Friday, December 29, 2006

Goodbye Paris

本日パリを去ります。

まるでそれを祝うかのように(笑)今日は快晴。ここのところ寒い日々(最高気温0℃)が続いていましたが、空気はスカッとしてとても爽やかです。

夕方 Dusseldorf に到着し、夜にはスイスに移動します(またしてもスノボ)。今年のブログはこれが最後になります。

みなさん、良いお年を。
そして新しい一年を... 楽しんでくださいね!

Thursday, December 28, 2006

この一年、この数年

パリの最後の夜です。友人と食事に出る予定。


これまでの人生?を振り返ってみると住み慣れた都市がいくつかあります。

東京
大阪
トロント
サンフランシスコ
ミラノ
パリ
(シドニー)
(ロンドン)
(ドュッセルドルフ)

観光客として訪れたのではなく、その地に住み街を知るようになったことで、これらの都市で暮らす、あるいは街を歩くのがとても居心地よく、快適に感じられます。今後どんな地にこれから住むことになっても、これらの都市での経験はプラスになることでしょう。

パリでも、4ヶ月という短い間ではありましたが、高校時代の友人に再会したり、学校でも少人数ながら信頼できる友人を見つけることができました。学校、という特殊な環境なので比較的友人は作りやすいとは思いますが、それでも短い間で人間関係を築くことができたのはやはり自信になります。

これから私のパスはどこに行くのでしょうか。前職を離れた時も、一緒に働いた仲間達との別れを惜しみつつも新しい未来への期待感でいっぱいでした。今回も同様。これからどこで何をするのでしょうか。そしてどんな出会いがあるのでしょうか。

楽しみです。

Wednesday, December 27, 2006

インターネット中毒

山から下りてきたら藤原紀香が婚約会見をしていたから...というわけではありませんが、ずっとインターネットでいろんなニュースをチェックしています。今日は学校のレポートをさっさと終わらせようと思ったのに、結局数行書いては1時間インターネットといういつものパターンで、数枚書き上げるのに6時間ぐらいかかりました(笑)。

あ~でも頭が痛い。こんなに長時間スクリーン見たの久しぶり。東京での仕事以来でしょうか...。

さてこのあとは。洗濯を大量にしたのでアイロンかけ。自慢ではありませんが、アイロン、私ここ数年やっていません。なぜ私が?と思うのですが、アパートを引き渡すにあたってベッドのシーツやらなんやらをきれいにして返さないといけないのです。洗濯して干したシーツ類はもちろんしわだらけ...。こんなことなら乾燥機かければよかった。節約したはずなのに私の貴重な時間がアイロンに使われていく...。

その前に、ロイドの散歩でもいくか(現実逃避)。

パリに戻りました

地獄の?合宿から先ほどパリに戻りました(笑)。いや~久しぶりの肉体派休日、かなり疲れました。明日、たっぷりとアップデートしたいと思います...。

Monday, December 25, 2006

ツアー 二日目

初日のツアーがかなり効いて、翌日は二人とも朝早く起きることができませんでした。なので一日おいて、再びツアーです。

この日は私の体力もかなり復活し、さらにスノーシューを履いたハイキングとはどういうものだったかを思い出したので(笑)、登りは結構楽に感じました(途中までは一日目と全く同じルートです)。


休憩の際、彼の足元に落ちたシリアルのかけらを食べようとしているロイド(上)。

今日は南向きの斜面を登ります。途中日が差してきて、薄着にしていた(2レイヤーで、アウタージャケットは着ていなかった)にもかかわらず汗がだくだく。ようやく一つ目の目標である湖まで辿り着きました(下の写真の平たいところが湖です)。



ロイドは今日は Ice Ball にならずに、日向ぼっこをしながら休憩。



このあと思ったほど雪が斜面にのっておらず、岩がごつごつしていたため別のルート(ピンクの線)に変更。ここまでで既に5時間ほど歩いています...。この最後の登りが私はどうしてもつらくて、太陽光線による体力消耗、硬い雪の下にあるシュガー・スノウ(さらさらした雪で足が滑りやすい)に苦労して泣き言をいう(笑)。本当に疲れました。おかげでこの日唯一できたラン(数分)も悲惨な状態に...。



斜面を下ったあとは信じられないことですが、また歩いて下山です。昨夜変えたバインディングのせいか、ターンもイマイチでクラッシュしてばっかりの私に愛想をつかした彼。かなりの口論になり、疲れも生じて私も本当にむかついて「お前なんかとスノボするか~!!!」と英語&日本語でのたうちまわっていました。体力的な疲れ&精神的な疲れでもうずたずた(笑)。

思えば、去年のクリスマスのスノボ合宿(彼の中ではスノボ休暇なのですが、私にとっては合宿)も口論したなあ。お互いに成長していないってことかしら...。

などと思いながらようやく9時間後にふもとに戻りました。最初のハイキングは楽しかったけど、その後は本当になんのためにやってんだ??と思ったツアーでした。ま、こういうこともあるよね。

Saturday, December 23, 2006

ツアー 一日目

パリから列車に乗って約5時間。モンブランの裏側(といってもどちらが表なんでしょうね)の町、St Gavais からさらに車で20分ほどいったところにある Les Contamines に行ってきました。こちらは昨シーズンも何度か訪れているエリアです(イースター休暇夏の登山)。


