のうちにほとんどなくなってしまいました(笑)。

さて、昨日のお寿司。なかなかよかったですよ。新鮮な魚はないのでアボガドとすり身(カニカマでした)、きゅうりなぞをはさんでカリフォルニア巻き。あとは焼いた出し巻き卵、煮付けたしいたけ、インゲンでプチ?太巻き。缶詰の蟹肉をつかった握り(握りのまわりに海苔を巻いて上に蟹肉をトッピング)など。写真を撮らなかったのが残念。

寿司のほか、アーニャ(スイス人)が冷製スープのガスパッチョ、タイのヌードル・サラダを作り、ソレ(アルゼンチン人)がジェラートを買ってきてくれました。いや~食べた、食べた。

そしてその後はメイクアップ・セッション。互いに他人のアイ・メイクをしたのですが、はっきりいって私のは評判よかったぞ(自慢)。私も「ほぉー、外人ってなんでこんなにほりが深いのかしら?」って感心しました。こういう人たちはアイ・メイク映えるわけだわ。

などとやっている間、ロイドはかなり暇そうに自分の時間に浸っていました。