Tuesday, February 28, 2006

居眠り

よっぽど週末のスノボが疲れていたせいか、初めてクラス中に居眠りをしてしまいました。MBAのクラスでは居眠りしている人はほとんどいません(さすがに高い授業料を払って無駄にしている人はいないのです)。今日は私の興味のあるマーケティングの授業だったのに・・・。

いやはや。疲労には勝てません。こんな調子なのに夕方からインターンシップの電話面接があります。なんとなく応募した会社なのでバックグランド資料もほとんど手になく、どうなるんだろう、という不安も眠気のためかそれほど重大な事とは思えません(笑)。

Monday, February 27, 2006

新しいボード

今日は月曜ですが授業も少ないので学校はお休みし、さらにスノボに行ってきました。今回はイタリアのメディッシモというスキーリゾートです。ミラノから車で2時間ちょっとのところにあり、スロープの頂上は3000メートルとかなり高地になります。

今回は私のさらなる技術向上のための練習もあったのですが(笑)、メインは彼の新しいボードを試すことでした。オフ・ピステ用(パウダースノー用)にデザインされたボードです。写真でもわかるかもしれませんが長めにできており、さらにボードヘッドの幅が広く、先端はとんがっているのがわかるでしょうか。

パウダーではヘッドをあげるようにして滑るのですが、それをまさに実践するボードのようです。感触はなかなかのよう。かなり満足そうに滑っていました。

私は(ちなみに隣は私のボードです)確実に滑る練習を。最後は上級者用コースもゆっくりとですが恐怖感なく滑れるようになりました!

そのあとベルガモまで車を走らせ、食事をし私は空港からバスでミラノに一人で帰ってきました。この4日間、疲れたけどかなりスノボを楽しめました。

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Sunday, February 26, 2006

雪崩コース2

今日も朝8時過ぎに集合。フィールドワークです。まずは昨日とは違うスキーリゾートへ。ケーブルカーで頂上まで行きます。すぐにオフ・ピステに入り早速山肌をみて雪崩リスクのアセスメントです。自然発生の雪崩が幾つかありました。地図をみて高度、斜面の向き、角度などを確認します。



続いて雪崩シナリオ1。我々がチョコを食べて休憩している時に Rodger がせっせとビーコンやらスキー板を雪の中に隠します。そのあとで我々にテキストメッセージ。「雪崩発生、救助開始」。

急いでスノボで彼の言う「雪崩発生地点」に向かいます。到着したらまずどうレスキューするかを大まかに決めます。オーガナイズしないと無駄なレスキューにつながるからです。これに30秒ほど。そのあと早速ビーコンをサーチモードにして、雪中に埋もれた人(今回はビーコン)を探します。一般に、15分以内に雪中から救助された人のサバイバルレートは93%。15分以内に救助することがクリティカルになります。

ビーコンで一番強いシグナルをキャッチしたらプローブと呼ばれる棒でつつき、実際に何か埋もれているかを探します。感触があればシャベルで掘り起こし救助。救助後はその人のビーコンをスイッチオフします。これは複数の人が埋もれている場合、全てのビーコンがシグナルを送っていたら混乱しやすいからです。見つけたらスイッチオフ、は基本のようです。

今回は4つのビーコンが埋もれていました。合計で大体20分ぐらいはかかったでしょうか。かなり実践的でしたがなかなか思うように行かなかったのも事実。午後に雪崩シナリオ2を行いましたが、このときのほうがかなり効率的に動けました。

さて、そのあとはスノボでスロープを滑りながらフィールドの観察。途中でコーヒーブレイクを2回ほどはさみ、最後にラップアップで午後5時ごろ終了。2日間にわたるコースの終了です。アメリカの雪崩アソシエーション規定のレベル1コースに相当するこのコース。かなり雪崩のこと学べたような気がします。

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Saturday, February 25, 2006

雪崩コース1

朝8時過ぎに集合し、いよいよ現地とレーニングです。まずはケーブルカーを乗り継ぎ、高地3000メートルの氷河へ!ヨーロッパアルプスでは氷河が結構あるのですが、氷河の上をスノボするのは今回が初めてだったのでかなり嬉しい瞬間でした。残念ながらカメラを持っていかなかったのですが、まるで雲の上をスノボするような感じです。かなり平べったい?スロープで傾斜はそれほどでもありません。30度ぐらいでしょうか。とにかくついた瞬間は感激でした。