午前6時に起床し、7時半過ぎから登山を始めます。雪のおかげで視界はなんとか大丈夫。


写真(上)のように、バックパックにスノボを担ぎ、スノーシューを履いてのハイキングです。1週間ぐらい前に一度雪が降ったようですが、昨シーズンと比べるとまったく雪の量がありません。こんなんでスノボ下山はできるのかなあ、と思いながらひたすら歩きます。途中休憩を挟みながら結局この日は4時間ほど歩いてランチポイントへ。


でも風がものすごい強い!山頂の向こう側からの風で雪が舞い上がっているのがわかるでしょうか?強風でしかも長いボードを担いでの歩きだったので、なんと私は一回ひっくり返ってしまいました(笑)。体勢を低くして歩いていたのに。しかしこういう風の時って、こちら側サイドに雪がのっかりウィンド・スラブ(雪崩の原因のひとつ)を作りやすいんですよね。


本来ならば紫のルートで登り、スノボで降りてくる予定だったのですが、結局この風のため断念し、途中で引き返しました(ピンクの線)。そして普段ならスノボでずっと下れるはずなのに、雪が少ないおかげで歩いて下山する場面も。


今回は初めてスノボ・ハイクにロイドも連れて行きました。相変わらずハイパーテンションなロイド君。長くなってきた毛に雪がくっつき、それが氷に変わってしまい、全身氷まるけ(笑)。本人は体温を上げるためか必死で雪かきをしていました。

結局ふもとに戻ったのは午後3時半。合計で8時間のツアーでしたがとても疲れました。今シーズン最初のスノボで、バインディングの位置も少し合わなかったし、なによりリゾートで足慣らしをせずにいきなりバックカントリに来てしまったので私的にはとても不満な滑りになってしまいました。

そしてあの強風...。彼も私もロイドも午後9時には就寝するほど(笑)かなり体力使ってしまいました。あ~疲れた!

Thursday, December 21, 2006

終わりました

MBAプログラム及び全コース終了!

本当に最後の授業&テストがおわりました~。なんだか名残惜しい気もするけれど、最後の日の授業がどちらも好きな戦略の授業でよかった。教授もパリでは一番良い先生だったし。

終わった~!!!

と喜ぶをかみしめる間もなく?そろそろ列車の旅にむけて出発します。先ほど1週間ほど会っていなかったロイドもピックアップできたし、あとはみかんを持って(笑)列車のなかでぐうたらな雑誌でも読むとしますか。

では行って来ま~す!
(クリスマス明けにアップします)

Wednesday, December 20, 2006

のだめ

昨夜から勉強するはずが、全くしていません。なぜかというと...友人のブログでみた「のだめカンタービレ」にはまってしまって(笑)。YouTubeでダウンロードして、とりあえず1話から9話まで一気にみました。自慢です。おかげでベッドに入ったのは昨夜午前3時...。

最近の芸能事情には疎いのですが、なんだか可愛らしいキャラがたくさんいて相当はまってしまいました。女らしい真澄ちゃん、きりっとした清澄、情に厚い龍太郎...。主役二人もなかなか良いですな。主人公の男の子(玉木宏というらしい)は昔の東山を思い出させるような感じ。って古いですね。

それではそろそろ勉強するか。

明日学校を終えたらスノボ合宿に向かいます♪

Tuesday, December 19, 2006

4科目終了(あと2つ!)

月、火、と4科目の授業が終了しました。ハイライトは月曜の発表。市場調査のコースで、新製品開発、消費者嗜好度調査、新製品のマーケットシェア計算、製品ライフサイクルの予測、など統計的に様々な市場調査の手法を学ぶコースです。教授はかなりクセのある人で、学術(統計)的にはとても優れているのですが...。

我々のチームはラップトップの新製品について、ヨーロッパの学生をターゲットにコンジョイント分析を行いました。この調査のためにボッコーニの仲間にはとてもお世話になりました(笑)。アンケートをヨーロッパのMBAの学生に送り、結果を集計しSPSSにて解析。合計で100近いレスポンスがあったのですが、実際に使えるデータは42のみ。

42のデータをグループとして解析し、さらに個人レベルで製品属性(仕様)の好みを解析します。ちなみに、ラップトップ購入のポイントは①メモリー、②CPU、③ハードディスク、④金額、の順番のようです。

しかし。面白かったのが、フランス人学生(ESSEC)に行ったアンケートで受けた質問。

「あの...CPUってなんですか?」 (→しかも同じ質問をした人が10人以上いた)

「あの...ラップトップってなんですか?」 (無言...)

言語のせいか、ラップトップの知識がないせいかどうだかわかりませんが、当たり前と思っている知識、常識が通用しないことにびっくり(笑)。余談ですが、フランス語圏では、DNAのことをADN(Acide désoxyribonucléique)というそうです。ベルギーでポスドクをしているカナダ人の友人がとても驚いていました。

普通のコンジョイントならこれで終わりですが、なにせ統計専門の教授なのでこのコンジョイント分析のバリデーションを行わなくてはなりません。これはプロファイル選択と繰り返しアンケートで実施。バリデーション解析も終え、ようやく夜19時からの発表に間に合いました。発表自体は好意的に終わりとても満足...。あとはワードでのリポートを年始に提出するだけ。といってもこっちはまったく手をつけていないんですけどね(笑)。冬休みの宿題になりそうです。

Monday, December 18, 2006

Commencement Day

いよいよ、卒業式です。約1年半のMBAプログラムもこれで終了です。だけど全然実感がわきません。まだパリで授業が残っているからでしょうか。ミラノの友人たちはテストも終わってすっかり卒業ムードのようですが...。



