Saturday, December 31, 2005

フランスのシャーモニー

12/24から31まで、Chamonixに行きました。滞在したのはArgentiereという村。

Dec 24 Le Tour
Dec 25 Flegere
Dec 26 Vallorcine
Dec 27 Brevent
Dec 28 Backcountry 101 (1) @ Le Tour
Dec 29 Backcountry 101 (2) @ Le Tour
Dec 30 Backcountry 101 (3) @ Le Tour
Dec 31 Grands Montets めちゃ雪が降った


今シーズン初めてのスノボです。昨シーズンはクラッシュして左ひざを痛めて終わったので、ちょっとナーバス。またヨーロッパでのスノボも初めて。こっちは慣れた日本とやっぱり違う。スキー場はどでかいし、混んでいない。たくさんリフトもあるし、乗ったこともないような椅子なしのリフト(Tバーと呼ばれるらしい)もある。オフピステに行くのも問題ない。毎日が新しい日々でした。

最初のランは悲惨。どうやってスノボするのか、ターンをするのかすっかり忘れてしまった。筋肉はめっちゃ緊張しているし、膝をまた痛めたくないし。3回目のランでようやくうまくいったけど、まだターンをするのが怖い。

最初の4日間で滑ったスロープは、中級者用のスロープ。狭い林道や、急で凍ったスロープを滑るのはめちゃ緊張したし、嫌な気分。ちょっと自分自身にフラストレーションがたまりました。

バックカントリーの練習も、週の後半にしました。私のための初級者編、って感じでした。スノーシューも履いたことないし、スロープをジグザクに登るのも初めて。やっぱり最初は難しい。慣れた人なら20分で登れるスロープを、2時間かけて登りました。そしてそのスロープを滑るのも、怖かった。でも同時に、ものすごく楽しくもあった。たくさんこけたけど、雪は柔らかくて全然痛くなかったし。ここで経験したトラックなしのスロープを滑るというセンセーションは、めっちゃ強い。最初のランをした後、すぐに次のランをしたくなりました。

シャーモニーの最終日は夜から朝にかけてめちゃくちゃ雪が降りました。日中はあんまりよくできなかったけど、最期にスキー場の下まで滑るころには結構快適にターンできるようになりました。ま、最期にいい気分で終わらせることができてよかった!

大晦日

さて今日はチェックアウトです。ふと気がつくと大晦日・・・。朝にアパートをでて、駐車場にいってみると!なんと車が埋もれていました。かまくら状態です(笑)。



駐車場自体も雪で埋もれていて、とても出れる状態ではありません。ということでスノボに行く事にしました(笑)。夕方までには町の人たちがシャベルカーで駐車場を整理していることでしょう。

今日はまた別のリゾートに行きました。彼はここ数日初心者の私に付き合ったので、リフトだけ同じでリフトを降りたあとは存分にスロープ外を駆け巡ったようです。私はひたすらターンの練習。ようやく最後雪山を降りてくるときに自分で納得の行くようなターン&ランができたような気がします。

でも本心を言うと、この合宿が終わってよかった!
(このあとも日帰りのスノボは予定していますが)

帰りは雪がふぶいていました。トンネルを越えてイタリア側に入ってもまだまだ雪です。高速を乗ってしばらく行ったところでようやく落ち着いてきました。

アパートに着いたのは夜も10時過ぎ。彼と犬はすっかりお疲れです。
私はなぜか目がさえてきました。外ではパンパン音が鳴っています。そうだ、新年カウントダウンだ!と思い真夜中にベランダにでてみました。さすがイタリアで思わず笑ってしまったのですが、いたるところで花火が飛んでいます。普通、東京ならお台場や横浜のランドマークタワー、ロンドンなら国会議事堂、など大都市でプランして大きな花火を飛ばしますよね?天気が悪かったので視界はよくなかったのですが、ベランダから見る限り、ミラノでは適当にそこら辺の地域の人が中途半端な花火を飛ばしているようです。道でもパンパンと数人が打ち上げ花火を飛ばしているし。この統制力のなさ。さすがイタリアです。

Friday, December 30, 2005

ハードコア3

今日は最後のフルの日です。やはり同じくハード・コアなタイプをしました。3日目なので楽かな、と思ったのですが、やっぱりここ5日間の疲れがたまり、精神的に一番つらい日でした。天気も残念ながら曇りで、気温はマイナス18度ぐらいでしょうか。疲れ、寒さのためせっかくのランもそれほど楽しめなかったのが残念。



ただし。最後にランのあとで二人でかまくらを作りました。というか、作ろうとしました(笑)。バックパックからシャベル取り出し、せっせと掘る雪。なかなか楽しいものです。

ちなみにこのシャベルは人命救助用なのです。一応彼から一通り学んだのですが、こういうバックカントリースタイルのスノボ(スキー)では雪崩の危険がつき物なので、まずは雪崩の起きそうにないところを行くというのが鉄則。ただし雪崩が起きたときにどうするのか、というのも学びます。各自ビーコンと呼ばれる、電磁波シグナルをだすものを常に身につけます。万が一雪崩が起きて雪に埋もれた時にも、このビーコンを使ってどこに体が位置するのかを発見するためです(そのあとにシャベルとポールを使って人を掘り起こす)。もちろんこの3日間、私たちも装着していました。かまくら作りの前には雪崩があったと想定して、雪に埋もれたビーコンを探して掘り起こす、というシミュレーションもしたほど。
雪山は奥が深いのです。

Thursday, December 29, 2005

ハードコア2

ハード・コアなスノボ2日目@ Le Tour です。今日はランチ持参にしました。といってもバゲットにサラミとチーズをはさんだものですけれども。昨日よりも登山も楽になり、また斜面を降りるのも楽しくなりました。斜面を登ったところでランチを食べたのですが、もちろんバックパックにはさまれていたバゲットは平たくなり、とても冷たいランチとなっていました・・・。とはいうものの、とても美味しいのです。



遠くにはなんと!モンブランが見えます。白い山がわかるでしょうか?天気も快晴で、とおってもきれいな日でした。



今日は時間配分もばっちりです。2回のランでしたが、3時半には終了して下山してきました。


夜は本格派チーズ・フォンドゥです。これがまた、お、おいしい。チーズがチーズっぽくなく、白ワインと上手に合わさっています。あー体力的に疲れたあとはこうしたご褒美が本当に嬉しいものです。

Wednesday, December 28, 2005

ハードコア1

今日からはもっとハードコアなスノボレッスンの開始です。それは・・・。バックパックにシャベルやポールやスノーシューズを背負い、山の斜面を歩いて登り、スノボで降りてくるというもの。かなりヘビーです。スノボだけではなく雪山初心者の私にとっては。



1時間ほどかけて斜面をじぐざぐに登り、2分ほどでスノボで降りる、というパターン。本当にほんの一瞬の快楽のために、何時間も苦労をするのです。

斜面はこれまでにないほど急でした。でも誰も滑っていないパウダースノーが待ち受けています。初心者だと斜面に突っ込んで滑っていくのはものすごく怖いのですが・・・。えいや、で滑ってみました。何度か転びましたが雪の優しいこと!全然痛くないのです。おかげで何度転んでも次へとチャレンジできます。パウダー・スノーに魅せられた人がそれにのめり込んでしまう、というのも納得!



ただし・・・この日は実は時計を見るの忘れ、2回この「登って降りる」というのを行ったのですが、2回目にはもうリフトもクローズしており、パトロールのお兄ちゃんが下で待っている、というシチュエーションになってしまいました。しかも、斜面には私一人(彼はすでに降りて下で待機)。斜面上でバックパックを下ろし、スノーシューズとポールをバックパックに付け、スノボを装着して降りてくるというのを一人でするのは(とくに初心者だと)大変なこと。時間のプレッシャーに耐えて何度か転びましたが降りてくることができました。

パトロールおにいちゃんには平謝りです。でも優しい人で(初心者にがみがみいっても萎縮するだけ、と思ったのでしょう) that is alright といってくれました。彼も時間を忘れてこのような事態になってしまったことに対して平謝り。教訓その1:時計は常にチェックする。

日が落ちてからは本当に時間は早いのです。

Monday, December 26, 2005

ピザ

この日は別のリゾートに行きました。ゴンドラからの景色はとっても雄大です。山の裾のところに雲が広がっているのがわかるでしょうか。雲の下には村があります。ゴンドラ乗り場では曇りでどんよりとした天気なのですが、高地にあがって雲の上にでるとものすごくいい天気です。



このエリアはみんな岩がごつごつしている山が多く、雪に埋もれていればいいのですがそうでないとすこし怖い感じがしませんか?日本のスキーリゾートとは異なった雰囲気をかもし出しています。

今日のランチはピザです。日差しがいいので寒いとはいいつつ外でのランチ。熱々のピザもすぐに冷めてしまうので急いで食べます。



しかし・・・。この日も中級者用のスロープを容赦なく行かされました(涙)。ターンが思うようにできず、初心者にありがちなずずずずずっという格好で降りることを余儀なくされた私。太ももが震えています!