リフトを乗り継ぎ、さらに上を目指します。ヨーロッパのリフトは恐怖の T-BAR リフトが多いのです。チェアリフトになれた私はこれまでことごとくこの T-BAR リフトを避けてきました。写真のように、リフトはばねが入ったバーがつる下がっており、先はT字になっています。このT字のところにスキーヤーであれば座ってドリフトされるのですが、スノーボーダーはこのT字の片側を股に挟み、ドリフトされるのです。いやはや。Rodgerさんはさっさとリフトに乗って頂上まで行ってしまいました。しょうがないので彼と一緒に、サポートしてもらいながらの初T-BARリフト。かなり緊張です。

頂上ではまず雪を掘り起こす作業をしました。1.8m ほど掘り起こし、雪の層を観察するというもの。天気や降雪、風などの影響でいろいろな雪質が複数の層になっています。雪質によって弱層や比較的強い層にわかれており、弱層がスライドすることにより雪崩がおこるのです。なかなか面白い!雪質テストやら強度テストやらいろいろやっていたらいつの間にかお昼でした。もって行ったバゲットサンドで一息。お昼です。

その後はオフ・ピステをスノボで行きいながら雪崩の観察、ポイントなどをそのつど教えてくれます。半分雪崩コース、半分バックカントリーコースのようでなかなか満足です!

最後は氷河のところからふもとの村までスノボで降りてきます。こちらはオン・ピステでスロープを使いましたが、途中凍った滝などを見る事ができました。(氷河もそうですが、水は凍るととってもきれいな水色になるのです) 駐車場のところでビーコンのテスト。お互いのビーコンを隠し、探すという作業です。こちらは何回もした事があるので比較的簡単にできました。

しかし。かなりスノボ今日は滑れました。満足!

Friday, February 24, 2006

Leysin (Swiss)

朝6時に起床し、スイスの Leysin 目指してドライブです。雪崩のプライベートコースが始まるのは今夜からですが、早めに行ってスノボをしようということになりました。約3.5時間のドライブです。Leysin 自体は小さい村なのですが、周辺の渓谷にはたくさんスキーリゾートがあります。しかしどうやら地元の人が中心のようで、結構空いていていました。

先々週のスノボプライベートレッスンから2週間空いていたので、せっかく習ったことが忘れてしまってはないかと心配でしたがやっぱりレッスンを取っただけある!かなり楽に滑れるようになりました。

夕方5時半に今回の雪崩の講師である Rodger さんと会いました。地元ではなくイギリス出身とのこと。まずはパワポで雪崩のレクチャーです。雪崩をおこすのは何か?どういった天気、気候が影響するのか?斜面の向き、角度は?などなど、一般的な知識を詰め込みます(笑)。実践は明日から。楽しみです。

夜は近くのチーズ専門店で食事をしました。マッシュルーム入りのチーズフォンドゥ。これまで食べたチーズフォンドゥはなんだったの?というほど、美味!!!! スイスがますます好きになりました。

Thursday, February 23, 2006

起きてびっくり

午後4時でした!13時間寝ていたことになる・・・。よっぽど疲れていたのでしょう。でもまだ頭痛はとれず。Advil を飲んだら少しよくなりました。

明日から3日間スイスです。スノボもしますがメインは2日半にわたる雪崩のプライベートコース!!! 雪崩をマスターしたらバックカントリー・スノボにももっと行けるようになります。コースの最後には認定書もでるとか。帰ってきたらまた詳細報告しますね。

白夜行

読んでしまいました、東野圭吾の白夜行。実は以前に母親から送られた小包のなかにこの本が入っていたのですが、なにせ分厚いのでテスト終了するまでお預けにしよう、と思っていたのです。そして本日一気に読みきりました。4時間ほどかかったでしょうか。久しぶりの日本語小説、そして推理?殺人小説。かなり気合が入ります。

しかし!いいですね~。なんだか読み終えてなるほど!と思ってしまいました。東野圭吾、はまりそうです。といっても他に本がないからはまれないんですけどね。

さて、テストが終わってしたことその②。なんと始めて学校の女子サッカーに参加してみました。朝から頭痛がしていて、テストが終わってからもさっぱり治らないので、運動でもしたら治るかなと思って(という考えが不思議ですよね・・・)。ロイドも連れて行きました。最初のジョギングではロイドも皆と一緒に参加!なんだか犬バカですが、相当キュートでした。

