Friday, September 30, 2005

il mio raggazo



il (定冠詞 the) + mio (私の) + raggazo (男の子) = my boyfriend




犬のLloydが今日ロンドンから到着する。午後1時半に授業を終え、トラムとバスに乗り継ぎLinate空港へ。

Lloydは一人で木箱にいれられてやってくる。格安航空券を使えば人間の移動は数十ユーロで済むが、犬はそうはいかない。ちなみに今回は輸送料は合計400ユーロ払ったとか…。

空港の到着ロビーで一人で犬が降りてくるわけにはいかないので、貨物専用のオフィスに行く。ここは空港からいったん外に出たところにあるため、タクシーで移動する。タクシーのおっちゃんにはオフィスの前で待っててもらおうとしたが、結局乗りかかった船、ということで(とこちらで都合よく解釈)全部手続きを手伝ってもらう。

Thursday, September 29, 2005

ねむい

昨日は日本人の学生と食事会。夜8時ごろからはじまり、家に帰ったのは2時ごろ?なのに授業は朝の8時半から…。相当眠い。こんな日はイタリアのコーヒーも役に立たない…。

Wednesday, September 28, 2005

日本人ですもの


シャープの炊飯器をミラノ在日本人に借りたので早速初めてご飯を炊く。日本で使っていたものより強力な炊飯器で、IHなんとか付き。ものすごくおいしい。昨日受け取ったゆかりや山椒をかけてぺろっと一杯。さらに先日かったキムチと一緒に2杯目。あーーー本当においしい。


さて、ご飯をたくさん食べたのにもかかわらず、東京にいた時にかなりきつかったジーンズを着てみた。な、なんと着れた…。あーうれしい。ミラノに来てからものすごく食べているのに、なぜ着れたかは謎だけど。ごはんといい、ジーンズといい、なんだか今日は嬉しい事が多い。


今日は午前中が授業がないので比較的ゆっくり。iMacで朝からトランスを流し、Accountingの勉強を少しする。Uncollectible Account Receivable について。こないだまではテストできなかったらどうしよーと思っていたが、よくよく考えたらテストでいい点を取るためにMBAをやっているんじゃないということに気づく。ビジネスをいろんな観点から見ることを学ぶために来たんだ、ということを再確認し、かなり気楽になる(一種のひらきなおり)。


Tuesday, September 27, 2005

iMac登場

実家から荷物が届く。4箱。そのうちひとつは私の大事なiMacちゃん!7月末の引越から姿を見ていなかったので、箱を開けたときは感動。セットアップして起動させてみたらきちんと動いた。あーよかった。


去年iMacを買ったときの感動がよみがえる。MacってちょっとしたところがWindowsと違っていいんだよな。写真のソフトとか、DVDのソフトとか。ショートカットが多いのも素晴らしいし。あー本当うれしい。

家のインターネットはまだ設定していない。というか、設定できない。ブロードバンドを受けるには固定電話が必要で、ラインをactiveにしなくてはならない。こんなのちょろっとするだけなんだろうけど、な、なんとイタリアの電話会社では1ヶ月かかるらしい。さすがイタリア…。

Monday, September 26, 2005

Lago Maggiore

Kaitaに誘われ、彼女の友達と総勢9人(子供2人含む)でマッジョーレ湖に行く。ミラノの北部に車を一時間半ほど走らせるといくつか大きな湖がある。マッジョーレ湖はそのうちのひとつで、一番大きな湖。

Simone(シモーネ)というKatiaの友達の旦那さんが湖近くの小さい村 Massino Visconti 出身で、村を散策。本当に小さく、村の誰もが皆知り合い、という環境らしい。建物は古く、石でできている。強烈にイタリアの村っぽい。かなり感動していろいろ写真を撮った。

村からさらに山を登ったところにあるレストランでお昼を食べる。ここは予約をしないといけないレストランらしいが、ミラノと比べてとてもリラックスしてさらにとてもリーズナブル。1時からの予約で食べ終わったのが4時!

スタートからよだれがたれっぱなし。サラミ、プロシュート、アンチョビ、キノコのオイル漬け、ドライトマトのオイル漬け、エシャロット…。これらが一気に登場し、地元の赤ワインと一緒に食べる。この赤ワインがまた若くて飲みやすい。一通り食べた後はキノコのリゾットと松の実であえたラビオリが登場。昨日の私のリゾットもおいしかったけど、これも相当すごい。食が進む。

その後メインが登場。この時点で既に満腹だったので、数皿オーダーし、皆でシェアする。ソーセージの煮込み、牛の煮込み、挽肉のソースに付け合せで粟のような穀類をサフランで煮たイタリア北部のプリートというものをいただく。牛の煮込みは素朴でとてもおいしい。肉も柔らかく、煮汁がプリートとよく合う。

最後はエスプレッソとリコッタで作ったチーズケーキ。相当胃が膨れた。

夕方に湖のほとりのAronaという可愛らしい街によりさらにジェラートを食べる。行きは1時間かからなかった道のりも、日曜の午後さらにミラノ市内はサッカーの試合、ということでものすごい混み、2時間半ほどかかって自宅に到着。

あー3連休にもかかわらず、勉強全くしなかったな…。

Sunday, September 25, 2005

昨日の夜は



意外とイギリス人のクラスメートと話し込む。気づいたら真夜中近くだった。常々私の人生は一冊の本にできるのじゃないか、と思っていたが、彼の最近の人生は本どころかフジテレビの3ヶ月ドラマ(さらに月9)にできそうなぐらい波乱万丈であった。彼の幸福を祈る。

今日は土曜恒例の朝市に行き、また植物と食物を買い込む。お昼にインド料理ときのこリゾットを作る…。どう考えても合わない組み合わせだが、どちらも食べたかったのでついつい両方作る。かなりいい感じ。