(岩山に向かうケーブルカーが見えるでしょうか?)

Sunday, December 25, 2005

スノボ合宿

二日目の朝はかなりへとへとで結局ゲレンデに出たのはお昼過ぎからでした。よく考えれば試験がずっと続いていたし昨日のドライブもあって疲れていたのでしょう。といいつつ2日目も厳しい教官(彼)のもと、レッスンは続きます。もはや、これはホリデーではありません。合宿です!!!!



夜はスーパーでチキンを丸ごと買ってきてチキンスープを。アパートの目の前のパン屋でバゲットを買いおいしい夕飯となりました。

と書くと、とてもいいホリデーのようですが・・・

合宿です!

Saturday, December 24, 2005

スノボ初日

午前7時 過ぎに起き、大荷物を車に積み込んでいざフランスへ出発!今回は私がドライブです。クリスマス休暇のせいか、街はひっそりしています。普段は駐車スペース を見つけるのが難しいミラノですが、街を通り抜ける際にかなりの空きスペースがありました。帰省した人が結構いるようです。

1イタリアとフランスの国境にあるアルプスを目指します。高速が空いていたせいもあり、順調に車を飛ばします。結局山越え(トンネル越え)をして目的地であるArgentiereという、先日行ったCharmonixからさらに車で高地に15分ほど走らせた村にたどり着いたのはお昼前でした。約3時間のドライブでした。

ここは渓谷に Argentiere や Charmonixを含めて幾つか村があり、さらに3つほど大きいスキーリゾートがあります。今回滞在するアパートにチェックインして、早速ゲレンデへ。



ヨーロッパは日本のようにスロープが整備されていてそこでスキーあるいはスノボをする、というのではなく、リフトで上までたどり着いたあとはどう下ってもOK、というのがスタイルのようです。といってもメインのスロープはもちろんありますが、スロープ外を行く人の数もかなりいます。



昨シーズンひどく転倒して膝靭帯を損傷した事もあり、精神的トラウマが抜けない初日でした。ターンの仕方をすっかり忘れてしまい、自分でもびっくり(笑)。

夜は滞在しているアパートと、それ以外の小さいホテルを経営しているオーナーのところでディナー。といっても、滞在している人たちとのディナーなので総勢35人ほど。チキンの丸焼きやら自家製のチョコレート、そして本当においしいフレンチドレッシングのサラダなどかなり満腹!35人、といってもクリスマスなので少ないほうなのだとか。シーズンはクリスマスを越えたころからかなり忙しくなるようです。

Friday, December 23, 2005

クリスマスです

さて、今日は大忙しです。まず二日酔い気味ながら部屋の掃除と犬の散歩。そしてこれから2週間借りる車のピックアップ。その後IKEAに立ち寄り、さらに食料品の買出し・・・。

IKEAではこれまで買いたかったアパート用の小さい物をどばっと買いました。ソファのカバーやテーブルランプ、テーブルクロスに植物・・・ふと気づくと150ユーロほど使っていました。でもかなりこれで部屋が落ち着いてきました。

夜は魚スープを作る予定だったのでその材料と、この先1週間のスノーボード旅行のための食料(サラミやらチーズなど)を買いました。ここでもどばっと景気よくお金が飛んでいってしまったけれど、まあクリスマスだしいいか。

帰宅後すぐにIKEAグッズでアパートをデコレーションし直して、料理を開始。夜にはミラノから1時間ほど離れた空港に彼を迎えにドライブ。なかなか忙しいクリスマス・イブ・イブです。

ところで、空港でよく犬を連れて出迎えに来ている人を見かけます。私もその一人なのですが、こうした風景って日本では目にしないので改めてヨーロッパ(犬フレンドリー)に居るな、と思ってしまいます。

なんだか大荷物を持って現れた彼。途中まで全然気づかなかったのですが、大きいスノボバッグは私へのプレゼントでした。バッグ、ではありません。スノボです。明日からの旅に備えて。これ以外にもいろいろスノボグッズ(といっても可愛らしいものではなく、かなりハードコアなものばかり)をもらいました。

昨日クリスマスショッピングで彼のプレゼント買っといてよかった!とちょっとホッとしました(笑)。

家に帰ったのは真夜中近く。魚スープは今回は残念ながら魚が煮込みすぎてしまいました。まあいいか、クリスマスですし・・・。

松下幸之助:ミラノMBAバージョン パート2

さて皆様。以前に松下幸之助ならぬミラノMBA三か条とブログに綴ったのを覚えていただいているでしょうか。人に媚びずにほどほどの距離を保って勉学に励む、というものです。どうやらそれが最近効いてきているようです。

試験終了の時に、来期のグループプロジェクトが発表されました。新しいグループの構成メンバーは:
プリンセスと(陰で)呼ばれているギリシャ人(女) 主にちょっぴり高飛車な態度からです
私のファージャケットをいまだに昔の犬の毛を剥いで作ったと思っているアメリカ人(男)
優柔不断なドイツ人(男)
フレンドリーなカナダ人(男)
です。

後半二人は結構話しやすい人なので私もこのグループでよかったな、と思ったのですが、彼らから一斉に「君と一緒のチームでよかった!他の人に君と同じチームなんだよ、と言うたびに you are lucky that you have her といわれた!」と言ってくれました。これも、あまりポピュラーにならずにクラスでの発言を控えているせい?(ミステリアスなほど賢いと思われるものです)。

また、前のグループメンバーにも、you are the best! といってクリスマスプレゼントをもらいました(といっても私に、ではなくて犬に、なんですけどね)。これも、ポピュラーな人には取り繕わず、地道に友達と仲良くする、という教えがあったからこそ。

さらには、上記のまだあまり仲良くないドイツ人から結構深刻な恋愛話相談を受けました。「君の事はまだよく知らないけど、なんだかとても信頼できそうだから」。こちらも寡黙さが生んだ信頼というオーラのおかげです。

ということで、実際にはあまりそれほど賢くなく、ひょうひょうとしている私でも、使い方(見せ方?)によっては人は過大評価する!ということが確認できた松下幸之助ミラノMBAバージョンでした。

Thursday, December 22, 2005

Financial Report 終了

Financial Report はアメリカ人の教授がコースを教えていました。教授の都合で12月に入ってからのコースだったので、試験までの約2週間ほどで会計の応用、財務表からなにが読み取れて、どう解釈するのかをぎゅっとつめこまれた授業でした。

ただ単に Income Statement や Balance Sheet を読むのではなく、そこからさらに突っ込んで見なさい、というガイドラインで、例えば設備投資などでもレンタルの形にするのかリースとするのかで最終 Incomeが異なったり、資産と負債の値が異なったりするのです。また、予測されうる出来事についてはContengincyあるいは Commitmentとしてその額を見積もっておく、予測できない出来事(災害など)は別の形で記載する、などなど。こうした細かい情報は財務表の注記にのっていて、実際の数字には現れにくいものです。授業でも繰り返し注記は読むように、と教えられました。

さて、昨日はもう気が抜けてしまい、余り勉強できませんでした。でも選択問題だったのでおそらく大丈夫でしょう!この後はパーティです。

北欧パーティ

試験終了後、最初にした事はバールで友達とグラッパ&カフェをくぃっと飲みました(笑)。いい気分になったところでまずはクリスマスショッピングへ!

試験の最中、これが終わったら買い物に行くぞ!とひたすら念仏のように唱えていました。ミラノに来てから買い物をしていなかったのでちょっと爆発気味?にセーターやらなんやらを買い込みかなり満足。

その後急いで帰宅し、犬を連れてまずはパーティ第一弾!北欧出身のスエーデン人&ノルウェー人が主催の飲んだ暮れパーティです。行くとなぜかオランダ人が彼女と料理していました(笑)。私は行く途中でジェラートを買って参加しました(これが大好評でした)。

ここでは20人ぐらいいたかな。みんな試験から解放されていい顔しています!ほとんどのクラスメートは前日までの徹夜続きでこの一次会(午後1時スタート)には来れていなかったようです。私も眠かったのですがそれよりもパーっとドンちゃん騒ぎしたい!ということで参加。とってもすっきりしました。

午後8時まで飲んでいて、そこからは2次会。こちらは友達宅ではなく、お店を借り切ってのパーティです。大体150人ぐらい参加したでしょうか。もちろん犬も連れて行きました。ここでは・・・飲んで踊ってハグしてキスして(イタリアではチーク・チーク・チークで頬を交互にチュッチュッチュとするのが挨拶なのです)ここでもストレス発散!1タームの試験終了でこれだけのどんちゃん騒ぎなら、卒業の時はどうなっているのだろう・・・とふと考えました(笑)。