朝8時半に集合した場所はミラノの証券取引所。ドゥオモから歩いて10分ぐらいの、ミラノの真ん中にあります。久しぶりに会う友人達に、「久しぶり、元気?」「いつ交換留学から帰ってきたの?」「この後の予定は?」と基本情報を交わすだけであっという間に時間が過ぎていきます。10時過ぎにようやく式典のステージの裏に集合してガウンと帽子をかぶります。みんな恥ずかしそうだけどとてもいい顔しています。




プログラムの学長や招待客の挨拶の合間に、クラス代表の挨拶がありました。我々のクラスからはイギリスのBaljit。思い出に残る出来事、ケース、パーティなどを上手に絡めたスピーチとその後の写真のスライドショーを見ているとこの1年半が走馬灯のように頭の中をめぐります。



イタリアという国で暮らし始めた去年の秋。
いろんな国、いろんなバックグランドを持つクラスメートとの出会い。
気のあう仲間、気の合わない仲間とのグループプロジェクト。
全く知らなかったビジネスの知識を大急ぎで詰め込んだ最初の学期。
クラスのマスコットとなった愛犬ロイド。
夏の製薬会社でのプロジェクト。
交換留学でミラノを離れパリで生活を始めたこと。

特に夏のプロジェクトで一緒になったスイス人のアーニャ、イタリア人のクラウディオ、オーストリア人のマニュエラとはとても仲良くなりました。最初は各自のスタイルに慣れなくて大変でしたが、プロジェクトがうまくいかない苛立ちを分かち合った経過とプロジェクトを終えた時の充実感から、最後は信頼できる仲間になりました。



ミラノにいた時は学校のレベルはどうなんだろうと不安に思ったことも正直何度かありました。でも交換留学に出ることで、ボッコーニの良さ(経験を積んだクラスメート、少人数制のクラス、選択性ではなく強制のクラス参加)が身にしみてわかりました。

式を終えた後でも実感はありません。MBAホルダーになったんだ、と正直まだ思えないのはやっぱりパリに最終試験と発表を残しているからでしょう。

でも、ミラノに来てよかった、苦楽を共にした仲間に出会えてよかったと本当に思います。特にフレンド・シップ。ビジネスのネットワークを広げる、というよりも、友達になった、と非常に強く感じます。ビジネス目的ではない、本当のフレンドシップ。

最初のグループワークで一緒になりMBAの中でもとても仲良くなった
ブルガリア人のブラディミア




日本人仲間の渡辺さん(とリリー)



あの典型的北イタリア人の
マテオ




アジアン・ビューティ?(中国からのウェン、リリー)




最初はてこずった?
けど最後にはとても仲良くなったマニュエラ。




「スタイル」
をほめてくれたレンゾー(スイス人)。



今日は卒業式。でも Commencement という単語は二つ意味を持っています。学位授与式。そして、新しい始まり。良くも悪くも、ボッコーニで出会えたメンバーと笑顔で一緒に踏み出す第一歩。涙よりも笑顔でみんな一杯の一日でした。

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式に来ることはできませんでしたが、夜には彼もミラノに来てくれました。一緒に食べたディナーが、これまた美味しい...。久しぶりの本場イタリアン。卒業式の余韻もあったのでしょうが、美味しい食事を好きな相手と楽しめること、改めて幸せだな~と感じました。あ、ロイドはいなかったけれど(笑)。

そして back to Paris

卒業式が終わり昨夜パリに帰ってきました。卒業式の様子は今夜か明日にでも写真入りでアップしますが、パリの授業を終えるので今週は必死です。

昨夜は夜10時半に帰宅し、午前2時まで今日(月曜)の発表の資料づくり。パワーポイントだけなら数分で終わりますが、データ解析が終わっていなかったので...。自分を含めた3人のチームで1人は使い物にならないだけではなく、理解が遅く私ともう1人のメンバーをてこずらせてばかりです。今日はもう彼女は無視(笑)。

発表は今夜19時過ぎからです。長い一日になるなあ。

Wednesday, December 13, 2006

明日の準備

明日からミラノです。と、その前に、明日は戦略の授業での発表があります(笑)。ドッグ・フード産業について。私の深い知識が役立ちそうなディスカッションです。

今日はそのグループとミーティングのためだけに学校に行きました。列車はとりあえず動いていました。このグループは8人で、メキシコ人、イタリア人、インド人、モルジブ人、中国人、フランス人、アメリカ人、そして私。いや~見事に皆さん国籍違います。戦略で8人って議論が大変なんですけど、今回は完全な分業をしたのでものすごく楽。さらにみんなあっさり的確に話ができるのでさらに楽。結局何もやらないのはフランス人だけでした。

声は大きくして言えませんけど(笑)、ESSEC の授業を通してみんな(留学生)の共通の理解は「フランス人は何もしない。そして、理解が悪い」。はっきりいって、イタリア人のほうが良く働きます。まあ ESSEC に限ったことかもしれないけど。

これ以外にレポートもあって、先ほどまで家でだらだらPCに向かっていました。でもぜんぜんやる気はしません。だって明日からミラノだもの。そして金曜は卒業式だもの~。

5分PCに向かっては、1時間明日の準備をする、というパターンが続きます(笑)。その一環がネイル。久しぶりにやりました。フレンチネイル。自作です。2回やり直した(笑)。ちょっと2回目もイマイチだけどまあ、いいや、もう遅いから。乾いたら寝よう、っと。