寝不足と疲れで昼寝をし、エネルギーをチャージしたところで午後の買い物に行く。中華&日本食材店へ。なかなかきれいでよろしい。少し高めの設定だったが、お箸や米麺などを買う。そしてペットショップに行き、金曜日に到着する犬の名札(名前と電話番号をプリントしたもの)をオーダーする。イタリア語でがんばる。

夕方近郊のショッピングセンターに行く。大きくて興味深いがかなり疲れて結局たいしたものを買わずに帰宅。予定していたクラビングをやっぱりやめて早々に寝る…が夜中に蚊に刺される。ミラノは結構蚊が多い。日本ほど機敏な動きはしないがうるさいのは確か。

Friday, September 23, 2005

インドづくし


昨日は日本食のあとバールに行きお酒を飲んで帰ったら午前2時半だった。とはいうもののスタートが夜の9時だったからそれほどしんどくはない。Naviglioという学校の近くの運河が流れるエリアは若者が多くpretentiousな感じはなくてとても居心地がよい。

とはいうものの、朝日と車の音に目覚めたのは朝8時。さすがに眠い…。同じクラスのインド人から電話が入り、一緒にインド食材店とインド料理をまわることにする。イタリアでインド人と待ち合わせたからか、予定の時間よりもかなり遅れてお店に向かう(私も遅刻した)。


それほど大きい店ではないが一通りのスパイスやらレンティルやらを買い込む。私の料理上手の秘訣、タンドリーチキンペーストも入手。これは赤いどろっとしたペーストで、ヨーグルトとチキンとこのペーストを混ぜて一晩寝かせ、翌日10分ほど煮込めば絶品のチキンカレー煮ができる、という物でカナダ時代から愛用。

その後二人でトラムに乗り、インド料理へ。といっても立ち食いの店で、ライスとおかずを二品選ぶ。かなりおいしい。友達のインド人はたくましく、お店の人と仲良くなりさらにおまけしてもらっていた。私もその恩恵に預かる。7ユーロ(約960円)が5ユーロ(約680円)に。さすがインド人。

彼はその後学校へ向かい、私はそのまま韓国&日本食材店に向かう。今日行ったところはそれほど大きくなかった。醤油が2.8ユーロ(約400円)、キムチ400グラム4.5ユーロ(約620円)。やっぱり高いな…。キムチを買ったはいいが、まだ家にお米と炊飯器はない。ま、いっか。

余り寝ていないせいか、猛烈に疲れる。もうひとつスーパーに行って家に帰った時にはかなりへとへと。疲れついでにモップで床掃除をしていると管理人のおばちゃんのノック。

午前に会ってインド食材店に行くんだよ、と言ったのでその様子を見に来たらしい。一通り今日の成果を見せる。昨日少しイタリア語をまとめたせいか、なぜか今日はよく意味が通じる。私的にはおばちゃんの話していることの4割はわかった。調子に乗っていろいろ質問もする。どうやら床掃除には水拭きではなくアンモニアを水に溶かして拭いた方がいいといっている。アンモニア入り洗剤は0.5ユーロでスーパーで売っているらしい。

ということでスーパーまで買出し。洗剤発見。床掃除完了。

今度は別の、インド系イギリス人のクラスメートから電話がかかってくる。ひまらしく、ご飯でも食べようということになる。同じインド系でももちろんインド人とイギリス人なので性格は異なる。インド人の彼はよくしゃべり、イギリス人の彼は比較的ゆっくりとリラックスして話す。あ、そろそろ時間だ。行かなくちゃ。

Wednesday, September 21, 2005

ストライキ


今日の朝8時半から午後3時半までミラノの交通機関がストライキをします、というアナウンスが昨日されたようだ。アナウンスの仕方はいたってシンプルで、トラム、メトロなどでイタリア語で繰り返しあったらしい。もちろん私は友達に教えてもらうまで知らなかった。(写真は古い型のトラム)。

ところが今朝もトラムは走っている。???と思ってさらによく聞いたら、ストライキがキャンセルになったらしい。どうやらストライキは3ヶ月に一回ぐらいあるらしいけど、キャンセルも結構あるらしい。さすがイタリア…。

(写真は新しい型のトラム)

ピザ


ランチはまたもやピザ。今日はシェアにしてみました。

Tuesday, September 20, 2005

やっぱり



やっぱりAccountingのテストはきつかった…。まあいいや。

テストの後にランチに行く。今日は中華。まずい。まあこういう日もあるよね。今まではパニーニ(だいたい3ユーロ)やピザ(5ユーロから)を食べていて、やっぱりイタリアンは相当おいしい。ピザを頼んだ時はなんと直径50センチほどあるピザがやってきた…。イタリア人はシェアする人が多いようだ。ちなみにピザの時はワインではなくビール。さらにイタリア語クラスの人は午後授業があるにもかかわらずビールを飲んでいた。さすがだ。見習わなくては。

ロンドンにいる犬が早ければ来週にミラノに来ることになりそう。楽しみだけど手なずけるのが大変かも(笑)。

Monday, September 19, 2005

明日はテスト

明日はAccountingのテスト。結局まだ勉強していない。もうあきらめた。今回のテストは今の自分のレベルを判断するためのもので最終テストではないし。あきらめが肝心。