午後2時過ぎから飲んでいる私は夜11時半ごろになるともうへとへと。まだまだパーティは続いていましたが早々と犬と退去。最後にまたしても何人もの友達とチュッチュッチュを繰り返し、家路につきました・・・。

Wednesday, December 21, 2005

Financial Market 終了

ほっとしました。このファイナンシャルマーケットはいわば金融入門で、全体像をカバーしたものです。中央銀行の役割にはじまり、それぞれの金融マーケット(為替、マネー、ストック、デリバティブ)の特徴、取引される種々の証券債券の特徴にについて、銀行のリスクとその予測、バーゼル規制の進化について、などなどなど。

私は全く金融の知識がないので、最初はこういった常識もわからず授業を聞いていました。日本語でもわからないので、英語で理解できなかった単語や説明文をインターネットで調べて日本語で読んでも余計???と混乱するばかり。正直、専門単語(securities, financial instruments ...)は最初全然感覚がつかめませんでした。

study 昨日は夜1時過ぎまで勉強。為替ヘッジングや裁定取引の計算をかなり集中してやりました。その他、何度読み返して自分で記述しても曖昧になってしまう語句の説明。。。うちひとつはテストででましたが、やっぱり曖昧な説明になってしまいました。

教授はとても頭が切れるひとで、授業はレベルが高かったです。来期のファイナンスも彼がいいな、と思ったのですがどうやら違う教授になるようです。残念。

さて、後ひとつ。明日は会計学。
まったく勉強していません。

感謝!

先ほど、日本からの荷物が届きました。友達からのパッケージ!中は柚子胡椒を初め、いろいろと懐かしい日本のお菓子がならんでいます。仕事と結婚で忙しい中新婚旅行に行く前に送ってくれたパッケージ。とても嬉しいサプライズです。感謝!

QMつづき

Quantitative Methods についてもう少し(結構面白いので)。

ビジネスディシジョンでは以下のような例をやりました。

映画制作会社がテレビ番組制作をするか、夏リリースの映画を制作するかで決断を迫られている。テレビ番組にすれば、リスクはなく制作費と売り上げが単純に計算できるが、その額は低い。映画を制作するのであれば、さまざまな可能性が考えられる。監督を大御所に頼むと、大ヒットの可能性は高いが制作費がかさむ。さらに彼は締切に間に合わないことで有名で、もし間に合わなければ夏のリリースを逃し、売り上げが極端に落ち込む。彼のバックアップとして若手監督を使えばオンタイムに制作は進み制作費も少なくてすむが、ヒットする可能性はさがり、さらにその収入は低い。会社は映画を製作すべきか、それともテレビ番組をしたほうがいいのか。


A, B, Cの市をまたぐ高速を作る際に、コストを抑え、なおかつそれぞれの市が満足するようなコスト分配はどうしたらよいか。それぞれの市の高速を使う頻度は異なり、また事業を共同で進めるより市で進めるほうがコストが下がる場合もある。どのようなプランで、どのようにそれぞれの市に説明するのか。

ブランド嗜好で、女性に人気あるいは男性に人気のあるブランドはどれか。それは統計的に差があるといえるのか。

などなど、このようなケースで、どの決断が一番ビジネスに利益をもたらすのかというのをひとつひとつ解いていくのです。

どれも統計、あるいは数学的指標で答えが出てきます。そこまでたどり着くのが大変ですが、最終的にはかなりすっきりと理解できます。

面白い!

Tuesday, December 20, 2005

Quantitative Methods 終了

Quantitative Methods (計量的手法) のテストが終わりました。9月のプレコースから始って、かれこれ3ヶ月のコースです。利子の計算からスタートしたこのクラス、国債&社債、ローンにリース、現在価格と将来価格を経て、後期はかなりプラクティカルにケーススタディを交えて利益の最大化&コストの最小化、フォアキャスト、ビジネスディシジョンの際の確率計算まで、実にいろいろなトピックを数学的にアプローチしてきました。

一番私としては楽に参加できた授業ですが、ただこのコースを教えている教授が名物教授で、とっても大変だったのです。わかりやすい内容をわけのわからない例を使って説明したり、質問をしてもそれに対する回答が帰ってこなかったり、難しくなるとすぐに「カプチーノ&ブリオッシュ」の言葉ではぐらかしたり。性格も教え方もとても奇特な先生でした。(ちなみに、よく犬の散歩のときに公園で遭遇して挨拶はしていたんですけどね)。

テストは2時間で6問。とっても大変でした。持ち込みは可能だったので、前日にまとめたノートと計算機(パソコンは禁止)で臨んだんですが、中には10センチぐらいの資料を持ち込んだ人もいました。テストの最中にその中の資料から自分の見たいものを探すほうが大変(笑)。

とりあえず、ぼちぼちできました。

Monday, December 19, 2005

Microeconomics 終了

ミクロ経済のテストが終わりました!とりあえず、ホッと一息。前半戦の山場を越えました。

週末かなりの時間をミクロに割いて勉強していました。ちょっとした計算をうっかりとしたミスで間違えることが何度あったことか。注意力散漫とはこのこと。テストではどんな計算も、計算機を使って確認するようにしました。

ミクロの教授はラッセル・クロウに似ています。ゲーム理論からスタートしたこの授業ですが、90分x3コマで週に1回のペースでした。3時間半もミクロをぶっ通しで聞いていると、とっても疲れます。そして最後の30分ぐらいはいつもぼーっとしてしまうのですが、その最後の30分に結構重要なトピックがカバーされていたので、今回本当に苦労しました。

ゲーム理論の他、利益を最大にするための価格&数設定、独占市場、競争市場(っていうのでしょうか?)における理論モデル、価格差別化、フランチャイズ、広告、スイッチングコスト、などなど盛りだくさんにこの1ヵ月半授業が展開されました。

数学は得意、といいながら「微分ってなんだっけ?」からスタートし、大学の時も経済の授業はひとつもとっていない私にとって、もっとも苦労した授業です。

テストでは計算から理論、概念の説明そしてプラクティカルな例まで、こちらも幅広く問われるものでした。とりあえず、全部には答えた…ので、あとはその「姿勢」をどこまで教授が評価してくれるか、です。内容があっているかというよりも同情点をくれ!という感じです(笑)。

テスト後は昨日行けなかった犬の散歩にいってしばし休憩。

明日から後半戦です。がんばります。

Sunday, December 18, 2005

テイクアウト

一日中勉強しても追いつきません。今日はファイナンスをまとめて、数学をちょこっとやり学校に行きました。友達から過去問のコピーをゲットするためです。最近とても天気がよく、空気は冷たいのですがとても乾燥していて外に出るのも苦になりません。といっても単に勉強から逃れたかっただけかもしれませんが(笑)。

帰り道によく行く中華料理屋でテイクアウトをしました。こういう混沌としたレストラン(中華料理屋)でテイクアウトを頼んだのはずいぶん久しぶりです。前職の時に、海外出張で疲れて帰ってきた時はよく夜中にテイクアウトを頼んでホテルで食べたな、とふと考えてみました。最後にそうしたのは5月のメルボルンでした。なんだか懐かしい。

恐らく、こういうシチュエーションを理解できる人はなかなかいないでしょうが、「混沌としたレストラン」「中華またはアジア系」「まわりは外国語」「10 分ほど何をするでもなくボーっと待つ」というのは私にとってなんだかすごい感覚なのです。何度も何度も出張の時にしていたので、なんだか当たり前のことなんだけど異次元の感覚…。

いかんいかん、ミクロの勉強のしすぎで頭が少し壊れてきたようです。

Tuesday, November 29, 2005

ネスカフェ

今週一気にグループワーク(グループで行う宿題)がでています。そのうちのひとつ、マーケティングの課題は「ネスカフェ」。あのインスタントコーヒーのメーカーが、イタリアでどのようにマーケティングを展開するかを考える、というものです。今日課題が出されて、締め切りは3日後。ちょっときついかな。

ケースを読んでいると結構面白いことがわかります。
- イタリアではインスタントコーヒーの売り上げは全体の2%にしかすぎない。
- アメリカはマーケットの34%がインスタント(残りはロースト豆)。
- な、なんとイギリスでは90%がインスタント・・・。

これって、イギリスではちゃんとしたコーヒーを飲んでいる人が10%にも満たない、ということだよね??
改めてイギリスの食生活の貧しさを認識。そしてイタリアのコーヒーのレベルの高さに感動。

と言っている場合ではない。戦略を立てなくては。

ちなみに、マーケティング以外の授業でもグループワークの課題が出されています。ほとんどのグループはどちらもみんな一緒にやっているようですが、私のグループは「時間がない」ということで半分がネスカフェのケースを、残りの半分が他の課題をやることに。

私はネスカフェ組みですが、これって、他の課題をやらなくていいから楽だけど、その分勉強していない、ということだよね?