Tuesday, December 12, 2006

ストライキ・その2


今日もストライキは続きます。朝フランス語のテストがあったんですが、行く気がしない(笑)。ストライキを理由に休みました。一応勉強はしたんですけどね。後で友達に聞いたらクラスの半分以上が欠席していたとか。

10時過ぎにウェブをみたらストライキが終わったような感じだったので、重い腰をあげて行ってみることにしました。RERの駅で列車に乗ろうとしたら、やっぱりまだ中途半端にストをやっている。。。1時間に1本という信じられないスケジュールでした。片道2時間かかるよ、これじゃ。。。と思い、往復4時間かけて学校に行く価値は今日はあるのか?と考え、出した結論は「ない」。なので引き返してアパートに戻りましたよ(笑)。

いろいろプロジェクトでやることはあるのに、集中できません。スーパーに買出しに行ったり、友達とチャットしたりしているとすぐに時間が過ぎてしまいました。ロイドをピックアップしたらもう夕方です。ちなみに、ロイドはとてもドッグシッターが気に入ったようで、日に何度も散歩に連れて行ってくれる彼女と仲良くしていました。そして彼女自身もとてもいい人で、一緒に持っていたロイドのぬいぐるみを洗ってくれたばかりか(汚いまま持って行った私も私ですが)、ロイドが引き裂いた顔をなんと縫っていてくれたのです!とっても感動しました。こういう人でよかった。

で、いきなりですが、写真です。なんだかわかりますか?

きゅうりはわかると思いますが、白い?のは日本のお酒のおつまみです。イカのやつ(名前不明)。以前に母がどこかで見たレシピで、おつまみイカとセロリをお酢で合わせたサラダを作ってくれてとても美味しかったので、きゅうり&ゴマで再現してみました。これ、相当いけます。白いごはん、ペロリです。ぜひお試しください。

チューリップ


先週末彼がパリに来た時にお花を持ってきてくれました。チューリップです。以前に、そういえば花くれたことないねぇ、という話になり、この先いったいくれることはあるの?って質問したところ、大うけしていました。英語での言い方だと思うんですけどね。

Are you ever going to?

相当可哀想に思ってくれたのでしょう。でも全くのサプライズだったのでとても嬉しかった。お花をもらって嬉しくない女性なんていないですよね。

ただ、アパートがとっても暖かいので1週間でしんなりしてしまいました。花瓶からとってキッチンに置いたのですが、それはそれでなんだかきれいだな、と思って。


丁度いいタイミング?なのか、今夜は大家さんがアパートに来ました。アパートを見たい人がいる、ということでそのカップルと3人で夜やってきました。悪いと思ったのか、花束を持ってきてくれました。それがまたチューリップ!なんだかチューリップづいているなあ、と思いながら花瓶にさしてみました。

Monday, December 11, 2006

ストライキ

学校に通うのに、RERという中距離列車を利用しています。パリ市内はメトロなのですが、郊外に出るのに必要な列車。東京でいうと常磐線、中央線のような感じでしょうか(柏、あるいは八王子に学校があるイメージ)。

このRER、かなり古くてヘボイです。でも郊外に向かうのでいつも大抵座れるし、文句はなかったのですが…。今日ストライキをしていました。9月から、これで3回目。

ここからは文句です。私が理解できないのが、①外人にはストライキが来ることを予想するのが難しい(テレビ、新聞でなんとなく記事になるようですがなにせフランス語なので)、②ストライキなのに、中途半端に列車は走っている。

今朝なんて、ストライキと知らずにいつも通りに家を出て、いつも通りに駅で電車を待っていたのおです。なんだか来ないな~と思ってたら30分もたってしまった。ここで結局この駅には来ないということに気づき、歩いて隣の駅へ。大幅に遅れてそれでも列車に乗れました。

ストライキで完全に列車がなかったら学校も休めるのに。中途半端に走っているから、ものすごい時間かけて通学をして、さらに授業に遅刻とは。腑に落ちません。

そして今宵は。夜8時まで授業があったのですが、普通この時間帯だと20分おきに来る電車がストライキの余波をうけて、1時間半来なかった。さぶ~。夜でおなかも空いていたので、これは凍死する前に餓死すると本当に悩みました。1時間半後に列車が来た時の感動といったら。

そんなこんなで帰宅したら夜10時を過ぎていました。スーパーも開いてません。しょうがないので非常食のそうめんと赤飯。炭水化物な人になってしまった。しかもそうめんをそうめんスタイルで食べたくなくて(寒いから)、味噌汁にいれるか~と悩んでなぜか味噌ラーメンをイメージし、野菜炒め、バター、コーンをトッピングでのせてみました。こんなことするんじゃなかった、とすぐ後悔。フレンチを食べ過ぎた週末の後は、どうも食のパターンが崩れてます。

親心


この先2週間ほど、とっても忙しくなります。そのはじめとして、まず月・火の2日間。レポートの提出やらテストやらで朝早くから夜遅くまで学校になりそうです。ということで… ロイドをドックシッターに預けることにしました。

まさに、初めてわが子をベビーシッターに預ける母親の心境(笑)。

どんな人なのかしら。ちゃんと面倒見てくれるかな。虐待しないかな。などなど。

ウェブで見つけたアメリカ人の女性です。メールと電話で話した感触は、まあまあ。で、今晩ロイドを預けに行ってきました。アパートのベルを鳴らして出てきた女性はジャージ姿でぼさぼさ頭でした(笑)。話し方は典型的なアメリカ人、で、でも入ってすぐにロイドにお水をあげるあたり、犬には慣れていそうです。