実際の試合は男子コーチも混ぜて5対6の簡単なもの。私のいるチームは初心者だらけなのでおまけで人数が一人多かったのですが、途中でケガで退場の女の子がいたので結局は5対5。サッカーはほぼ、というか全くの初心者な私です。考えてみたら最初&最後にサッカーしたのが高校生のとき。そしてその時に左膝を負傷したという私にとってはトラウマスポーツです。

ということで無理はせず楽しむ事ができました。結構、上手にできましたよ・・・。こうしたチームスポーツって苦手かな、と思っていたのですがいやいや、なかなか楽しめました。

Wednesday, February 22, 2006

お鮨とビジネス

テスト終了後、スイス人のアーニャ、イタリア人のマッシモ、中国人のリリー、そして日本人の早川さんと日本食を食べに行きました。トラムに乗って10分ほど行ったところにあるこのお店、なかなかきれいでスタイリッシュでモダンな感じです。お鮨のほかにおそばやおうどん、ラーメン、カツどんなどもありました。お味のほうはまあ普通。美味しくもないのですがミラノ、という事を考えるとそれほど悪くはありません。また来たくなるお店ではあります。

さてここでなぜか話題が日本人の歪んだセックス・インダストリーの話になり、使用済みの下着を売るビジネスがあるといったところで大盛り上がり。スイス人のアーニャは以前にドイツのドュッセルドーフで働いていたことがあるのですが(ちなみにドュッセルドーフといえば日本企業がたくさんあることで有名な町です)、その当時の友達の友達であるドイツ人の女の子はなんとサイドビジネスで業者?に下着を売っていたとか!

丁度オペレーションやコストコントロールの授業を今ターム取ったところなので、みんな「このビジネスなら Cost of Goods Sold は少ないから大きな利益が稼げる!」「アーニャが働くとして(笑)、年間キャパシティは360か。ミラノには日本人は4000人いるから、その半分が男性として、何パーセントがターゲットになるだろう」「顧客満足度を上げるには写真をつけたほうがいい?」「価格設定は?比較価格はどれにする?」などなどなど、とっても熱心に語り合っていました。

しかし鮨をはさんだこのトピック、かなり面白かったです。

Operations & Technology

やっと最後のテストが終わりました!オペレーション業務についてのテストでした。内容としては製造キャパシティの把握とコントロール、在庫管理(オーダーの量とタイミングの計算)、サプライ・チェーン管理、です。あーこんな内容だったんだ、とわかったのは実は昨日の夜!といっても私の責任ではありません。実はこのコース、教えている先生がとってもわかりづらく、最後まで誰も何を学んでいる授業だったかわかっていなかったのです。

といっても昨夜は本を読んで勉強しました。一枚の紙切れのみは持ち込みOKだったので、これに全てを託し・・・重要なポイントをワードに打ち込んで行きました。

キャパシティの把握&コントロールでは、まず何がゴールかを設定することが必要です。品質なのか、製造上のフレキシビリティなのか、製造スピード(需要に間に合うような)なのか、それともコスト削減なのか。それをガイドラインとし、需要の予測と実際値のぶれにどう対応するか、などを決定します。また、オーダー・メイドなどといった需要がある程度見えている製品の製造プランをどのようにたてればいいのか、など。

在庫管理ではたくさん製品(あるいはパーツ)を持っていればいいか、というとそうではなく、在庫費と製品注文費が最小になるような在庫数はいくつなのかを計算します。さらに、それはどのタイミングでオーダーすれば在庫切れを避けれるのか、予期せぬ需要の増加に対応するためのセイフィティ・ストックはどれぐらい必要なのか。ここでは正規分布を使っての計算です。

サプライ・チェーン管理では、どのベンダーが自分の会社の業務に合っているのかを査定しなくてはなりません。そのためのツール(データを集めて Karljic や Purchasing Portfolio マトリックスを作成)についても学びました。購買部でもマーケットリサーチなぬものがあり、製品、パーツの新製品の傾向やプライス、サプライヤーの状況を常にサーチしていかなくてはならないのです。

内容としてはなかなか興味があるトピックです。それに昨夜まで気づかなかったのは残念。しかし、こうした全体像を学べたのはいいのですが、これを自分の専門分野にしたいかというと?マークが浮かびます。

とはいうものの、これまではフィールドにいて「なんで在庫切れなの!」「なんでお客さんを待たせなくてはならないの!」とやきもきしていた事があったのですが、製造の立場からみるとそれなりに理由があるんだな、というのもわかりました。