まあいいか。深く考えるのはよそう・・・。

Sunday, November 27, 2005

さらに雪山へ


昨日の遠出がたたったのか、朝はぐっすりと寝込んでしまいました・・・。近くのBarでカフェ&クロワッサンを食べ、気を取り直してお昼前に出発。今日も遠出です。

今回の目的地は隣町Bergamo(ベルガモ)からさらに北上したところにあるスキーリゾート。Foppoloという小さな村です。かなりBergamo周辺で迷い、東西を行ったりきたりして相当無駄な時間を過ごした後、ようやく北上するルートにたどり着きました。

途中でなんとSan Pellegrino という村(街?)を通りすぎました。そう、ここたぶんあのサン・ペレグリノ(炭酸水)の本拠地です。さすがに大きな工場がどでーんとありました。

トンネルを抜けると・・・の言葉どおり、やはりこちらも美しい風景が広がっています。今日は快晴だったのですが、ここ数日の雪で山々はきれいに雪化粧されていました!Foppoloは小さいリゾート地で、どうやら地元の人が行きそうな雰囲気のところです。まだシーズンは始まっていないものの、すでにスロープは雪でした。リフトは動いておらず。でもリュックを背負って上まで歩いてスキーで下山する人がちらほら。

犬のロイドは雪が大好きなようで、昨日に引き続き今日も狂ったようにパウダースノーの中をずんずんつっぱしっていきました。


ランチを食べ、Bergamoに戻った時には既に夕方。道に迷いながらも最後は城壁に囲まれたオールド・タウンに行き、ディナーを。その後彼を空港まで送り、レンタカーを返して先ほど帰宅しました。

結局今週末は1分も勉強していません。
でもよく考えたら今週末だけではなく、毎週末勉強はしていないのでした・・・。

Saturday, November 26, 2005

フレンチ・アルプス

車を借りて、イタリアとフランスの国境のアルプスまで行ってきました。

今日は朝から雪がちらほら。市内のHertzで車を借り、さっそく私がドライブ。ヨーロッパで初めての運転です。運転するまでどちら側通行かわからなかったのですが、右でした。アメリカと同じです。ちなみに車はメルセデス!普通の車を頼んだのですが、さすがヨーロッパです。

少し道に迷ったものの、目的地のフランスChamonix(シャーモニー)まで大体2時間半ぐらいで到着しました。高速は車がびゅんびゅん走っていて、130キロぐらいで走っていた私もあっというまに追い越されてしまうほど。さすがヨーロッパです(ここでも)。

Chamonixに着いたらやっぱり雪は積もっていました。なんだかシティ&秋モードから一気に雪山&冬モードになったので、自分のなかで不思議な感覚。しかし。きれいな青空に雪山が映えてとてもきれい!ここをスノーボードするのが今年の目標です。今回はその下見のようなもの。

Chamonixの街もとても可愛らしく、日本のスキーリゾートとやっぱり雰囲気が違います。ちなみにChamonixはフランスですが、イタリア、フランス、スイスの国境に近いので、その3国のテイストが入り混じったような感じ?ランチはチーズ・フォンデュを食べました。オーダーの際は、なぜかついついイタリア語が出てきてしまいます(といっても Si とか Grazie とかの範囲ですが)。そのたびににっこりフランス語で返事が返ってきました。

街にある川ぞいを少し散歩しました。写真でみるとわかりますが、夕陽を受けた山はピンク色に染まっています。とてもきれい。ピンクの前は黄色・オレンジ色で、なんだかワインあるいはピンクシャンペンの色を見ているよう!

犬も連れて行ったのですが、雪の中を狂ったように駆け巡っていました(笑)。とっても楽しい日帰り旅行でした。

Friday, November 25, 2005

Osso Buco できました!


こないだの魚スープに似ている?

いえいえ、味付けは違います…。

お肉もとぉっても柔らかく、ポロリ、とできました。

ダブルヘッダー

なんと!ミラノは今日雪が降りました。初雪・・・といっても白い小さいものが舞っていただけで、本格的な雪ではなかったのですが。

日本に滞在した事があるアメリカ人の女の子が音頭をとって、日本風アペルティーボを開催する事に。彼女はやる気いっぱいだけど我々日本人学生はちょっと引き気味(笑)。でも手巻き寿司をすることにして、夕方からそれぞれ分担を決め各自買出しに行きました。この辺からちょっとみんなやる気がでてきたかな。私はだし巻き玉子とツナマヨ担当でした。

実は だし巻き玉子は得意なのです。まあるいフライパンでくるくると丸めていくのが快感…。パーティには35人ほど来る、ということだったので卵2パック全部使い、4本のだし巻き卵を作りました。美味!

ツナマヨのほうは、レモン、胡椒、オリーブオイル、ねぎを加えて少し本格的に。

犬を連れてパーティ開催宅へ。酢飯をつくり、他の人が作った具をならべてセットアップ完了・・・といったところで私は帰宅。今夜は彼が来るので、家に戻り自分たち用のディナーを作ります。料理、という面ではダブルヘッダー。ちょっと大変かな。

ただ帰宅前にこそっと手巻き寿司、食べました。
オッティモ!久しぶりの酢飯に感動しました。

さて、今夜の我が家のディナーはオッソブコ(osso buco)という、ミラノ料理。子牛の脛肉(骨髄つき)を野菜、トマトペースト、ワインで煮込む肉料理です。これにポレンタというとうもろこしの粉で作ったものをあわせてていただきます。

子牛、というのがミソのようで、これがラムや牛だと最後いただくときに「肉が骨からぽろり」と離れることがないんだとか。子牛の脛肉、スーパーでも売っていました。こんなの日本じゃ手に入らないよなーーーと思いながらにんまり(笑)。鍋はただいま煮込み中。

Thursday, November 24, 2005

便り

今日は授業中メールをチェックしていたら(笑)、前の会社で同じグループで働いていたメンバーからお便りをもらいました。近況が書いてあって、なんだかとっても懐かしく嬉しくなりました。

さて、授業では Linear Regression をやっています。マーケットリサーチで、ブランドと性別の相関関係を調べるのに使う、という例。ハーバード・ビジネス・スクールの資料を基に、 Linear Regression の式をせっせとエクセルで入力して数字をだしています。

PearsonやChi二乗などは以前に使っていたものの、RやR二乗、Chi二乗を計算する式を理解してその数値を自分で出してみる、といったアプローチ。

とここまでせっせと自分でやったところで、エクセルのAdvanced Toolsで全てを上手にきれいにやってくれる事を発見(笑)。横でイタリア人がせっせとやってくれています。彼が終わって、ファイルをもらったら今日は帰るぞ!

Wednesday, November 23, 2005

デリバティブ

昨日の授業ではデリバティブを学びました…。

め、めざめた・・・かも。

ファイナンス面白い!!!

いやーファイナンシャル・エンジニアリング(金融工学)ってすごいのね~。

と一瞬思いました(笑)。

Tuesday, November 22, 2005

ディナー with ボッコーニ

今夜はBocconiの日本人学生が集まっての食事会でした。

今年と去年のMBAに加えて、ミラノならではのファッションMBAの学生も参加。彼らがくるとなぜかぐぐっと華やかになるのは当然?なのかしら。

かなりたくさん食べました。
満腹!

今は真夜中を過ぎた時間です。
これから数学の宿題をやろうかな、と。
とりあえずできるところまで。。。

ミラノでヘアカット

念願のヘアカットに行ってきました!

といっても犬の話ですが。

ヘアカット前 ↓



ヘアカット後 ↓



なかなかすっきり!

Sunday, November 20, 2005

すでに冬?

とても空気が冷たくなりました。どうやら今週末は気温が0℃になったとか。外に出るのが億劫、だけど出てみたら以外に気持ちいい、という天気です。

昼間でぐっすり眠り、夕方まで家でたらりと過ごす。日曜日はこういう過ごし方が一番いいのかもしれません。。。

重い腰を上げて犬の散歩に。外に出て飛び跳ねる犬をみるとやっぱりにっこりしてしまいます。

そうそう、来週は彼(犬)のヘアカットをしに。歩いて10分ぐらいのところでリーズナブルな値段でヘアカットをしてくれるところを発見。来週はこの犬風邪をひいてしまうかも??

夜は家でゆっくりとごはん。昨日の残りのあさりでスパゲティ・ボンゴレ。こちらもおいしくできました。そして彼は(こちらは本当の彼)先ほどロンドンの帰途へ。

そろそろ勉強するか。

Saturday, November 19, 2005

初めてのショッピング in Milan

というわけではないのですが。

遅く起きていつもどおりの市場での買い物&朝食(ほとんど昼だったけど)を取った後、夕方に近所まで買い物に行きました。寒くなってきたのでセーターを買おうかな、と思って。

ミラノに来て初めての、衣類の買い物です。

社会人のときならすぱっと買っていたであろう、コートやセーターがたくさんありました。さすがミラノ。
でもやっぱり学生の身としては…。なかなか手が出せず。

最後に見たお店でようやく自分のバジェットにあった暖かいセーターを見つけました。
もこもこしていて、まるで犬のLloydのよう(笑)。

これで暖かい冬が過ごせるかな?