話を聞いたら、こんな彼女がなんとパーソナル・ショッパー(スタイリスト)をしているとのこと(笑)。「こんな格好でいうのもなんだけど…」と笑いながら話してくれました。彼女のサイトはちなみにこちらです。毎日4回ほど散歩に行ってくれること、近くの公園はパリには珍しく犬放し飼いOKであること(以前に私も行ったことがあります)、ロイドの性格やクセなどを話して私は去ることに。

帰りの電車の寂しいこと!今も家にいるのですが、いつも特にかまってあげているわけではないけれど、視界には必ずいるロイドがいなくてとても不思議です。そしてちょっと心配。安心できそうなドッグシッターとはいえ、やっぱり初めての日(夜)は親心として心配になるものですね…。

Saturday, December 09, 2006

飲みすぎ、食べすぎの結果

金曜の夜のディナーはとても美味しくできました。そしてついついすすんでしまった赤ワイン。二人で2本、一日目です。

土曜日は…。暴飲暴食でございました。

たっぷりの朝ごはん(というかブランチ)はいつもどおりのパン屋さんで。その後、パリの街を歩きます。

おっと、ここでひとつ。モンマルトでバン・ショ(ホット赤ワイン)が売っていたので、昼間っからまず一杯。美味しい♪

いつもは目的も無くだらだら歩くのですが、今回は明確な目的があり、(1)キャンプに使うガスを買う、(2)スノボのグラブ(手袋)を買う、でした。パリに果たしてアウトドアショップはあるのか?と不安になりながら。

まずはデカスロン、というヨーロッパでわりに有名なショップへ。ここはいろいろなスポーツ用品を取り揃えているのですが、マス向け商品で玄人向け商品はない。例えば、スノボのグラブは1ブランドのみ。さらに聞いた事の無いブランド。ただし色・サイズ揃えは豊富で、価格は安い。結局私たちが求めるガスもグラブもなく、次なるお店へ。

残念ながらこちらもマス向け商品。あ~東京の神保町みたいなエリアはパリにはないのかしら?と思いながらレジでおにいちゃんに聞いてみました。するとどうやら川の向こうのエリア(ソルボンヌ大学があるエリア)にあるらしい。良かった、と思いながら歩いてそのエリアに向かいました。

途中でラーメン休憩。

で、そのエリアに到着したのですが、ショップが見つかりません。道で3人の人(新聞スタンドのおじちゃんx2、カメラショップのおばちゃん)に聞いたのですが、みんな「この道沿いの、ここから50メートル行ったところにある。」と断言。だけどもどれだけ探しても見つかりません。そのうち彼とノイローゼ気味になっちゃいました(笑)。で結局インターネットカフェに行き、お店のサイトをチェックしてようやく場所発見。おじちゃん、おばちゃん達のアドバイスとは程遠いところにございました…。脱力。

無事にショップも見つかり、ガスもグラブも手に入れたところで休憩。再び、ホット赤ワイン。

そして予約したビストロへ。ご期待ください、このラインアップ!

南仏の赤ワイン 2本
生牡蠣
馬のテリーヌ
牛のテリーヌ (彼)
フィッシュケーキ in オマール海老のソース
子牛のグリル (彼)
数種類のチーズ

いやー食べた食べた。そして、飲んだ飲んだ。

連日で、二人でワイン2本。この私が…(東京にいたときはほとんど飲んでいませんでした)。

そうしたら、やっぱり疲れ、食べすぎ、飲みすぎから具合が悪くなってしまいました(笑)。地下鉄で帰る途中、本当気持ち悪かった(涙)。自宅についたら思わずトイレに駆け込み、後はご想像にお任せします。

いや~でもここで彼は大活躍。嫌がらず片付けもやってくれたし。そしてトイレの後は私すっかり復活しまして、ベッドでぐーすか爆睡することができました。どうもありがとう。

それにしても。みなさん、年末の飲みすぎ、食べすぎにはご注意くださいね。

Friday, December 08, 2006

ただいま料理中


なんだかわかりますか?

今日は久しぶりに彼がパリにやって来ます。ミラノにいた時から、彼が来る金曜はなるべくご当地メニューでディナーを作るようにしています。一人だとなかなか作らない料理も、一緒に食べる人がいると作る気になります。ちなみに女性だから、ではないですよ。以前私がロンドンを訪れた時は彼がラム(羊肉)をオーブンで料理してくれました。

で、話は戻ります(笑)。今回が彼がパリに来るのは最後だし、リクエストを聞きました。子牛、シーフード、ウサギ。結果は「ウサギ」でした。

パリではお肉屋さんでウサギを含めていろんなお肉が売っています。ウサギってどう料理するのか未知の世界(笑)。イタリアのトスカーナでウサギを食べた時は少し鶏肉に似たティストだったのを覚えていますが、それにしてもまったく皆目見当がつきません。

困った時は近くのスーパー。日本でもありますが、よく無料のレシピが飾ってあります。一部もって帰ってきたら、ありましたありました。ウサギ肉のレシピ。さすがです。

玉ねぎとベーコンを炒め、さらにウサギ肉を入れます(ちなみにお肉屋さんでは切り方により数種類ありました→私のゲットしたものは足はついてなくて胴体だけ。腎臓はついていました)。焼き色がついたら塩、胡椒をし、お水を2カップ入れます。タイムを入れて鍋で1時間半煮込むだけ。以外に簡単。あ、そうそう、面白いのが、プラムをいれて煮込むこと。写真の黒いのはプラムです。