Tuesday, February 21, 2006

Corporate Finance

昨日のショックはさておき、今日のテストはそれほど難しくもなくさっさと終わりました。これまで金融の一般知識、財務諸表分析などを前のタームで学びましたが、今回は企業内でお金の流れをどう理解し、どのように資金を調達するかについてのトピックです。

ツールとしては社内作成のキャッシュ・フロー書を作成。期間中の資産の購入、売却でどのようなキャッシュの流れがあったのか、それに係わる減価償却はどのように処理するのか、といった調整が入ります。

そのほか短期のキャッシュ・バジェットを作成し、その期間で業務遂行のために、いつ外部資金の調達(銀行からのローン)が必要か、それはいつ返済できるのか、などなど。どちらもケースをいくつか使って行いました。

こうした数字を使った、比較的答えが明確なものは得意なほうです。バランスシートでは Assets (資産)と Liabilities & Equity (日本語では何というのでしょう・・・すみません)の数字があっていなければそれは正しくないし、キャッシュ・フローでも最後に出てきた数字がバランスシートのキャッシュの変動に一致していなければなにか調整を見逃しているということになります。

企業といっても資金の調達がなければビジネスはできません。そして、日々のキャッシュ(現金)がなければ日々の業務はできないのです。コーポレート・ファイナンスってこうした視点からみているんだな、ということが漠然と理解できたような気がします。

Monday, February 20, 2006

Cost Control Management (test)

コスト・コントロール…。かなり奥が深い授業です。製造費の計算、振り分け方から始まり、最後はコスト分析をもとにディシジョン・メイキング(社内製造にするかアウトソースするか、製造中止にするか、などの決断)を下すところまでカバーしました。

製造費:直接製造にかかわる人件費や材料費は簡単にトラックできるのですが、間接費をどう振り分けるのか、が問題になります。例えばかばん工場で大量生産のかばんと手製のかばんを作っている場合、光熱費などはどのようにこれらの製品に関連付けるのか。方法によってコストは大きく代わり、いわゆるトゥルーコスト、というのは存在しないのです。

ここで私はいつもつまづきます。なんで答えがないコストを計算しているんだ???

とはいうものの、週末に集中勉強したのでなんとなく概要が見えてきました。そんな中でテストを受けたら、なんとテストはこれまで学んだツールを実践に使用したケーススタディ。ようやく概要がつかめて、一つ一つのツールをなんとなく理解し始めたところ。こんな私に応用編であるケーススタディはできません…。というのが玉砕の理由です(涙)。あーでも再試、本当に受けたくないなーーー。

Cost Control Management

か、かなり撃沈です。もしかしたら再試になるかも・・・。明日の勉強もあるので詳細はまた後ほど。

Sunday, February 19, 2006

ゆったり(しすぎ?)の週末

土曜日は結局集中力がまったくなく、なかなか勉強進みませんでした。月曜日にあるコスト・マネージメントをひたすらやっていたのですが、まだこんなにあるの?というほどスライドと問題の数々。ここまで何もしなかった私も悪いんですけどね。結局夜も10時ごろには疲れて寝てしまいました。

そして今日は。比較的進んだかな?といってもこれまでのテスト前に必ずやっていた過去問は今回まったく手をつけていません。コスト・マネージメントの他に、火曜日の教科であるコーポレート・ファイナンスのキャッシュフロー(社内用)やキャッシュバジェットを一通りさらりと確認したのみ。今回はとりあえずテストにパスする事を目標にしているので(笑)それがやる気のなさに現れているのかもしれません。

お昼過ぎには予定より早く彼がスイスから戻ってきました。スノボ、まあまあ楽しめたよう。スイスで会った人々が鼻持ちならない奴が多かった!とぷんぷんしていたので、どんな人だったの?って聞いたら「どこどこのMBAをやって今はファイナンスでこれこれやっていて、このポルシェは2台目で・・・と金持ちぶりを自慢するような奴だった」とのこと。うーん私もMBAやっているんですけど!