Friday, November 18, 2005

フォアキャスト

ここのところ数学の授業でフォアキャストをやっている。オイル価格、売り上げ、エアラインの客などいろいろアプリケーションがあるのでおもしろいトピックではあるものの、先生の教え方がとってもわかりづらい。

昨日の宿題ではオイル価格のフォアキャストについて、どのモデルを使うのが一番良いかを議論するもの。季節変動があるのか。トレンドはあるのか。それに基づきモデルを幾つか選び、フォアキャストと実際値の差(エラー)を計算し、さらにモデル内の係数のチューニングをしなくてはならない。

専用ソフトを使えば早いのだけど、そうすると何をやっているのかわからないのでエクセルでモデルの式をいれてステップごとに計算してみる。

なんとなく答えはでたものの、すっきりしない…。

この先生だと授業でもすっきり教えてくれていないので後でまたやるしかないのかな。

最近、この「後でやればいい」的な態度が増えてきてます。これじゃ最後が大変だ(笑)。

金曜日の楽しみ

金曜日は本当に開放感がある。授業は3コマで終了。午後1時半には学校も終わる。毎日、金曜日になると時間があるから勉強するぞ、と思うのだけどなかなかそれは難しい(笑)。

今日も学校終わってすぐにスーパーに行き、今夜の食材を買い込む。いろいろ悩んだけどズッパ・ディ・ペッシェ(魚スープ)とポルチーニ茸のパスタに決定。

ズッパ・ディ・ペッシェ用にあさり、海老、赤い魚を買う(笑)。赤い魚ってなんだかよくわからないけど、鯛ではなくてかさごっぽいやつ。よくよく考えてみたら魚一匹買うの生まれて始めてかも。いつも買うとしても切り身ばっかりだったからな。

アサリは1キロ。7ユーロと以外に高い。ムール貝は3ユーロだったからこっちではアサリは高級品なのかしら?と思いながらこれも初めてとなる砂だし作業をインターネットで調べてみた。砂だし開始して数時間たつんだけどイマイチ砂がでているかよくわからん。ま、いっか。

そして先ほど犬の散歩がてらジェラードを買ってきました。ストロベリー、チョコ、ヨーグルト。ここのジェラート&クレープ屋さんは今週ほぼ毎日行っているな…。恐ろしい。

お店をだせる?


で、できました。魚のスープ。ちょっと写真うつりは悪いけど。

真ん中にどでーんといるのがお魚です。

アサリの砂だしも無事終了できたし。

かなりおいしくできました。

Thursday, November 17, 2005

早朝

朝5時半に起きてトラムのストップまでじゅんちゃんを送る。

…いったん家に帰り、一息ついて最初の授業に行く予定だったけどそのまま寝てしまった(笑)。

ようやく起きて、今は学校です。ホッ。

Wednesday, November 16, 2005

最後の晩餐

じゅんちゃんのミラノ滞在も今日が最後。スーパーで食材を買ってDinnerを一緒に作る事に。

メニューは…ムール貝の白ワイン蒸し&ミラノ風リゾット。
どっかで聞いた事あるって?? そうそう前に一度作ってとってもおいしかったメニューです。

白ワインを飲みちょっと酔っぱらいながらご飯を堪能。
やっぱり一人で作るより二人で作ったほうが楽しい!

Tuesday, November 15, 2005

テストの結果 パート2

数学のテストが返ってきました。

手ごたえがあった→解答をみて落ち込んだ、という割には結構いい点数でした。

ホッ。

途中で点をくれたのがよかった。

酔っ払い

授業の後で友達と集まって勉強する。手ごわいかなと思っていた数学の宿題もみんなでやれば結構大丈夫ということがわかった。

そうそう、今日は日本からの留学メンバーの一人に女の子が誕生。奥さんは日本で出産だったんだけど、夕方丁度クラスの休憩時に電話がかかってきてニュースを知ったよう。おめでとう!

夜はちょっと遅かったけどじゅんちゃんとディナーへ。犬も参加。入ったレストランはニョッキが自慢らしく、確かに、確かに、とぉーーーっても美味しい!手長海老もニョッキに参加してかなり豪華な一品でした。デザートのチョコレートケーキもチョコとSweetポテト融合でしっとり。最後はウェイターのおじさんがリモンチェーロという食後酒をおごってくれました。

おかげで…翌日のリーディングがひとつしかできなかった(涙)。しかも家でリーディングしている最中に何度眠りにおちたことか。お茶をいれてくれたじゅんちゃんに感謝。

Sunday, November 13, 2005

まったり



日曜日になると「まったり」というタイトルになりがちなのはなぜだろう?(笑)

酔っ払ってきて気持ちよく寝た昨日。今朝も10時半過ぎに起き、シャワーを浴びて出かけるまでたっぷり時間をとった。こういう日ってとても気持ちよい。

Duomoで3人と待ち合わせてピザ屋へ。彼女たちにとっては待望のピザ。日曜日に開いている店は少ないけれど、Duomo近くのガイドブックにのっていた店に行く。ちなみに、「地球の歩き方」はなかなか優秀。現地で人気のある店を幾つか案内したけれど、数店は「地球の歩き方」にのっていました。こっちがびっくりした(笑)。

ピザは熱々でおいしい。みんな違うのを頼んだので、それぞれのピザをつまんで味比較をできるのもいいところ。
ピザの後は少しショッピングし、ジェラート休憩。その後井口君はロンドンに旅立ち、私は勉強のため(涙)帰宅。

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今は丁度ファイナンスの本の一章を読み終えたところ。ご飯を食べながらブログを書いています。

今回、そして先週のなおみちゃんの滞在でかなりミラノは犬が大丈夫なことがわかった。今日も実は犬持参?でいったんだけど、レストランもカフェもお店もみんな犬はOKでした。

日本だと規則が多く、従業員もそれに従う傾向があるけど、たぶんミラノ(イタリア)は個人の責任(あるいは無責任)が大きく、店員も自分が店を代表して働いています!という自負がなく、特に犬に注意する人はいない、という感じ。それよりも「あー犬だ~可愛い」と寄ってくる人のほうが多かった…。まあこれは Lloydがひいき目にみてもかなり愛くるしい顔をしていることにも起因するんだけど。

ということで、もしミラノに遊びに来るのであれば…ぜひ我が家の犬と一緒に遊びましょう!

ちなみに

ファイナンス系では金融大学というリンクを利用しています。これは「さるでもわかる」的な非常にわかりやすい、ビギナー向けのリンクで現在大変助かっています…。

Saturday, November 12, 2005

ミラノめぐり

みっちい、じゅんちゃんの二人に加えて今日はロンドンから「ミラノに買い物に来た」という井口君も参加。午前便で到着した彼を待ち、4人で近所の朝市に向かう。

いつもどおりのチーズ、生ハム、そして最近超お気に入りのオリーブ。このオリーブは余りに新鮮すぎてスーパーでも売っておらず、朝市でしか変えない貴重品。とってもこくがあっておいしいのです。

家でブランチを。みんな新鮮な食材に感動してくれる。私もみんなとわいわい食べれてとても嬉しい。




みんなが週末泊まるホテルにチェックインし、夕方から買い物を。さすがロンドンから買い物に来た、と言うだけあって井口君はかなりばりばりショッピングしていました。あれだけ買うと、こっちも見ていて気持ちがいい(笑)。

夕飯は前々から気になっていた Trattoria Toscana へ。入り口からは想像できないけれど奥へ行くととってもいい感じのテーブルが。ここではニョッキ、ポルチーニ茸のパスタをシェアし、じゅん&みっちいは念願のミラノ風カツレツを。赤ワインをボトルで飲んで、なんだかとってもいい気分になりました。おかげで会話は相当面白かったぞ。


Monday, October 31, 2005

連休3日目

ct3ミラノから電車で3時間ほどのChinque Terreに行ってきました。Genovaを超えてさらに南下したところにある世界遺産にも指定された「5つの村」です。海沿いの断崖にぽつりぽつりと建てられた村。5つの宝石とも言われているらしい。

そもそもなんでここに来たかというと、先週テスト勉強をしている時に「あー海が見たい、おいしいシーフードが食べたい」と日本人の友達がぼそっといった一言がきっかけ(笑)。連休中みんなミラノにいるし、じゃあ日帰り旅行でも、ということで本日決行。

参加者は合計5人のMBA日本人メンバー。朝早起きしてミラノ中央駅に8時集合。お昼前には最初の街、Monterossoに到着。早速ランチのためにレストランに入る。

ここのシーフードがものすごくおいしい!アペタイザーに生海老をいただく。レモンと塩のシンプルな味付けなのにとてもおいしい。身が透明でとてもきれい。 そしてムール貝の白ワイン蒸し。貝だけではなくだしがでた汁がとてもおいしく、パンに吸わせてさらに食べる。そして最後はシーフードリゾット。ほとんどパ エリアののりでしたがこちらも美味しいエキスを十分に吸い込んだお米がまた素晴らしい。これに最後カフェを飲んでさらにビールも飲んで一人20ユーロは安 い!

ct2そ の後は海上バス(船)で残りの村のうち、二つを訪問。まずはManarolaに行く。船がかなり揺れ、通常の予定時間をはるかに越えてManarolaに 到着。だいたい50分ぐらいは船にいたかな? この村から次の村Riomaggioreの間は「愛の道」と呼ばれる30分ぐらいのコースがあるということ で、愛に飢えている友達のために歩く。



ct1村自体はとても小さいところにぎゅっとカラフルな古い建物が押し込められたような感じ。窓の外に吊るされた洗濯物を見る限りは香港の裏通りといってもおかしくない(笑)。でもやっぱり色のせいかな、ヨーロピアンな雰囲気をかもし出している。

「愛の道」自体はそれほどロマンチックではなく、海沿いの道でした。観光客もほどほどいたのでなかなか愛を語るのは難しい?