今週からマクロ経済の授業が始まった。先生がヘビーなアクセントで内容を理解するのに苦労する。まあこれも後でフォローアップでいいや。

週末からミラノは寒くなってきた。気温でいうと20℃ぐらい?薄手のセーターかジャケットが必要。

今夜は家具の配置換えでもしよう。そして飽きたらAccountingの勉強でもするか…。

Sunday, September 18, 2005

雨の日曜は


日本からの電話で目を覚ます。今日は雨。午前中はいよいよさぼっていたAccountingの勉強をする。1時間ほど勉強した後、2時間ほど休憩…。学校にいってメールをチェックしようと思ったが、なんと学校が閉まっていた(かなりヘビーなシャッターが閉まっていた)ので断念。スーパーに行くも日曜のため閉店。ま、こういう日もあるよね。

夜にメールの返事を書いていたら、ドアのベルが鳴る。管理人のおばさんだ。また猛烈な一方的な会話をする(おばさん→私)が、私もがんばって応戦する。昨日の夜蚊に刺されたと言うと(昨日、蚊、[ゼスチャーで顔にさされる動き]、で通じた)、早速ベープマットを持ってきてくれる。朝市で買った謎の野菜をみせて、どう調理するか聞く(これ、食べる、どのように)と野菜の茹で方と食べ方を教えてもらう。ついでに塩ももらう(実はまだ塩買っていなかった)。辞書とイタリア語のノートを総動員させた結果、おばさんは結婚して53年、息子が二人いることがわかった。おばさんも私の家族構成がわかったようだ。よかったよかった。

今日の夕飯は(教えてもらった)野菜とパスタ。相変わらず麺好きな私ですが、今回はおばちゃんに教えてもらったポルチーニ茸とトマトのソース。教えてもらったというか、ポルチーニは、と聞いたら、トマトと(なんちゃらとかんちゃらとを混ぜて、さらになんちゃらとかんちゃらの調味料を加えて…)という言っていたような気がするので、とりあえず私の想像力を駆使して作ってみた。ただ、めちゃめちゃおいしい。やっぱり素材だな、素材。

Saturday, September 17, 2005

引越し

お昼前にアパートに到着し、無愛想な大家さんと学校のHousing OfficeのMarieさんと会う。大家さんはミラノに住んでいないので、まあ特にこの人とうまくやっていかなくていいからいいのだけど、それにしても無愛想だ。無事契約書にサインをし、お金を払う。これでここに住める!

最初にしたことは、近くの朝市に行って植物を買ったこと。あまり植物を育てるのは得意ではないけれど癒されるし、植物があるとアパートが「家」っぽくなるので。2軒ほど花屋を査定?し、安いほうで買う。そしていつもどおりのプロシュート、チーズコース。今回はこれに加えて野菜、果物も買ってみた。それぞれのお店で片言のイタリア語を話す。通じなくても最後は万国共通の笑顔で笑ってごまかす。なかなかおもしろい。

午後はKatiaに連れて行ってもらい、IKEAに行く。ベーシックなベッドのシーツや布団、チーズグレーダー(大根おろしのチーズ版)やらエスプレッソ用のコップを買う。240ユーロほど使う。ミラノに来て一番の出費だ。IKEAにはKatiaの友達(前職場の上司らしい)に連れて行ってもらうが、彼は辛抱強く私が買い物を終えるのを待ってくれた。いい人だ。

夕方に近くのスーパーでさらに買い物をする。今日はこないだっから食べたかったカルボナーラを作る。クリームを使わない、本格的なやつ(卵、パルメジャンチーズ、ベーコン、にんにく)。かなりうまい。私の料理レベルでも素材がよければこんなにもおいしくなってしまうなんて。あーうれしい。

Friday, September 16, 2005

大金が

明日アパートの契約なので、お金をどどっとおろす。3ヶ月分の先払い&2ヶ月分の保証金、なのでかなり結構な額です。「イタリアは物騒な国」といわれているので帰り道はしっかりとかばんを小脇に挟んでふんばって帰ってみた(笑)。そうそう、今日の自慢(進歩)は、朝パン屋で「これ1個、それとこれ1個」とイタリア語で話したこと。いやーすごい。「これ questo」という言葉は万能だ!物の名前がわかんなくても使えるし。ああ、でもこんなことで喜びを感じるなんて人生っていい感じだわ。(最近なんでもすることに対して感動している)

Thursday, September 15, 2005

かなりへとへと



今週からプレコースが始まったわけだけど、けっこうスケジュールがハード。朝は8時半から始まり、午後4-5時に基本コースが終了。その後私はイタリア語もとっているので、結局学校をでるのが夜の7-8時になってしまう。Katiaの家はトラムと地下鉄で45分ほどかかるので、やっぱりちょっとつらい。家に着くといつも飢餓状態(笑)。

見つけたアパートには今週の土曜に契約&引越なので、その後はかなり楽になるはず。学校まで歩いて5分ぐらいだし。そしたらもうちょっと朝寝坊もできるかな。

ところで、やっぱりちょっと理解を超えるAccountingの教科書を買うことにした。学校の本屋では70ユーロで売っているので、なんだか高いな、と思って渋っていたらなんと在庫がなくなってしまった。うーん、と数秒悩んだ時にイタリア人のクラスメートがコピー屋を紹介してくれた。1冊丸ごとコピーで製本もしてくれて21ユーロ。早速こっちをゲット。結局安く仕上がり、しかもすぐ手に入ったので一件落着。昨日はレモン酒で寝てしまったので、今週はちょっと勉強するかな。

Wednesday, September 14, 2005

南イタリアの男性

今夜の夕食は賑やか。クラスを終えて帰宅すると、Katiaのミラノに仕事の面接に来ていた男友達と、彼女のルームメイト(男)&彼の友達の計4人が丁度夕飯の準備を終えたところで、私も参加する。

ルームメートの彼は実家(ナポリ)から帰ってきたばかり。実家がパン屋をやっているらしく、たくさんパンとピザを持って帰ってきた。これがものすごいおいしい。パンがものすごくもちもちしているけど、どうやら石釜がポイントらしい。