Saturday, February 18, 2006

Human Resource (test)

終わりました。ようやくテストが。

この授業はようは人事の話です。毎回3時間の授業のなかで理論とケースをカバーします。トピックとしては人事戦略、採用、トレーニング、勤務評価、給料制度、そしてリストラについてでした。ケースとしてでてきた幾つかは結構興味深いものがあります。

例えば Southwest Airline はカリスマ的存在のCEOのもと、カスタマのためにフレキシブルに働く、というのが基本のようです。面白かったのが、バケーションのため Southwest を予約したお客さんが当日犬をつれて現れ、犬を飛行機に乗せれないとわかった時の対応(そもそもいきなり犬を持ってくる人もすごいですけど)。通常なら丁寧に断りますよね。ここではなんと対応した従業員が「バケーションを無駄にするのはもったいないので、ぜひ行ってきてください。その代わり、犬は私が預かって面倒みます」といったとか。これかなりすごい。

モトローラでのケースでは社内トレーニングの充実について、でした。モトローラでは単なるシステマチックなトレーニングシステムではなく、モトローラ大学というものを社員向けにつくってしまったようです。そして品質管理の合言葉である「シックス・シグマ」(正規分布でSDプラスマイナス6以内= 99.99...% の品質管理を徹底しよう)というコースにいたっては従業員必須科目のようです。

などなど。ケースは面白いのですがいまいち理論がすっきりしません。ケースから私が考えることと、先生が教えてくれる事にいくつも食い違いがあるからです。例えばリストラの時はネガティブな影響を社員に与えてしまう、という教え(by 先生)。私の意見では、でも逆に言えばリストラになっても私は解雇されなかった!というのがポジティブな影響にはならないのかしら?と考えてしまいます。超ポジティブ・シンキングなんだかわかりませんが、どうやら私には人事は向いていない、というのがこのコースの結論。あーでも終わってよかった。

マーケット

久しぶりのマーケットです。いつも土曜はスノボの日なので、しばらくご無沙汰でした。たまたま今週は彼が朝早くにスイスに行くので(友達に会いに)、一緒に早起きして私はロイドとマーケットに行きました。(ちなみに彼は出張先のフランクフルトから昨晩ミラノ入りし、そしてすぐにスイスへドライブ・・・となんとも多忙なスケジュール)

朝早すぎて、といっても8時過ぎですが、まだ開いていないお店もありました。でも空いてさっさと買い物ができます。いつも10分は待たされる生ハムのお店もすぐに対応してくれました。今日の目玉は苺!久しぶりです。冬って苺でしたよね。1月の誕生日にいつも母が苺のケーキを作ってくれたのを思い出します。

そして新鮮なリコッタ・チーズに卵。朝から豪華な食卓となりました。
これで気合をいれて勉強できるかな??

Friday, February 17, 2006

Up and Down

すこし愚痴をここで。

現在夏のインターンシップ先を探していますが、現実は結構暗い?状態です。ヨーロッパに来た理由が、そもそもヨーロッパでの経験(文化含めて)を積む、というのがメインです。しかし、インターンシップを出願する時点でここで思わぬ苦戦を強いられています。そのメインが二つ。一つはビザ。もうひとつは言葉です。

ヨーロッパ以外の国でも(USなど)、インターンの出願条件に「この国で働く権利を有していること」というのが大きく掲載されています。EU統合により、ヨーロッパ内であれば自由に働けるヨーロッパ人のクラスメートを横目に、実質日本でしかチャンスを許されない日本人の自分にフラストレーションがたまります。

それでもめげずに、人材がよければビザをサポートしてくれる企業もあるだろう、と探しています。特にグローバルである企業であれば、国際性を重視し、よりソフトに対応してくれるのではないか、と。

たまたまもらったある製薬会社のコンタクト先。連絡をしてみました。そこでわかったことは驚愕の事実。どうやらこの会社は「母国採用」が原則のようです。日本人なら日本でのみ受付。メキシコ人ならメキシコだけで受付。アメリカ人はアメリカのみで受付。トップ10製薬に入っているこの会社。グローバライゼーションから真っ向対立しています。

言葉も大きな問題。やはり出願条件に「現地の言葉を話すこと」「ヨーロッパの言語をひとつ以上話すこと」と記載されています。スイス出身のクラスメートは6ヶ国語を自由に操ります。やはり彼女は必ず一次選考には残っています。

言葉はイタリア語を習得していない私のせいでもあるのですが、なんだかやはり難しいです。(とはいうもののポジティブシンキング派の私はヨーロッパ滞在中にイタリア語とフランス語をマスターしてやる、と思っているんですけどね)。

アジア出身者だけではなく、南米出身のクラスメートも苦労しているようです。
グローバライゼーションってなんなの。
均等雇用機会ってなんなの。
ってちょっぴり思ってしまいました。