Riomaggioreではカフェで休憩。この後一人がさらに南下して斜塔で有名なPisaとFirenzeに行くというので彼を見送り、残りの我々は再び船に乗りMonterossaへ。電車に乗る前に軽く食事&ワインをし、ミラノへ帰途につく。電車の中で相席と なったイタリア人親子との会話も弾み、なかなか楽しい電車の旅。ただしミラノ中央駅に到着したのは夜の10時。さらに帰りの地下鉄&トラムの接続が悪く結 局自宅に着いたのは午後11時。そして!その後犬の散歩に出かけた私…。長い長い一日でした。

Saturday, October 29, 2005

真夜中の


インターネットをチェックしていたらいつの間にか時計は午前1時をまわっている。真夜中を過ぎるとついついやってしまうのが深夜のパスタ…。いつも決まってトマトソース。美味しくできた、と思って学校のメールをチェックしたらファイナンシャル数学の解答が。

ああ、みなきゃよかった。
自信を持っていたはずのこのテスト、ひょっとしたら再試かも…。

Friday, September 30, 2005

il mio raggazo



il (定冠詞 the) + mio (私の) + raggazo (男の子) = my boyfriend




犬のLloydが今日ロンドンから到着する。午後1時半に授業を終え、トラムとバスに乗り継ぎLinate空港へ。

Lloydは一人で木箱にいれられてやってくる。格安航空券を使えば人間の移動は数十ユーロで済むが、犬はそうはいかない。ちなみに今回は輸送料は合計400ユーロ払ったとか…。

空港の到着ロビーで一人で犬が降りてくるわけにはいかないので、貨物専用のオフィスに行く。ここは空港からいったん外に出たところにあるため、タクシーで移動する。タクシーのおっちゃんにはオフィスの前で待っててもらおうとしたが、結局乗りかかった船、ということで(とこちらで都合よく解釈)全部手続きを手伝ってもらう。

Thursday, September 29, 2005

ねむい

昨日は日本人の学生と食事会。夜8時ごろからはじまり、家に帰ったのは2時ごろ?なのに授業は朝の8時半から…。相当眠い。こんな日はイタリアのコーヒーも役に立たない…。

Wednesday, September 28, 2005

日本人ですもの


シャープの炊飯器をミラノ在日本人に借りたので早速初めてご飯を炊く。日本で使っていたものより強力な炊飯器で、IHなんとか付き。ものすごくおいしい。昨日受け取ったゆかりや山椒をかけてぺろっと一杯。さらに先日かったキムチと一緒に2杯目。あーーー本当においしい。


さて、ご飯をたくさん食べたのにもかかわらず、東京にいた時にかなりきつかったジーンズを着てみた。な、なんと着れた…。あーうれしい。ミラノに来てからものすごく食べているのに、なぜ着れたかは謎だけど。ごはんといい、ジーンズといい、なんだか今日は嬉しい事が多い。


今日は午前中が授業がないので比較的ゆっくり。iMacで朝からトランスを流し、Accountingの勉強を少しする。Uncollectible Account Receivable について。こないだまではテストできなかったらどうしよーと思っていたが、よくよく考えたらテストでいい点を取るためにMBAをやっているんじゃないということに気づく。ビジネスをいろんな観点から見ることを学ぶために来たんだ、ということを再確認し、かなり気楽になる(一種のひらきなおり)。


Tuesday, September 27, 2005

iMac登場

実家から荷物が届く。4箱。そのうちひとつは私の大事なiMacちゃん!7月末の引越から姿を見ていなかったので、箱を開けたときは感動。セットアップして起動させてみたらきちんと動いた。あーよかった。


去年iMacを買ったときの感動がよみがえる。MacってちょっとしたところがWindowsと違っていいんだよな。写真のソフトとか、DVDのソフトとか。ショートカットが多いのも素晴らしいし。あー本当うれしい。

家のインターネットはまだ設定していない。というか、設定できない。ブロードバンドを受けるには固定電話が必要で、ラインをactiveにしなくてはならない。こんなのちょろっとするだけなんだろうけど、な、なんとイタリアの電話会社では1ヶ月かかるらしい。さすがイタリア…。

Monday, September 26, 2005

Lago Maggiore

Kaitaに誘われ、彼女の友達と総勢9人(子供2人含む)でマッジョーレ湖に行く。ミラノの北部に車を一時間半ほど走らせるといくつか大きな湖がある。マッジョーレ湖はそのうちのひとつで、一番大きな湖。

Simone(シモーネ)というKatiaの友達の旦那さんが湖近くの小さい村 Massino Visconti 出身で、村を散策。本当に小さく、村の誰もが皆知り合い、という環境らしい。建物は古く、石でできている。強烈にイタリアの村っぽい。かなり感動していろいろ写真を撮った。

村からさらに山を登ったところにあるレストランでお昼を食べる。ここは予約をしないといけないレストランらしいが、ミラノと比べてとてもリラックスしてさらにとてもリーズナブル。1時からの予約で食べ終わったのが4時!

スタートからよだれがたれっぱなし。サラミ、プロシュート、アンチョビ、キノコのオイル漬け、ドライトマトのオイル漬け、エシャロット…。これらが一気に登場し、地元の赤ワインと一緒に食べる。この赤ワインがまた若くて飲みやすい。一通り食べた後はキノコのリゾットと松の実であえたラビオリが登場。昨日の私のリゾットもおいしかったけど、これも相当すごい。食が進む。

その後メインが登場。この時点で既に満腹だったので、数皿オーダーし、皆でシェアする。ソーセージの煮込み、牛の煮込み、挽肉のソースに付け合せで粟のような穀類をサフランで煮たイタリア北部のプリートというものをいただく。牛の煮込みは素朴でとてもおいしい。肉も柔らかく、煮汁がプリートとよく合う。

最後はエスプレッソとリコッタで作ったチーズケーキ。相当胃が膨れた。

夕方に湖のほとりのAronaという可愛らしい街によりさらにジェラートを食べる。行きは1時間かからなかった道のりも、日曜の午後さらにミラノ市内はサッカーの試合、ということでものすごい混み、2時間半ほどかかって自宅に到着。

あー3連休にもかかわらず、勉強全くしなかったな…。

Sunday, September 25, 2005

昨日の夜は



意外とイギリス人のクラスメートと話し込む。気づいたら真夜中近くだった。常々私の人生は一冊の本にできるのじゃないか、と思っていたが、彼の最近の人生は本どころかフジテレビの3ヶ月ドラマ(さらに月9)にできそうなぐらい波乱万丈であった。彼の幸福を祈る。

今日は土曜恒例の朝市に行き、また植物と食物を買い込む。お昼にインド料理ときのこリゾットを作る…。どう考えても合わない組み合わせだが、どちらも食べたかったのでついつい両方作る。かなりいい感じ。

寝不足と疲れで昼寝をし、エネルギーをチャージしたところで午後の買い物に行く。中華&日本食材店へ。なかなかきれいでよろしい。少し高めの設定だったが、お箸や米麺などを買う。そしてペットショップに行き、金曜日に到着する犬の名札(名前と電話番号をプリントしたもの)をオーダーする。イタリア語でがんばる。

夕方近郊のショッピングセンターに行く。大きくて興味深いがかなり疲れて結局たいしたものを買わずに帰宅。予定していたクラビングをやっぱりやめて早々に寝る…が夜中に蚊に刺される。ミラノは結構蚊が多い。日本ほど機敏な動きはしないがうるさいのは確か。

Friday, September 23, 2005

インドづくし


昨日は日本食のあとバールに行きお酒を飲んで帰ったら午前2時半だった。とはいうもののスタートが夜の9時だったからそれほどしんどくはない。Naviglioという学校の近くの運河が流れるエリアは若者が多くpretentiousな感じはなくてとても居心地がよい。