さて、食卓で出身を聞いたら、みんな南部(シチリアやナポリ)だということがわかった。そういわれてみれば顔つきがなんだかミラノと違う。よくわからないけど、もっと優しい顔をしていて、もっとフレンドリーで親しみやすい感じがする。

こっちに来てから、実はまだミラノであまりかっこいい生粋のイタリア人に会ったことはない(といっても1週間たってないけど)。都会ゆえに移民が多いからかな。ミラノが東京、イタリア南部は関西、と聞いたことがあるけれど、そんな感じは確かにする。

食事の後、覚えたてのイタリア語を披露し、和やかな雰囲気になる。イタリア語披露、なので会話、ではないので注意。ただ単語を並べたのみだけど結構受けがいい。最後はイタリア南部のレモン酒を飲み、とてもいい気分になったところでAccountingの勉強(宿題)もすっかり忘れて寝てしまった。まあいいでしょう。

プレコースとイタリアン


授業がだんだん難しくなってきたぞ。数学と経済はさておき、Accountingが…。やっぱりテキスト本買わないとだめかな。今日はCRとDRの位置づけで頭が???になる。宿題も出たし、しょうがないから今夜は勉強かな(ため息)。

イタリア語のテストの結果が返ってきた。な、なんと。まったく勉強していないにもかかわらず、なぜか中級クラスに入っていた。強運なんだかはた迷惑なんだか。とりあえず中級クラスに行って見たがやはり大変なので初級レベルに戻してもらった。あーよかった。

Tuesday, September 13, 2005

アパート決定

ああ、人生はなんて素晴らしいのでしょう。犬がOKになり、アパートが大丈夫になりました。ラララララ。イタリアって素晴らしい。人生って素晴らしい!

Monday, September 12, 2005

学校始まる

昨日の夜に飲んだエスプレッソが効いたのか、夜なかなか寝付けず。でも寝坊せず学校には間に合う。集合は8時半。

本コースは10月からだけど今日からスタートのコースはビジネスのバックグランドを持たない人向けに、マクロ&ミクロ経済学、経理、ビジネス数学、そしてイタリア語が用意されている。MBAの英語コースに入学する人はおよそ70人なのだけどその半分強がこのコースに参加していた。

クラスのメンバーはなぜかギリシャ人が多く、その他イタリア、クロアチア、ドイツ、アメリカ、カナダ、インド、トルコ、中国、日本…という具合。簡単な自己紹介をしたのだが、バックグランドは多様で、法律、政治経済、建築、音楽、マーケティング、工学、製薬など。ただみんな経済学に関しては無知のようで、とりあえず私も一安心(笑)。

と思ったのもつかのま、いきなり10分間のテストを受けさせられる。選択法だが、経済を学んだことのない私にとってはちんぷんかんぷん。とりあえず丸だけつけておく。みんなも同レベルなんだろーなーと思っていたら、採点後にトップスコアの4人の名前が発表され、なぜかよくわからないが私の名前が入っていた。なんだかイタリアに来てから強運続きで怖い。

学生もネイティブ英語の人が多くないので、みんなアクセントがあり面白い。教授もアクセントがあって授業は和やか。まだ初日なのでぜんぜん簡単だった。

朝8時半に始まったセッションも、ようやく午後1時半に終わる。もちろん途中で休憩はたくさんあるのだが、イタリアではどうやらこの8:30-13:30セッションがどこでも共通のようです(銀行とかお店とか)。今日はお昼にカフェテリアに集まり、学長招待でランチがサーブされた。さすがイタリア、赤&白ワイン、プロシュート、サラミ、チーズと豪華なアペタイザーが続く(といっても立ち食いだし、現地では安価なんだけど)。ラザニアなどもでて、なんだか久しぶりにたくさんおかずを食べたな、とふと思う。自炊だと11食1おかずになりがちだな、なんてことを思いながら午後のイタリア語のテストのことも忘れて、しばし白ワインを楽しむ。飲みやすくておいしい。

イタリア語は全く勉強していないので、テスト1枚目を終了した時点で退席。わからない問題に時間をさいてもしかたないので、とっとと終わらす。その後早速Housingオフィスに行き、先週金曜に見たアパートの契約希望を伝えに行く。

と、ところが!ここで落とし穴が…。あんなに口をすっぱくして犬がいることを伝えたのに、今さら大家さんが犬が大丈夫か確認するから待ってくれ、と言ってきた。ミラノではどうやら建物によって規制があり、動物を中で飼えるかどうかが制限されているらしい…。うーん。明日までまたないとわからないが、アパート探しは結構大変(というか物件がそもそもない)ので、ぜひこれでばっちり決めたいもの。最初はへこんだが、まあこの時点で私ができることはない、と考え、帰り道のスーパーで現実的な買い物をする。

現実的な買い物とは…シャンプー&リンス。イタリア語がわからない私にとっての選択ポイントは、パッケージの色(見た目)と匂い。私の中でバスルームは緑にするぞ、となぜか想像がふくらんでいたので、緑のかわいらしいパッケージを選ぶが、どうみてもそのパッケージにある女の子の絵はパーマっている。これはパーマ用らしい。私はパーマじゃない。しょうがないので緑は断念し、紫だけどストレートの髪の女の子の絵で、パッケージが可愛く、匂いもよく、そして安いシャンプー&リンスを購入。今晩さっそく使ってみよう。

しかし、パッケージから選ぶとは私もやっぱり商業的なマーケティング戦略のいいカモなんだろうな。でも貧乏生活だからパッケージかつ低価格な商品を選ぶあたり、私もなかなか経済的じゃない、と自己満足に浸る。