Thursday, February 16, 2006

ようやく

Human Resource のアサインメントが終わりました…ってもう午後11時半です!お昼過ぎからたらたらやっていたこの課題、午後8時の時点で完成したので散歩がてらロイドを連れて学校にプリントアウトしに行きました。それがそもそもの間違い?いろんな友達に遭遇し、犬と戯れ、アパートに戻ったのは10時過ぎ。そしてプリントアウトをみて校正しはじめてしまいました…。よりよいレポートのためにはいいのですが、これが以外に時間をくってしまいました。

これから明日のテストのためのスライド読みです。この授業、10数枚のアサインメントの他にしっかりとテストがあるのです。ため息。

チキンカレー

昨日ミラノは雨で底冷えがしたので、夜はカレーを作ってみました。以前に友人が送ってくれたカレーペーストとお米(インド米)を使って、です。外に買い物に行く気力がなかったのであるものでつくってみました。冷凍のチキン、乾燥レンティル豆、玉ねぎ、ヨーグルト。ペーストが程よく、辛すぎず香辛料も強すぎず、でとてもおいしいフレーバーに。さらにインド米!お鍋で15分ぐらいで準備できてしまいました。

ミラノはリゾットの地なのでお米の種類が結構豊富です。といっても全部イタリア米ですが。日本で言うとコシヒカリや・・・(なんでしたっけ、他の種類)などといったところでしょうか。でもどうやらイタリア人は作るリゾットやお料理によってお米を使い分けているようです。実はこないだ買ったお米が、どうも日本の炊飯器で炊くとべちゃっとしてしまうタイプのもので、おいしくないお米ばっかり食べていました。今回、日本米ではありませんがインド米がものすごくおいしく食べれたのでかなりこれからはまってしまいそうです。

Economic Cycles

マクロ経済のテストが終わりました。マクロ、といっても Economic Cycles とよばれるこの授業ではレクチャーが半分、そしてクラスディスカッション(いわゆるディベートとというものです)が半分で構成されていました。カバーされたトピックは全部で7つ。経済成長、ビジネスサイクル、労働市場、グローバライゼーション、為替レート、そして財政政策と金融政策です。それぞれのトピックについて、二つのチームがお題を渡され、Yes あるいは Noの立場から議論をする、というのがディベートの部分でした。

大学の基礎科目でも確か経済はとったことがありません。ですので実はマクロは私にとっては未知の世界なのです。恥ずかしい事に、財政あるいは金融政策といわれても内容はピンとこなかったのが事実。金利があがるとどうなる?何かが起こる、というのはなんとなくわかるのですが(笑)、それがどうしてどういうメカニズムで起こるのか、というところまでは全く考えた事がありませんでした。

タームの間は例のごとく全く勉強していなかったので、ほんとここ数日(はっきりいうとこの2日間)で上記トピックを自分なりにカバーしました。全ての事が独立して起こるのではなく、連鎖反応的に起こり、さらには最初にたてた目標を達成するためにしたことが結局その逆になってしまったりする…などといった複雑なシステムにかなり頭が混乱してしまいました。

しかし。いくつか習った理論のなかで、 Solowの理論(Output の成長率はキャピタルストックによって異なる)はかなり有効な理論のようです、と記述されていたノートをみて唖然としてしまいました。アダムスミスを初めとしてこれまで何百万人の人が経済を学んでいるのに、まだ確固たる理論がないなんて!

でも考えてみれば、確かに医学でも生物学でもまだわからない事はたくさんあります。経済も同じなんですね。複雑なシステム、ダイナミックな動き、そして常に変わる環境。全てを説明できるスーパー理論というのはまだないのですね。

とだらだら書きましたが、テストの手ごたえは・・・んん、問題は難しくなかったと思いますが、それをどうマクロ的に答えられたかは謎です(笑)。

Wednesday, February 15, 2006

ゆったり(しすぎ?)の週末

今日は一日オフです。明日からのテストに備えて、勉強、かな。

テストを乗り切るためではなく、そこからなにか学べるようにしたいと思います。

とりあえず・・・犬と戯れてから、今後のEUの金利について考えてみます。

写真は週末に取ったもの。かなり毛がのびてきました。このクシャ、とした顔をみたくて無理やりクシャ、っとさせているのです(笑)。

Tuesday, February 14, 2006

オニオンスープの代償

昨日は学校に残り、なんとか Human Resource のアサインメントのドラフトを完成しました。最後のほうはほとんどお粗末な内容です(笑)。でもとりあえずひととおり目を通し、書いたことが重要なのです。しばらく放っておいて、提出前日に再度読み返してみよう、と。

