Tuesday, July 11, 2006

ご近所

先ほど散歩から帰るとエレベーターでアパートの両隣に会いました。一人は70歳ぐらいのおばあさん。いつもとても私のことを気にかけてくれています。もう一人はペットショップを経営し、自身も小さい犬を飼っているおじさん。おじさんと呼ぶにはとても優しい顔の方です。

さて、昨日の夜タイ料理のために夜ロイドをアパートに残したのですが、案の定私が去ってから泣いたそうです。ロイドは普段おとなしくて優しい性格なのですが、それゆえ独りになると寂しくてないてしまうのが欠点。ああ、また泣いたか…しかも夜なのに近所迷惑で悪かったな、とかなり心が痛み、I am so sorry という言葉が自然と出てきました。

すると。

二人とも、「Sorry なんていうな!こんなことは何でもないことだよ。しかもロイドは吠えていたのではなくて泣いていたんだもの。犬だからこういうことはあるのよ。ロイドはちょっと赤ん坊で寂しがりやだからね。でも見てごらん、こんなキュートな尻尾をした犬!とても可愛いねえ」といったようなことをイタリア語でお互いに話していました。

ああああ、こういう理解のある両隣。とても感謝です。

パリに行ってもこういう人たちに会えるのかしら。

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