とはいうものの、朝日と車の音に目覚めたのは朝8時。さすがに眠い…。同じクラスのインド人から電話が入り、一緒にインド食材店とインド料理をまわることにする。イタリアでインド人と待ち合わせたからか、予定の時間よりもかなり遅れてお店に向かう(私も遅刻した)。


それほど大きい店ではないが一通りのスパイスやらレンティルやらを買い込む。私の料理上手の秘訣、タンドリーチキンペーストも入手。これは赤いどろっとしたペーストで、ヨーグルトとチキンとこのペーストを混ぜて一晩寝かせ、翌日10分ほど煮込めば絶品のチキンカレー煮ができる、という物でカナダ時代から愛用。

その後二人でトラムに乗り、インド料理へ。といっても立ち食いの店で、ライスとおかずを二品選ぶ。かなりおいしい。友達のインド人はたくましく、お店の人と仲良くなりさらにおまけしてもらっていた。私もその恩恵に預かる。7ユーロ(約960円)が5ユーロ(約680円)に。さすがインド人。

彼はその後学校へ向かい、私はそのまま韓国&日本食材店に向かう。今日行ったところはそれほど大きくなかった。醤油が2.8ユーロ(約400円)、キムチ400グラム4.5ユーロ(約620円)。やっぱり高いな…。キムチを買ったはいいが、まだ家にお米と炊飯器はない。ま、いっか。

余り寝ていないせいか、猛烈に疲れる。もうひとつスーパーに行って家に帰った時にはかなりへとへと。疲れついでにモップで床掃除をしていると管理人のおばちゃんのノック。

午前に会ってインド食材店に行くんだよ、と言ったのでその様子を見に来たらしい。一通り今日の成果を見せる。昨日少しイタリア語をまとめたせいか、なぜか今日はよく意味が通じる。私的にはおばちゃんの話していることの4割はわかった。調子に乗っていろいろ質問もする。どうやら床掃除には水拭きではなくアンモニアを水に溶かして拭いた方がいいといっている。アンモニア入り洗剤は0.5ユーロでスーパーで売っているらしい。

ということでスーパーまで買出し。洗剤発見。床掃除完了。

今度は別の、インド系イギリス人のクラスメートから電話がかかってくる。ひまらしく、ご飯でも食べようということになる。同じインド系でももちろんインド人とイギリス人なので性格は異なる。インド人の彼はよくしゃべり、イギリス人の彼は比較的ゆっくりとリラックスして話す。あ、そろそろ時間だ。行かなくちゃ。

Wednesday, September 21, 2005

ストライキ


今日の朝8時半から午後3時半までミラノの交通機関がストライキをします、というアナウンスが昨日されたようだ。アナウンスの仕方はいたってシンプルで、トラム、メトロなどでイタリア語で繰り返しあったらしい。もちろん私は友達に教えてもらうまで知らなかった。(写真は古い型のトラム)。

ところが今朝もトラムは走っている。???と思ってさらによく聞いたら、ストライキがキャンセルになったらしい。どうやらストライキは3ヶ月に一回ぐらいあるらしいけど、キャンセルも結構あるらしい。さすがイタリア…。

(写真は新しい型のトラム)

ピザ


ランチはまたもやピザ。今日はシェアにしてみました。

Tuesday, September 20, 2005

やっぱり



やっぱりAccountingのテストはきつかった…。まあいいや。

テストの後にランチに行く。今日は中華。まずい。まあこういう日もあるよね。今まではパニーニ(だいたい3ユーロ)やピザ(5ユーロから)を食べていて、やっぱりイタリアンは相当おいしい。ピザを頼んだ時はなんと直径50センチほどあるピザがやってきた…。イタリア人はシェアする人が多いようだ。ちなみにピザの時はワインではなくビール。さらにイタリア語クラスの人は午後授業があるにもかかわらずビールを飲んでいた。さすがだ。見習わなくては。

ロンドンにいる犬が早ければ来週にミラノに来ることになりそう。楽しみだけど手なずけるのが大変かも(笑)。

Monday, September 19, 2005

明日はテスト

明日はAccountingのテスト。結局まだ勉強していない。もうあきらめた。今回のテストは今の自分のレベルを判断するためのもので最終テストではないし。あきらめが肝心。

今週からマクロ経済の授業が始まった。先生がヘビーなアクセントで内容を理解するのに苦労する。まあこれも後でフォローアップでいいや。

週末からミラノは寒くなってきた。気温でいうと20℃ぐらい?薄手のセーターかジャケットが必要。

今夜は家具の配置換えでもしよう。そして飽きたらAccountingの勉強でもするか…。

Sunday, September 18, 2005

雨の日曜は


日本からの電話で目を覚ます。今日は雨。午前中はいよいよさぼっていたAccountingの勉強をする。1時間ほど勉強した後、2時間ほど休憩…。学校にいってメールをチェックしようと思ったが、なんと学校が閉まっていた(かなりヘビーなシャッターが閉まっていた)ので断念。スーパーに行くも日曜のため閉店。ま、こういう日もあるよね。

夜にメールの返事を書いていたら、ドアのベルが鳴る。管理人のおばさんだ。また猛烈な一方的な会話をする(おばさん→私)が、私もがんばって応戦する。昨日の夜蚊に刺されたと言うと(昨日、蚊、[ゼスチャーで顔にさされる動き]、で通じた)、早速ベープマットを持ってきてくれる。朝市で買った謎の野菜をみせて、どう調理するか聞く(これ、食べる、どのように)と野菜の茹で方と食べ方を教えてもらう。ついでに塩ももらう(実はまだ塩買っていなかった)。辞書とイタリア語のノートを総動員させた結果、おばさんは結婚して53年、息子が二人いることがわかった。おばさんも私の家族構成がわかったようだ。よかったよかった。

今日の夕飯は(教えてもらった)野菜とパスタ。相変わらず麺好きな私ですが、今回はおばちゃんに教えてもらったポルチーニ茸とトマトのソース。教えてもらったというか、ポルチーニは、と聞いたら、トマトと(なんちゃらとかんちゃらとを混ぜて、さらになんちゃらとかんちゃらの調味料を加えて…)という言っていたような気がするので、とりあえず私の想像力を駆使して作ってみた。ただ、めちゃめちゃおいしい。やっぱり素材だな、素材。

Saturday, September 17, 2005

引越し

お昼前にアパートに到着し、無愛想な大家さんと学校のHousing OfficeのMarieさんと会う。大家さんはミラノに住んでいないので、まあ特にこの人とうまくやっていかなくていいからいいのだけど、それにしても無愛想だ。無事契約書にサインをし、お金を払う。これでここに住める!

最初にしたことは、近くの朝市に行って植物を買ったこと。あまり植物を育てるのは得意ではないけれど癒されるし、植物があるとアパートが「家」っぽくなるので。2軒ほど花屋を査定?し、安いほうで買う。そしていつもどおりのプロシュート、チーズコース。今回はこれに加えて野菜、果物も買ってみた。それぞれのお店で片言のイタリア語を話す。通じなくても最後は万国共通の笑顔で笑ってごまかす。なかなかおもしろい。

午後はKatiaに連れて行ってもらい、IKEAに行く。ベーシックなベッドのシーツや布団、チーズグレーダー(大根おろしのチーズ版)やらエスプレッソ用のコップを買う。240ユーロほど使う。ミラノに来て一番の出費だ。IKEAにはKatiaの友達(前職場の上司らしい)に連れて行ってもらうが、彼は辛抱強く私が買い物を終えるのを待ってくれた。いい人だ。

夕方に近くのスーパーでさらに買い物をする。今日はこないだっから食べたかったカルボナーラを作る。クリームを使わない、本格的なやつ(卵、パルメジャンチーズ、ベーコン、にんにく)。かなりうまい。私の料理レベルでも素材がよければこんなにもおいしくなってしまうなんて。あーうれしい。

Friday, September 16, 2005

大金が

明日アパートの契約なので、お金をどどっとおろす。3ヶ月分の先払い&2ヶ月分の保証金、なのでかなり結構な額です。「イタリアは物騒な国」といわれているので帰り道はしっかりとかばんを小脇に挟んでふんばって帰ってみた(笑)。そうそう、今日の自慢(進歩)は、朝パン屋で「これ1個、それとこれ1個」とイタリア語で話したこと。いやーすごい。「これ questo」という言葉は万能だ!物の名前がわかんなくても使えるし。ああ、でもこんなことで喜びを感じるなんて人生っていい感じだわ。(最近なんでもすることに対して感動している)

Thursday, September 15, 2005

かなりへとへと



今週からプレコースが始まったわけだけど、けっこうスケジュールがハード。朝は8時半から始まり、午後4-5時に基本コースが終了。その後私はイタリア語もとっているので、結局学校をでるのが夜の7-8時になってしまう。Katiaの家はトラムと地下鉄で45分ほどかかるので、やっぱりちょっとつらい。家に着くといつも飢餓状態(笑)。