帰宅&散歩したらもう午後の10時をまわっていました。マクロの勉強しなくちゃな、と思いながら現実逃避で始めたのがオニオンスープ。丁度先週末フランスで買ってきたバゲットが残っていてひからびていた?のです。
たっぷりのバターと玉ねぎをひたすらいため、白ワインとブイヨンで味付け。最後にひからびたバゲットを加え、オーブンに20分ほど入れておいたらなんとも美味しいオニオンスープとなりました。

おかげで?マクロの勉強、5分教科書を読んでは30分机につっぷして寝て・・・というのを5サイクルぐらい繰り返してしまいました。結局読んだのは同じラインのみ。ふと気づくともう午前2時半。結局勉強ははかどらず、何にも成果のない夜でした。

Monday, February 13, 2006

Human Resource

ただいま、苦しんでおります。何にか、というと・・・金曜日締切の Human Resource のアサインメント。アメリカの製造工場のケースを読み、HRとしての改善策を提案するものです。10-15ページが必須のアサインメント。かなり四苦八苦しています。

そもそも木曜日から週末を挟んで5日連続のテストの日が続きます。今タームはブログを読んでいただいてもわかると思いますがスノボに熱中してまだ勉強をスタートしておりません(笑)。そんな中、このアサインメントはかなりつらいのです。

とブログに逃避する前に、とりあえず書かなくては。
がんばります。

Sunday, February 12, 2006

オリンピック

って始まったようですね。現地イタリアにいながらこの程度の感覚ですみません。土曜日はトリノの近くまで行った(フランスへ行く途中)にもかかわらず、この認識ぶり!今日数日ぶりにインターネットを見て日本のニュースがオリンピック一色で驚いています。

ちなみに。男子スノボハーフパイプはホワイトが優勝したようですね。さすが。日本のファンもフィーバーしていることでしょう!

Saturday, February 11, 2006

プライベート・レッスン

再び Chamonix でスノボのプライベート・レッスンを受講してきました!インストラクターはフランス人男性。朝9時に集合、と約束したのに早速寝坊してしまい(笑)、フランスの Chamonix に到着したのはなんとか9時半過ぎ。早速彼に会い、レッスンのスタートです。

フレッドというインストラクターは30代後半でしょうか。18歳の頃から教えているようです。このエリアにはなんと500人ほどのインストラクターがいるとか。真っ黒に日焼けした彼はスキー、スノボ、フリーライド、パラグライダー、ロッククライミングなどなんでもこなすナイスガイ、です。そしてフレンチアクセントの英語。なかなかいい感じ。

最初に滑ってまず指摘されたことは、バインディング。どうやら私に合ってなかったようです。早速直してもらったら、なんと滑りやすいことか!これまではいったい何だったの、状態です。積極的にいろんなスロープに連れて行ってもらい、また的確なアドバイスのもと、上達してきたような感じです。辛抱強く、怒らずにゆっくり教えてくれたそのスタイルもよかったのかもしれません。お昼前にはブラック・ダイヤモンド(上級コース)に挑戦・・・ただし玉砕(笑)。

ピザを食べて気をとりなおし、一時また下手になったものの最後には復活。とっても楽しい一日でした。

ちなみに気になるお値段は・・・250ユーロ!こんなものなのでしょうか。でも満足です。

Thursday, February 09, 2006

ブルガリアン・ディナー

今日はクラスメートのブルガリア人に招待されて、ご飯を食べに行きました。彼と奥さん、そして私とギリシャ人の4人(プラス犬一匹)でした。市の中心に住んでいるので小さめのアパートですが、絵が幾つか飾られてあり、とっても心地よい!私もアパート改善しなくては、と反省してしまいました。

さて、ディナーはほとんどブルガリア人の彼 Vladimir がつくったようです。奥さんの Nadia が焼いたというパイ生地にチーズが挟まっているパンを初めとして、トマト、きゅうり、フェタチーズが入ったサラダ、ヨーグルト&きゅうり、にんにくでできているダヅキ(ってカタカナでは書くのでしょうか)。ギリシャに近い国なので、ギリシャ料理のようなラインアップです。アペタイザーはトマト、サラミ、フェタチーズをまぜたものに卵を落としたココットのようなものでした。そしてメインはオーブンで数時間煮込んだポーク!最後は Nadia が焼いたケーキにアイス、と盛りだくさんのお料理でした。

話もいろいろ盛り上がりなんだかとってもいいひと時を過ごしました。私が持って行ったフランスのワインも好評でよかった!