赤ワインも2本買いました。ちょっと遅いのですが、ボージョレ・ヌーボをまず1本(彼はまだ今年飲んでいない)。もう12月なのでほとんどのワイン屋さんでは残っていないのであきらめていましたが、最後の1本を先ほど近所で発見。もう1本は Loire Valley からの Reuilly。楽しみです。

Wednesday, December 06, 2006

ミラノに日帰り

今日は日帰りでミラノに行ってきました。つ、疲れた。。。

午前7時半に家をでてシャルル・ド・ゴール空港に着いたら。なんと。フライトがキャンセルでした(笑)。でももう一本ミラノ行きがあったのでそれに振り替えてもらい、無事にミラノに着きましたよ。

まずは学校へ。丁度最後の試験の日だったようで、たくさんのクラスメートと会えました。みんなすごく幸せそうな顔している…。終わったぜ!という感じなのでしょうか。学校のカフェに集まってシャンパンやらグラッパやらいろいろ飲んで酔っ払っていました(笑)。私は午後に用事があったのでお酒は飲めませんでしたけど。

ミラノに着いたら美味しいイタリアンを食べるぞ、と意気込んでいたのですが、結局ランチは近くの中華へ。それでも久しぶりに会う友達と話すのはとても楽しい。多分、ボッコーニで一番仲良くなったであろう友達が集まりました。中国人のリリー、スイス人のアーニャ、ブルガリア人のブラディミア。こんな仲間がいるからミラノに帰ってきたのは嬉しいけれど、そうはいっても12月で終わり。それ以降ミラノに来ても彼らはいないんだなあ、と思うと少しセンチメンタル。

用事を済ませた後は(これもものすごい面白かったんですけど、また別途時間があるときに記載しますね)再びリリーに会ってカフェを。これはやっぱり美味しかった…。パリの負け。カフェに関しては。圧倒的にミラノが勝ち。安いし美味いもの!

結局夜のフライトでパリに慌しく戻ったのですが、アリタリアの飛行機の中で読んだ Wall Street Journal に「アリタリアをイタリア政府が売りに出す(=政府が持っているアリタリアの株の大半を売りに出す)」という記事が。なんだかすごいタイミングだな~と思いながら帰途につきました。自宅に戻ると真夜中を過ぎていました。つ、疲れた…。

Tuesday, December 05, 2006

いろいろあって大変

さて、実は来週卒業式です。ミラノの仲間は最後の試験を終える頃なのに、なぜか私はパリでグループ・プロジェクトに追われている…。このプロジェクト結構大変で、今日も帰宅したのは夜9時を過ぎていました。

内容的には恐らく面白くできるもの(2つあり、両方マーケット調査です)なんでしょうが、なにせ時間的な制約がとってもありその中で効率よくタスクをこなすことが一番重要なポイントとなってきています。異なるコースを取っている仲間と会うのも大変だし、私もパリから通うということで制約があってとっても大変。内容のマーケット調査を学ぶというより、タイム・マネージメントとリソース・アロケーションを学んでいます。

ひとつのグループは私、エクアドル人、スペイン人(2名)。スペイン人のふたりはポテンシャルはあるのですが、なにせ学部レベルで仕事も経験がないので効率よい仕事ができない。タスクを与えられるまで待っている。暇な時間があればぼ~っとしている。エクアドル人は経験もあるので結構やってくれるのですが、他の人に説明をしながら仕事ができない。個人でする、あるいは彼女以上の人と仕事をすると伸びるタイプ。そんな中、架け橋的役割になっている自分がいます。スペイン人には「これとこれやって」と(相手を傷つけないように)指示し、エクアドル人には困っているポイントを一緒に考えたりファイルを手直ししてあげたり(彼女は少しつめが甘い)。そして自分のタスクをもくもくとこなしています。

私はこれまでどちらかというと年上の人と仕事をしたり、話をしたりする機会が多かったので、かなり奔放に勝手に自分のことだけてきぱきやってればいい、という立場でした。それがふと気づくと一緒に働く仲間は年下も増えてきて、下の人をマネージする立場になってくるんだな~と思うようになりました。これは特にパリに来てからの感想。ミラノでのクラスメートは落ち着いて同年代の人が結構いたのに対して、パリでは俄然若い世代(20代なかごろ)が多いからでしょう。

さて夜も10時を過ぎました。これからご飯を食べて明日の用意。明日は日帰りでミラノです。

Saturday, December 02, 2006

頭に栄養を


オランジェリー美術館へ。30分ほど並び、ようやく入れました。モネなど印象派中心の小さい美術館です。実はパリに来て初めての美術館…(笑)。写真撮影がOKというのも驚きましたが、こんな長い絵よく描いたな~というのも驚き。初心者です。


今日はついでにアラブ研究所(とでもいうのかしら)に行ってきました。目的は屋上のテラスからの絶景(無料)でしたが、この建物の側面にびっくり!