Sunday, September 11, 2005

日曜日は死んでいる

今日は目覚ましをかけずに起きてみた。一度7時半に起き、最終的には9時半にやっとベットから立ち上がった。こういう朝はとてもいい。

朝からメロンとりんごを食べ、エスプレッソをいれてみる。ものすごくおいしい。Barでカフェ(イタリアではカフェ=エスプレッソを意味する)を飲むのもいいけど、貧乏生活なので節約し、なるべく家で食事、エスプレッソを心がける。それでもおいしいんだから、本当にありがたい。

Katiaに教えてもらった店が多いというBuenos Ares通りに行く。到着したのは昼すぎだったのだが、ほとんどの店が閉まっている。これはどのエリアもそうで、要は日曜は店もカフェもレストランも大半が閉まっているようだ。開いている店は大きいチェーン店がほとんど。この通りはロンドンでいうとOxford St.、トロントだとYoung St.、サンフランシスコだとColumbus St. のような感じ。ただしいずれの通りよりもっときれいで幅は広いけど。東京にはなかなかないけど、何と言うか、大きいお店もあるけど小さくて安い店が多く、ちょっとチープな感じのする通り、といえばわかるかな。

日本の100円ショップに相当する1ユーロショップはこれまで数点見かけたが、この通りでは50セントショップを発見。す、すごい。でも狭い店で、日本のような素晴らしい商品展開はない。

Giardini Pubbliciという比較的大きい公園に行く。犬のため、公園リサーチは欠かせない。ここは犬というより子供のプレイグランドがあるような感じだった。残念。ここで雨が降ってきたので地下鉄へ避難。

駅を変えてCorso Comoという通りにたどり着く。ここはミラノのナイトライフゾーン。クラブが8軒ほど密集しているが、昼間もおしゃれなカフェが数店あり、日曜でも開いていた。貧乏生活でどこまでこのエリアに頻繁に来れるかわからないけど、とりあえずチェック。

また雨が降ってきたので今日はこれまで。アパートに戻り、まったりとした夕べを過ごす。明日から…学校!

Saturday, September 10, 2005

イタリア語で話すということ

今日は土曜なので朝市に行くぞ!とはりきって、Katiaに事前に教わったミラノで一番大きい朝市に向かう。が、着いたとたんそのKatiaから連絡があり、800ユーロの別の物件のアポが取れたから至急そのアパートに行けといわれる。そういえば彼女に一件大家さんに連絡して、とお願いしていた。しょうがないので朝市を断念し、急遽アパートに向かう。

ここは昨日の場所よりもう少し中心部(Duomo)に近い。広さも結構あり、わりにモダン(といっても築60年)な建物になっている。大家さんの女性はやっぱりイタリアのおばちゃんなんだけど、昨日のおばちゃんと比べるとちょっと都会的な感じ。家具もIKEAからオーダーする、というモダン、かつチープさが売り?(その割に家賃は高い)。全体的な印象はいいのだけど、問題はバルコニーが小さすぎること、強烈な印象がないこと。私はいかにもミラノ、の強烈な物件に住みたい。その点では、昨日の物件は古くてかなり強烈であった。さらにここは家賃が800ユーロ。ちと、いや、かなり、きつい。


その後、昨日の物件に行き、そこに住んだつもりでそのエリアをわしわしと歩いてみる。小さい公園が歩いて5分ほどのところにあり、網で囲われたエリア(テニスコート2面ぐらい?)は犬を放せるようだ。いい感じ。

そして!びっくりしたのが、アパートから3分ぐらいのところになんと小さい朝市が!もうお昼すぎだったのでお店はそろそろ閉店に近づいていたが、とりあえず道に入ってみる。肉屋が10件ぐらい、八百屋は15件ぐらい、チーズ屋が5件ぐらい、その他生活雑貨や魚を売っている店がある。肉屋の商品展開をみると涙がでてくる。プロシュート、サラミ、牛ヒレなどなど。素晴らしい!

電子辞書で調べた100gという言葉を頼りに、プロシュートを100g買ってみる。2.3ユーロ。や、安い。1個という言葉を使ってサラミを一本買ってみる。2ユーロ。や、安い。新鮮な水牛のモツァレラチーズを買って見る(パッケージだったのでイタリア語はなし)。3ユーロ。や、安い…。感動の余り私はしばらくその場に立ちすくすだけ!(笑)。

イタリア語(といっても100gとか、1とかだけど)を話そうとする私に、店の人は優しく、次から次へとハムやらプロシュートやらサラミを味見でくれる。やっぱりそうだよね、こういう姿勢が大事だ、と改めて感じた。

その後ATMポイント(昨日のJRの窓口)に向かう。昨日買ったパスが使えない駅があったのでそれを解決しに。1時間ほど待ったがその間に電子辞書で単語を調べ、とりあえず話してみる。ieri (昨日)comperare(買う)carta(カード)un mese(一ヶ月)Septembre(九月)ma(しかし!)oggi(今日)problemo(問題)。さらに改札でピッと通したとか通さないとかいうことも。これが大ヒット?でそこら辺にいた人がみんな助けてくれた。まず、係りのおじちゃんが4人ぐらいであーだこーだイタリア語で話して原因を推測している。それを近くにいた並んでいたおばさん3-4人が入れ替わり立ち替わりで英語に訳してくれる。み、みんな優しい…。

結局使えなかった駅はゾーン外であったことがわかり、一件落着。あー楽しかった。

今夜は市場で買ったプロシュートと、近所のスーパーで買ったメロン(1個1.2ユーロ)でプロシュート&メロン。そしてトマト、モツァレラチーズ、サラミでサラダ。ものすごく、ものすごくおいしい。ものすごく、ものすごく感動。あー、人はドラッグなくてもエクスタシーが味わえるのだ。さらに、たらふく食べて多分原価計算すると3ユーロぐらい?ああああ、幸せ。ビバ、イタリア、食の国。貧祖な食生活のロンドンから来た私は一人で満悦していた。