見つけたアパートには今週の土曜に契約&引越なので、その後はかなり楽になるはず。学校まで歩いて5分ぐらいだし。そしたらもうちょっと朝寝坊もできるかな。

ところで、やっぱりちょっと理解を超えるAccountingの教科書を買うことにした。学校の本屋では70ユーロで売っているので、なんだか高いな、と思って渋っていたらなんと在庫がなくなってしまった。うーん、と数秒悩んだ時にイタリア人のクラスメートがコピー屋を紹介してくれた。1冊丸ごとコピーで製本もしてくれて21ユーロ。早速こっちをゲット。結局安く仕上がり、しかもすぐ手に入ったので一件落着。昨日はレモン酒で寝てしまったので、今週はちょっと勉強するかな。

Wednesday, September 14, 2005

南イタリアの男性

今夜の夕食は賑やか。クラスを終えて帰宅すると、Katiaのミラノに仕事の面接に来ていた男友達と、彼女のルームメイト(男)&彼の友達の計4人が丁度夕飯の準備を終えたところで、私も参加する。

ルームメートの彼は実家(ナポリ)から帰ってきたばかり。実家がパン屋をやっているらしく、たくさんパンとピザを持って帰ってきた。これがものすごいおいしい。パンがものすごくもちもちしているけど、どうやら石釜がポイントらしい。

さて、食卓で出身を聞いたら、みんな南部(シチリアやナポリ)だということがわかった。そういわれてみれば顔つきがなんだかミラノと違う。よくわからないけど、もっと優しい顔をしていて、もっとフレンドリーで親しみやすい感じがする。

こっちに来てから、実はまだミラノであまりかっこいい生粋のイタリア人に会ったことはない(といっても1週間たってないけど)。都会ゆえに移民が多いからかな。ミラノが東京、イタリア南部は関西、と聞いたことがあるけれど、そんな感じは確かにする。

食事の後、覚えたてのイタリア語を披露し、和やかな雰囲気になる。イタリア語披露、なので会話、ではないので注意。ただ単語を並べたのみだけど結構受けがいい。最後はイタリア南部のレモン酒を飲み、とてもいい気分になったところでAccountingの勉強(宿題)もすっかり忘れて寝てしまった。まあいいでしょう。

プレコースとイタリアン


授業がだんだん難しくなってきたぞ。数学と経済はさておき、Accountingが…。やっぱりテキスト本買わないとだめかな。今日はCRとDRの位置づけで頭が???になる。宿題も出たし、しょうがないから今夜は勉強かな(ため息)。

イタリア語のテストの結果が返ってきた。な、なんと。まったく勉強していないにもかかわらず、なぜか中級クラスに入っていた。強運なんだかはた迷惑なんだか。とりあえず中級クラスに行って見たがやはり大変なので初級レベルに戻してもらった。あーよかった。

Tuesday, September 13, 2005

アパート決定

ああ、人生はなんて素晴らしいのでしょう。犬がOKになり、アパートが大丈夫になりました。ラララララ。イタリアって素晴らしい。人生って素晴らしい!

Monday, September 12, 2005

学校始まる

昨日の夜に飲んだエスプレッソが効いたのか、夜なかなか寝付けず。でも寝坊せず学校には間に合う。集合は8時半。

本コースは10月からだけど今日からスタートのコースはビジネスのバックグランドを持たない人向けに、マクロ&ミクロ経済学、経理、ビジネス数学、そしてイタリア語が用意されている。MBAの英語コースに入学する人はおよそ70人なのだけどその半分強がこのコースに参加していた。

クラスのメンバーはなぜかギリシャ人が多く、その他イタリア、クロアチア、ドイツ、アメリカ、カナダ、インド、トルコ、中国、日本…という具合。簡単な自己紹介をしたのだが、バックグランドは多様で、法律、政治経済、建築、音楽、マーケティング、工学、製薬など。ただみんな経済学に関しては無知のようで、とりあえず私も一安心(笑)。

と思ったのもつかのま、いきなり10分間のテストを受けさせられる。選択法だが、経済を学んだことのない私にとってはちんぷんかんぷん。とりあえず丸だけつけておく。みんなも同レベルなんだろーなーと思っていたら、採点後にトップスコアの4人の名前が発表され、なぜかよくわからないが私の名前が入っていた。なんだかイタリアに来てから強運続きで怖い。

学生もネイティブ英語の人が多くないので、みんなアクセントがあり面白い。教授もアクセントがあって授業は和やか。まだ初日なのでぜんぜん簡単だった。

朝8時半に始まったセッションも、ようやく午後1時半に終わる。もちろん途中で休憩はたくさんあるのだが、イタリアではどうやらこの8:30-13:30セッションがどこでも共通のようです(銀行とかお店とか)。今日はお昼にカフェテリアに集まり、学長招待でランチがサーブされた。さすがイタリア、赤&白ワイン、プロシュート、サラミ、チーズと豪華なアペタイザーが続く(といっても立ち食いだし、現地では安価なんだけど)。ラザニアなどもでて、なんだか久しぶりにたくさんおかずを食べたな、とふと思う。自炊だと11食1おかずになりがちだな、なんてことを思いながら午後のイタリア語のテストのことも忘れて、しばし白ワインを楽しむ。飲みやすくておいしい。

イタリア語は全く勉強していないので、テスト1枚目を終了した時点で退席。わからない問題に時間をさいてもしかたないので、とっとと終わらす。その後早速Housingオフィスに行き、先週金曜に見たアパートの契約希望を伝えに行く。

と、ところが!ここで落とし穴が…。あんなに口をすっぱくして犬がいることを伝えたのに、今さら大家さんが犬が大丈夫か確認するから待ってくれ、と言ってきた。ミラノではどうやら建物によって規制があり、動物を中で飼えるかどうかが制限されているらしい…。うーん。明日までまたないとわからないが、アパート探しは結構大変(というか物件がそもそもない)ので、ぜひこれでばっちり決めたいもの。最初はへこんだが、まあこの時点で私ができることはない、と考え、帰り道のスーパーで現実的な買い物をする。

現実的な買い物とは…シャンプー&リンス。イタリア語がわからない私にとっての選択ポイントは、パッケージの色(見た目)と匂い。私の中でバスルームは緑にするぞ、となぜか想像がふくらんでいたので、緑のかわいらしいパッケージを選ぶが、どうみてもそのパッケージにある女の子の絵はパーマっている。これはパーマ用らしい。私はパーマじゃない。しょうがないので緑は断念し、紫だけどストレートの髪の女の子の絵で、パッケージが可愛く、匂いもよく、そして安いシャンプー&リンスを購入。今晩さっそく使ってみよう。

しかし、パッケージから選ぶとは私もやっぱり商業的なマーケティング戦略のいいカモなんだろうな。でも貧乏生活だからパッケージかつ低価格な商品を選ぶあたり、私もなかなか経済的じゃない、と自己満足に浸る。

Sunday, September 11, 2005

日曜日は死んでいる

今日は目覚ましをかけずに起きてみた。一度7時半に起き、最終的には9時半にやっとベットから立ち上がった。こういう朝はとてもいい。

朝からメロンとりんごを食べ、エスプレッソをいれてみる。ものすごくおいしい。Barでカフェ(イタリアではカフェ=エスプレッソを意味する)を飲むのもいいけど、貧乏生活なので節約し、なるべく家で食事、エスプレッソを心がける。それでもおいしいんだから、本当にありがたい。

Katiaに教えてもらった店が多いというBuenos Ares通りに行く。到着したのは昼すぎだったのだが、ほとんどの店が閉まっている。これはどのエリアもそうで、要は日曜は店もカフェもレストランも大半が閉まっているようだ。開いている店は大きいチェーン店がほとんど。この通りはロンドンでいうとOxford St.、トロントだとYoung St.、サンフランシスコだとColumbus St. のような感じ。ただしいずれの通りよりもっときれいで幅は広いけど。東京にはなかなかないけど、何と言うか、大きいお店もあるけど小さくて安い店が多く、ちょっとチープな感じのする通り、といえばわかるかな。

日本の100円ショップに相当する1ユーロショップはこれまで数点見かけたが、この通りでは50セントショップを発見。す、すごい。でも狭い店で、日本のような素晴らしい商品展開はない。

Giardini Pubbliciという比較的大きい公園に行く。犬のため、公園リサーチは欠かせない。ここは犬というより子供のプレイグランドがあるような感じだった。残念。ここで雨が降ってきたので地下鉄へ避難。

駅を変えてCorso Comoという通りにたどり着く。ここはミラノのナイトライフゾーン。クラブが8軒ほど密集しているが、昼間もおしゃれなカフェが数店あり、日曜でも開いていた。貧乏生活でどこまでこのエリアに頻繁に来れるかわからないけど、とりあえずチェック。

また雨が降ってきたので今日はこれまで。アパートに戻り、まったりとした夕べを過ごす。明日から…学校!