近づいてみるとこんな感じ↓でした。



太陽の光の強さによって、それぞれの穴(というのでしょうか)が調節されるようです。ビルの中からみるとこの様になっています。



なんだか感動!屋上からの景色もとても綺麗で、遠くにモンマルトが見えました。あそこに住んでいるんだ~と思うとなんだか不思議な感じ。

久しぶりに脳みそを刺激した一日でした。

Friday, December 01, 2006

行列のできる店


2晩連続で行ってしまいました。カンボジア料理のお店。予約ができないことで有名で、テーブルを確実に取るには20時の開店に合わせてお店の前で待っていること。もちろん、待ちましたよ~。といってもパリなので、15分前に到着していれば大丈夫です。

カンボジア料理ってなかなか想像できなかったんですけれど、ベトナム料理に近い感じです。米粉を使った麺や春巻きなどもありました。今夜は生春巻き、ナタンという豚ひき肉をココナッツミルクと一緒に炒めたスパイシーなものと、牛肉のカレー。このカレーが絶品!やはりココナッツミルクにたまねぎ、トマトが入っておりとても美味しく、一口食べるたびにため息をついていました。


友人も満足!

この日は二人でとても歩き回りました。のでディナー前にワイン2杯(ボルドー、Cote du Rhone)、そしてディナー時に一本(Gamay Touraine)を空け、疲れ心地と酔い心地に身を任せ、二人で楽しいひと時を過ごしました。

今週末は

オランダからの友人が来ています♪
3週末連続での友人接待が続きます(笑)。いろいろ美味しいところに行ったので時間のあるときにレポートします!

復活!

風邪、治りました。火曜日に20時間ぐらい寝たのがやっぱり効いたのかしら?

今日のパリはとても空気が冷たく、冬の始まりの感じがします。今年は比較的温暖な秋だったようですが…。パリの冬って底冷えするからなあ。先週買ったロングブーツが、おしゃれではなく必需品(履くとかなり暖かいので)になりつつあります。

Tuesday, November 28, 2006

戦略コース

以前に少し書きましたが、現在取っている戦略コースで毎回授業前にその日扱うケースの問題点、分析、サジェスチョンをまとめなくてはなりません。すこしつらいのですが、とっても頭の体操にはなります。先週はベネトンのケースだったのですが、自分の意見をまとめてメールにて教授に送信。そしたら教授から添削の返事が来ていました。

いや~なんだか感動。

私は授業中での発言はほどほどに。関係ない事をいって授業のフローが妨げられるのが嫌だし、自分の意見を説明するのにやっぱり数分以上かかるので(笑)。なので疑問に思ったことは休憩中に教授に聞いているのですが、なかなかこれが印象に残ったらしく教授のコメントもとても素晴らしいものでした。中には「このサジェスチョンは実行性が疑問だ」などといったコメントもあるのですが、きちんと意見に目を通し、コメントを返してくれる姿に感動。この教授は授業の姿勢、ストラクチャーの組み方、学生への対応、すべて含めて今のところMBA生活でNo.1の教授です。

風邪・その後

昨夜12時間寝たのもあって、朝起きたときには比較的楽だったのですが大事をとって学校はお休み。まあフランス語だけだからいいか(残念だけど)。スープを食べてまた昼寝。そして起きたら本当にしんどい。昨夜に飲んだ薬が切れてしまったのでしょうか。パリにはなんと風邪薬4錠しかもってこなかった(笑)。残りの2錠は今夜寝る前用に取っておこうと思います。

で、先ほどスープを再度食べたらなんだか具合が少し上向きに。なんだ、お腹空いていただけだったのか?(空腹感はないのですが)。よく考えたら昨日のランチからまともな食事を取っていません。ダイエットに丁度いいか、と思っていた(相変わらずのポジティブシンキング)ですが、一口食べるとここまで具合が楽になることを知った以上、がんばってもう少し食べてみます。ちなみに、今食べたいのは焼きそば(思いっきり体に悪そう!)。

Monday, November 27, 2006

風邪

どうやら風邪気味のようです。週末に買ったブーツにあわせて皮のスカート着ていったのが原因か?普段はきなれないスカートを着るとこういうこのになるのかしら(涙)。学校では悪寒がし、皆に「ゾンビのような顔をしている」といわれ、最後の授業を途中で退席して帰宅しました。先ほどロイドの散歩に行ったので(責任感はまだ残っている)この後ベッドにて療養する予定です。

みなさん、スカートには、おっと、風邪にはご注意ください。

Saturday, November 25, 2006

パリ・コース

この2日間、パリをとっても歩きました。残念ながら雨混じりだったのですが女二人のパワーはなんのその!

(写真はモンマルトのサークレ・クール寺院前の名物階段です)

一日目はメトロを使い、マレ、サンジャルマンを買い物してフィニッシュはベトナム料理のフォー(また行ってしまいました)、二日目はとにかく歩きまくりモンマルト、オペラ周辺、パレロワイヤル、シャンゼリゼなどさらに買い物。

(夜の凱旋門)

私も茶色のロングブーツを購入。先週カナダ人の友人と一緒に買い物に行った時に気になり、チェックしていたものです。買っちゃった…。

2日目の夜は以前の職場で一度仕事を一緒にさせていただいた方(とても素敵な女史、という感じの方です)と一緒にカルチェ・ラタンで非常にローカルなバーで食事を楽しみました。今年初めての生牡蠣をはじめとして、にしんのビネガー和え、貝(何貝かわかりませんがサザエの小さい版のようなもの)、ゼラチンで固めたハムを前菜に、メインはローストチキン、鯛、ビーフを頼みシェア。ワインは最近気に入っている Cote du Rhone の St. Joseph。とっても美味しいディナーでした。

Bistrot Les Pipos
2 r ecole Polytechnique 75005
01 43 54 11 40

ここはマスターが面白くって、愛想はよくないのですがいきなり「るるぶ」と「フィガロジャパン」のパリ特集の雑誌を載ってきて、「この雑誌のどこかにうちが載ってるらしいよ」。つーか、それぐらい調べておけばいいのに!このいい加減さ荷私はすっかりはまってしまいました。ちなみにこのお店、フランス人に薦められて来たのですが、どうやら味の理解は万国共通のようです。

Friday, November 24, 2006

NYから

昨夜から、NY在の友人がパリに来ています♪ 最近パリに来てくれる友人が多くとても楽しい時間を過ごしています。これから近くのパン屋さんで朝ごはんようのバゲットを買いに行ってきます~!