Friday, September 09, 2005

電子辞書がんばる

2日目の今日は、朝7時に起きて税金番号Codice Fiscaleを取りに国税庁ミラノ支部(だと思う)に向かう。滞在許可証がないとこのCodice Fiscaleは取れないので昨日は本当にラッキーだった。街中の支部は待ち時間が3時間と聞いたので、好奇心もあってわざわざトラムに乗ってかなりはずれた支部にいってみる。するとこれが当たりで、待ち時間5分で通された。

ただし!いきなり窓口のおじさんにイタリア語でまくし立てられる。私は全くイタリア語を話せない。さらに、ミラノに来る前はフィジーとロンドンで遊んで勉強もしてこなかった。だから相手の言っていることは全くわからない。3分ほどおじさんがしゃべってとりあえず私がわかったことは、NOといわれたことだけであった。

こんなに遠くまで来て、学校始まる前の平日は今日で終わりだから、絶対NOじゃ帰らないぞ!という開きなおりが幸いしたのかよくわからないが、ようは私の書類不備とかでNOではなく、Codice FiscaleのシステムがダウンしていてNOだということがわかった。なぜイタリア語がわからない私がここまでわかったかというと、おじさんが何にも映っていないコンピュータ画面を見せてくれたり、ITっぽいひとがばたばたしている姿を見て、そう察知しただけ。待て、と言われ(たと思う)、じゃあ待つか、ってことになったのだけど、結局5分ほどでシステムは回復し、無事Codice Fiscaleをもらう。よかったよかった。

待っている間、電子辞書を活用しておじさんと世間話をする。南イタリアのナポリのさらに南150キロ離れた町の出身であることまでわかった。私も昨日着たばっかりでイタリア語大変です、ということを伝える。イタリア人は、英語しか話さない人には結構というかかなり冷たいのだけど、イタリア語を話そうとしてもがいている外人が英語をしょうがなく話している、という場面にはめっぽう優しくなる。そしてこれもこの後数日身をもって経験するのだけど、イタリア人は(男性も女性も)どちらかというと男性より女性にとても優しい。だからアメリカ人とかイギリス人とかが世界の人は英語が話せて当然、という姿勢でこうした国々に来ると結構痛い目あって、それが男の人だとさらに大変じゃないかなーというのは私の意見。

Codice Fiscaleが取れたら、次は銀行口座を開設するぞ!と怒涛のような攻撃をする。学校に近い銀行に次から次へと3支店ほど行ったが、ここでもイタリア語ができずに大苦戦。ただし、学校から教えてもらった書類では足りなく、もうひとつ住民票が必要ということがわかる。いくらなんでも自分の住居が決まる前に住民票は取れないや、ということであっさり退去。銀行口座は生活が落ち着いてから開こう。

この後、またしてもイタリア語のわからない中JR緑の窓口みたいな所に行き、1時間待って1ヶ月の交通パス(バス、トラム、メトロ)をどうにか購入。本当、人間どうにかなるものだ。

最後に向かったのは学校のHousing Office。カナダ出身(ただしケベック州:仏語圏)出身のMarieさんに会い、現在空いている物件をいくつか教えてもらう。彼女は英語ができるがネイティブではないので、たまに意思の疎通がえられなくなってしまう。それでも基本的にはとてもhelpfulなおばさんであった。

が、私の予算(一ヶ月500-700ユーロ)と現実には開きがあった。彼女いわく、ミラノはヨーロッパの中で、ロンドンに次いで住宅費が高騰しているエリアで、一人暮らしだったら最低800ユーロはかかるそうな。特に2002年に貨幣がリラからユーロに代わってからは1.5-2倍ぐらい物価があがったかららしい。800ユーロって112,000円じゃん、それって働いていた時の東京の家賃より高いよ!と勝手に私なりに憤慨し、しょうがないので二人で妥協して、700-800ユーロの物件をリストにする。

が、さらに問題発生。それは、な、なんと犬にあった。

現在彼がロンドンで駆っている犬をミラノで私が飼うことになっているんだけど、そのため私のアパートの絶対条件は犬がOKであること。犬のため、さらにバルコニーがあること、一人暮らし(シェアをするとルームメートに犬の許可をとらなくてはいけない)であること、公園に近いこと…と条件を言い始めたら言ったら彼女はひっくり返ってしまった。

ミラノではよく犬を連れている人が多いのに、犬を許可する大家さんはそれほど多くないらしい。結局リストアップした7件の物件も最終的には3件しかなくなってしまった。ラッキーなことに、そのうち一軒を見れるというので現地に一人で向かう(といっても学校がら7分ぐらいの場所だった)。

到着した場所は古い7階建ての建物の6階。管理人のおばさんに部屋を見せてもらう。このおばちゃんはいかにもものすごい典型的なおしゃべり好き&世話好きなイタリアのおばちゃんで、1時間ずーっとイタリア語で延々と話を続ける。なんだかよくわからんが、とてもいい人そうなので、とりあえず話を聞いてみる。1時間話していて、わかったのは多分5語ぐらいだけどそれでもなんとなくお互いの好意は通じる。途中からおばちゃんの旦那さんまででてきて賑やかになる。

アパート自体はシンプルな台所兼ダイニングと寝室、そしてうなぎの寝床のようなバスルーム。小さいバルコニーが台所と寝室についている。建物に似合った、古いクラッシックな家具が付いている。台所兼ダイニングと寝室は気に入ったのだけど、なにせバスルームが古く、狭い。バスルームというより、狭い廊下と呼んだほうがふさわしい。さらにトイレは可哀そうなぐらい隅に追いやられている。私の中ではトイレは重要なので、この点が気に入らないが、おばちゃんは優しいしロケーションも良いし、その他の部屋は狭いが住めるし、何よりも私の予算に近い(700)ので、フム、と悩む。

Katiaのアパートに戻り(彼女は週末実家に帰省のため私一人で過ごす)ロンドンの彼に連絡すると、「いったい一日のうち君は何分トイレで過ごすんだ。数分のために物事を決めるのか?」と言われ、そういやそうだな、と妙に納得。これからあと残りの2件をみてミラノの相場を判断し、最終決定しよう。

Thursday, September 08, 2005

初日はラッキー?