と真夜中を過ぎたところで先ほど帰宅しました。来週後半からテストなのに、まだなにもしておらず。今日もこんなに飲んでしまってはとても勉強どころではありません!ということでさっさと寝ようと思います。おやすみなさい・・・。

Tuesday, February 07, 2006

実は

もうすぐテストです。来週後半から始まります。

と言ってもまったく勉強しておらず。
今日から、と思い家に帰ったところで、いきなり切干大根の煮付けと釜揚げうどんを作り、それで満足してしまいました。たくさん食べると眠くなる、のとおりに夜10時にはすでにベッドで寝ていました・・・。

いかんいかん。

Genentech

久しぶりにWSJで面白い記事がありました。癌の話です。
Genentechが開発したAvastinという薬、どうやら癌細胞に起因する血管新生をブロックするだけではないようです。ある短い期間ではあるものの、既に存在する体内の血管の働きをよくするようです。これにより、血液の循環がよくなり、化学療法をより効果的にし、放射線療法による癌細胞の反応も改善されるとか。ただし、こうした現象がいつ始まり、どれぐらいの期間(ちなみにこの期間はnormalization windowと呼ばれている)おこるのか、また癌の種類によってその期間はどれぐらい違うのか、などは未だわかっていません。アメリカのトップレベルの癌センターや病院などではこれについて臨床でデータを取り始めたようです。

Sunday, February 05, 2006

ふらふらとベネチアへ

ベネチアに行ってきました!車でミラノから3時間です。特に何も調べていかず、出たとこ勝負?の気ままな旅です。もちろん犬のロイドも一緒に連れて行きました。



冬ということでしょうか、観光客もそれほど多くはおらず、静かに街を歩くことができました。古い建物に囲まれた細い道。運河沿いにみられる窓の外に干された洗濯物。なんだかとっても素敵です。街の中は車が通っていないのでロイドも綱を離してとことこと我々のあとをついて来ます。

遅めのランチはシーフード。イカ墨で煮たイカはとっても柔らかく、付け合せのコーンでできた黄色いポレンタとの色の相性も抜群です。どうやって作ったんだろう、材料は何かしら?とよく見てみたのですが、イカ墨のおかげで全く何がはいっているのかわかりませんでした(笑)。

Saturday, February 04, 2006

再び Chamonix

またしてもフランスのシャーモニーに行ってきました!もちろんスノボです。今回は気合をいれて朝4時半起床!といっても出発は一時間後でしたけど・・・。道もすいていて9時ごろには到着しました。

今回は彼はガイドを雇って山登り&フリーライド。私は一人でのびのびと?ゲレンデでスノボを楽しみました。合計で20本ぐらいは滑ったでしょうか。だんだんコツがつかめてきたので繰り返しリフトに乗り、滑りを楽しみました。おかげでお昼を食べたのは午後3時(笑)。

夕方彼とガイドに合流。どうやら彼らも充実したランだったようです。

Friday, February 03, 2006

グリーク・パーティ

パーティの写真をアップしました。今回はお店での開催だったからかたくさんの人が来ていました。MBAクラスメートだけではなく、ファッションのクラスからもたくさん!

明日は授業は10時半からなので、みんな精一杯酔っ払い、踊りまくっていました(笑)。

インターンシップ

夏のインターンシップのための活動が次第に増えてきています。比較的ずぼらな私も、とりあえず3つの会社に応募しました。コンサル、製薬、そしてメールサービス(笑)。最後のはただ単に待遇がいいので、というのが理由なんですけれどね。私の興味のある業界(製薬、バイオテクノロジー、食品)は自分で機会を探さないといけないので、これからもっとインターネットでサーチして、積極的にアプライしていきたいと思います。

さて、今夜はギリシャ人が主催のグリーク・パーティがあります。久しぶりにカメラを持っていくので、面白い写真ができたら後ほどアップしますね!(ちなみにもちろん犬のロイドも参加です)。

Thursday, February 02, 2006

納豆パワー

実家からの荷物が届きました!誕生日のリクエストもあって、今回頼んだもののメインは納豆!そしてインスタントラーメンです(笑)。でもその他、切干大根やら青海苔(大好物なのです)、そしてぬれせんべいなどいつもどおりたくさんの日本食を母が送ってくれました。大感謝、です。