Tuesday, November 21, 2006

いまさらながら

先ほどから YouTube にて日本ハムの優勝&新庄にまつわるクリップを見ています。ものすごかったんですね。。。インタビューとか見ているととてもおもしろい。そして日本ハム球場サイドもものすごいですね。古いしきたりを破ってチケットのシステムを変えたり、パフォーマンスを公募したり。ビジネス的にもとても面白いですね。

1985年に阪神が優勝したのを思い出します。大阪生まれの私にとっては阪神ファンはいわばデフォルトで、近所のやはり関西出身の友達と六甲おろしを登下校中に歌っていました(笑)。今でも3番まで歌える。ひそかな自慢。当時はちなみに真弓のファン。大学生になって関西に再び帰った時にまだプレーをしていて、とても嬉しかったです。40歳になってもかっこよかったなあ。そしてそのころ新庄がぐぐっと人気がでてきたころ。甲子園でみんなで泣いて笑って、負けたときは新庄の文句をいい、勝ったときは阪神電車の中でおっちゃんたちと喜びをわかちあったことを思い出します。

そして新庄の渡米。日本に残れば数億稼げるのに、数千万のアメリカになぜ行くのか、という問いに対して、「アメリカにいれば数十億稼げるかもしれない、というチャンスに賭けてみたい」。いや~宇宙人と思っていた新庄からこんな言葉が出たとは。こんなに大きなリスクを取れる人は他にはいないでしょう。そして、皆の思うとおりに成功を収めることなく帰国した新庄。そんな彼も魅力的。

その後の北海道は私にとっては全くタッチしていませんでした(笑)。だからこんなことになっていてすごいびっくり。そしてテレビに映る日本国民の皆さん…。イタリアがワールドカップで優勝した時のイタリア人もこんなだったかな?とがんばってイメージしてみましたが、やっぱりなんだかちょっと違う感じがする。それは多分、日本ではみんなの喜び方がものすごく統一感があって(というか同じ動き&歓声)なのに対してイタリアではみんなそれぞれ異なる喜び表現をしている、ということかしら?

そんなこんなでパリの夜は更けていきます。

Monday, November 20, 2006

どれだ?

え~どうでもいいことですが、私と彼の写真がこちらのウェブに載りました。といってもどれが誰だかわからないでしょう(笑)。どれが私たちだかわかったかたはぜひお知らせください。

Sunday, November 19, 2006

お疲れboy

2日間私たちと一緒にパリを歩き回ったロイド。相当疲れているようです(笑)。


パリそぞろ歩き

(長くなります)。

昨夜ワインを飲みすぎたのか、今日起きたらすでにお昼でした(笑)。昨日はかなり充実したショッピングだったので、今日はそぞろ歩きを実行。まずは近くのモンマルト探索から。


私のパリのアパートはモンマルトの裏手にあります。10分ほど歩くと写真(上)のようなワイン畑があります。なんでも、パリ市内で唯一のワイン畑で、10月始めには収穫祭があるんです。味の方は。。。どうだかまだ試したことはありません(笑)。

坂道を登っていくと有名な画家が集まる広場があります。




この中で一番目を引いたのが、最後の写真の絵。パリ市内が青く描かれており、モンマルトのサークレ・クール寺院が白く象徴的に浮かび上がっています。今日の空もとても青く澄んでいたので、黄色い葉と青い空、そして美しい絵のコントラストがとてもきれいでついつい写真をとってしまいました。

寺院の裏ではノエル(クリスマス)の市場が開かれていました。ここではバン・ショを飲んでみました。バン・ショとは赤ワインをオレンジやシナモンなどのスパイスで温めたホット・ワインのことです。フランスの冬の風物詩(?)で、去年も Chamonix でスノボの後に良く飲んでいました(笑)。



Carley によると、バン・ショに使われるワインはドライワインだそうです。甘いワインだとかなりどろどろになってしまうとか。なるほど。

パリに引っ越してから、サークレ・クールには何度も訪れていますが(主に犬の散歩で)、今日が一番いい景色でした。天気がいいとやっぱり風景もよくなるんですね(笑)。




モンマルトの後はオニオンスープで休憩をはさんでルーブルまでゆっくり歩きます。



だんだん日が暮れてきたルーブル美術館の周辺。とても雰囲気があります。




最後はセーヌ川を越えて、サン・ジャルマンで少し早い夕食を。ここでもやっぱり赤ワイン(笑)。

メトロでアパートに戻り、Carley の荷物をピックアップしてパリ北駅へ。Carley を見送ります。パリからブリュッセルまでは1時間半の短い列車の旅です。学校が終わって時間が取れたら今度は私がブリュッセルに行こう。