昨日までの悶々とした懸念もふっきれ、朝4時半に起床。格安航空券(RyanAir)のため、HeathrowではなくStansted空港に向かう。ロンドンからミラノまで片道約50ポンドは安い!大体1万円ぐらいだから、新幹線だと名古屋まで着かないよね。ヨーロッパ、恐るべし。

空港へはタクシーで。Hampsteadから大体40分ぐらいかかった。早朝にもかかわらず、空港は混んでいる。みんな安く旅行したいからなんだろうけど、それだけこうした航空会社が儲かっているんだということ。格安の笑えるところは、チェックインしても座席は決まっていない。チェックイン時に番号が渡され、その順に飛行機に乗り込み、自分で席を決める。私は出発50分前にチェックインしたが、運良く通路側がとれ、しかもほぼ満席にもかかわらず隣は空席だった。滑り出し、順調。

格安だと飲物や食物の無料サービスはなく、欲しければ自分で買う。でもイギリスの食レベルは低い(そして高い)のでまず買う気はしない。通路を隔てて隣に座ったTrainspottingに出てきそうな無気力そうな青年はまずそうなサンドイッチと水を8ポンドで買っていた。これ、まさにロンドンの象徴。

この飛行機はミラノの主空港ではなく、隣町Bergamoの空港に到着。入国審査、荷物ピックアップも全部で10分ぐらいで終了。バスに乗り込み、一時間かけてミラノ中央駅に向かう。

ミラノ中央駅に到着後、まずは荷物を預け、早速Questura(警察署)に向かう。イタリアでは到着日から8日以内に滞在許可証を取らなくてはいけない。既にミラノ入りした日本人の情報だと、朝6時半にならび、11時半にようやくとれた、という超スロースペースの進行具合だったそうな。他の外人は朝4時半から並んだとか!しかもQuesturaの受付は午前中しか開いていないらしい。

Questuraに着いた時点ですでに昼の12時近かったので、今日は申し込み用紙だけもらって帰ろうと思ってたが、案内の人に一応書類は全部持っています、といったら番号を渡される。ただただひたすらぼーっと口を開けて待っていただけだが、ラッキーにも、午後2時半には許可証が取れてしまった。

これはその後もわかってくるのだけど、イタリアは役所仕事や書類プロセスがものすごい異様に時間がかかる。1時間待つのは当たり前。営業時間は短いし、数時間で、あるいはその日のうちにできたらラッキー、という姿勢が大事。Questuraで待っている間、東京で既に面識のある同じ学校に通う日本人の男性を見かけ話を聞いたら、なんと彼は初日6時間待った挙句、明日来てといわれたとか。そしてもう一度出直して、今日朝の8時から午後2時までひたすら待っていた、という…。私は超ラッキーとしか言いようがない。

ちなみに、滞在許可証を得るためには指紋登録が必要で、ものすごくえげつなく黒いインクを両手に塗られ、すべての指の指紋を2回とられた。その割に、指紋のつけ方がいい加減で、これどうみても指紋読めないんじゃないの?ってこっちが心配してしまうところがイタリアらしい。しかし、テロの標的は次はイタリアといわれているからか、昔からそうなのかわからないけど、こうした指紋登録をさせられると、この地では私は外人なのね、としみじみ思った。

その後今日の目標は携帯をゲットすること。Vodafoneに行くが混んでいるので(ここでもひたすら待つ!)がさすがにお尻が痛くなり途中で待つのをやめて、人がいなさそうなWindという会社の携帯にする。ヨーロッパでは携帯契約する=SIMカードを買う、という構図で、そのカードに携帯番号が振り当てられる。SIMカードを携帯に差し込むと携帯が動くようになる。ロンドンでみっちぃにもらった携帯をSIMカードを変えてそのまま使用。ちなみにこの携帯は彼女がマレーシア勤務時代に現地で買ったとか。クアラルンプール、ロンドンと経てミラノでも活躍するとは、携帯もびっくりであろう。

ミラノ中央駅に戻り、友達の友達であるKatiaに会う。初めて会う彼女の家に9月末までお世話になるんだけど、ものすごいよくしゃべる典型的な南イタリアの女性で、ものすごくいい人であることがわかる。彼女は英語、ドイツ語、イタリア語に堪能。イタリアでは珍しい…(今日の時点でイタリア人は英語をしゃべらないということがわかったので)。

あー初日がんばった。朝4時半に起きてここまでできたんだから、たいしたもんだ(と自己満足)。

Wednesday, September 07, 2005

いよいよ明日

インターネット接続も無事になおりました。といっても何が悪かったのかわからないけど。

いよいよ明日ミラノ入りです。早朝のフライト、向こうでの役所関連の手続き、アパート探し、授業、テスト、といろいろ難問は待ち構えている…(ため息)。なんだかブルーになってきたぞ。

Tuesday, September 06, 2005

Mary the Bone & Fish and Chips


Marylebone High というエリアが好きになってきました。ちょっと長い名前(単語)なので覚えづらいんだけど、Damianいわく、Mary the Boneと覚えればいいよ、とのこと(笑)。ちょっと高い感じのエリアだけど、人々はそんなにつんけんしていないし、いい感じのお店がたくさんあります。

ミラノの地図をここで購入。ちょっとオタクっぽいけど、最適いな地図を探すのは結構面白かった。プラスチックのコーティングがされていて、郵便局や美術館も記載されている地図。ま、一番面白いのは、こうした地図を眺めて妄想することだけど。


夢からさめて、熱いラテをカフェで飲みました。その後、Seashellという、友人がめちゃくちゃおすすめのお店にランチを食べに行きました。ラッキーなことに、平日で人もそれほどおらず、列はなし。でもたくさんガテン系の人がやってきていました。

Codfish(タラ)のフライと、ポテトを注文。すぐに食べればよかったけど、Regent's Parkまで持って行き、そこで食べました。でもちょっとしっとりしてクリスピーってわけにはいかなかった。。。

Monday, September 05, 2005

疲れた


うーん。家のインターネットが急に繋がらなくなった。私のIBM PCへも、DamianのiMacへも。Damianの新しいAcerのラップトップには繋がっているんだよね。

今日はバスに初めてのってシティへ。ゆっくりだけど安いし(0.80 vs. 1.2ポンド)。シティでは目的もなくさまよう。Baker Stから歩き始めて、Oxford Stの端までいき、MaryleboneやChinatown、Picadelly、Covent Gardenも行きました。そこで東京で会った女の子とコーヒーで再開。

今夜は料理するつもりなかったけど、結局とんかつを生まれて初めて作りました。よくできたよ、とりあえず食べることできたし(笑)。

Sunday, September 04, 2005

またしても公園

昨日の疲れからか、今日は昼まで寝た。洗濯を3回ほどして(よっぽどたまっていたので)午後にHeathまで犬と彼と3人で歩く。途中でおなかがすいたので、Hi Sushiといういかにも怪しそうな日本食レストランでラーメンを食べる。やっぱり怪しかった…。麺はのびているし、スープはただ単に味噌汁だった。

公園では彼の友達カップルの Matt & Jackey と会ってまったりとビールやらワインやらを飲む。ロンドンに来てからビールを結構飲むようになったなーー。苦手なんだけどなんだか社交上飲めるようにならないと、みたいな(笑)。

ゆっくりしていたら家に着いたのはもう8時半を過ぎていました。まあ、こういう日もあるよね。

Saturday, September 03, 2005

ものすごい散歩

今日は彼とものすごい企画をした。Hampstead から犬を連れて Regent's Park そして Hyde Park まで散歩する、という。午前中はいろいろやることがあったので午後2時スタート。ずんずん車通りの激しい道を南下し、まずは Regent's Park へ。お昼過ぎで暑いし、とっても英国っぽい公園だったので私のなかでは今イチ。そしてさらに南下し Hyde Park に向かう。が、途中で暑くてパブで一杯ビールを飲む。この時点で午後4時頃?

Hyde Park では縦断横断をおこない、最終的には西側の Kensington Gardens に辿り着く。こちら側のほうが地元の人がきている感じがしたかな。だいだい午後6時ごろ。

そして公園を後にし、みっちぃに会う場所を探し路頭に迷う... 。Notting Hill をうろついたけど、だいたい犬が大丈夫なパブがなかなかない!(ちなみに Hampstead にはいくつかある)。結局1時間半ぐらいさまよい、ものすごい数の人が外で飲んでいるパブで待ち合わせ。その後ラッキーにも近くのパブで犬OKな所があったので、そこに落ち着く。

いやーしかし疲れたのとお腹すいたのでご飯がおいしかったこと!犬は半分死んでいて、ずっとソファの下で寝ていた(笑)。夜も更けた頃に井口君たちがさらに参加。11時のパブが閉まるまでそこに居て、その後はあまりの疲れさ加減にタクシーで帰る。井口君たちはみっちぃの家へ。参加したかった... が、体力がなかった... 。残念!

Friday, September 02, 2005

High Tech

というわけでもないけれど。友達からもらった携帯と、MBA入学記念?に Damian からおさがりでもらった1年もののIBMラップトップ。今日はこれに追加して学校で必須といわれる計算機(笑)も買ったので、だんだん学校の準備が整ってきた…ような気がする。

ランチは彼と待ち合わせてまたマーケットに行く。そしてまたたくさん食材を買い込んだ。BBQ2回分と、週末の朝食分。せっかく家にバルコニーとBBQグリルがあるので、夏が終わる前に行おうと思って。今夜はT-Boneステーキととうもろこし、2回目(多分来週?)はソーセージの予定。

朝食も私たちが作るのは結構 Big Breakfast で、eggs, bacon, baked tomatoes, cheese & avocado, mushrooms, spinach, toast というもの。かなりすごそーでしょ??

Thursday, September 01, 2005

ロンドンが楽しくなってきた

今日もみっちいに会う。わざわざ Hampstead まで来てもらい、昨日のリベンジで作った餃子をランチに一緒に食べる(ちなみに昨日は大勝利でした)。そしておうちでたらたらとデザート(みっちいサンキュ)も食べ、いろいろロンドン情報を教えてもらった。小さいことだけど、バスのこととか、バス/地下鉄カードのこと、エリアのこととか。よかったよかった(笑)。

そして!使っていない携帯をもらう。これで金額を自分でのせればすぐに使用できる! ということで先ほど早速チャージしてきました。

なんだか今日は情報、という面でプロダクティブだったぞ。明日からすぐにロンドンをローカルっぽくぐるぐる回れそう、な気になってきた。今まではやっぱりまだお客さん、という感じだったからなーー。要は気持ちの問題なんだけどね。よし!まだロンドンあと1週間あるし、楽しむぞ!