Thursday, August 31, 2006

食い意地のはった一日。

もうすぐパリに行くから、というわけではないですがスキンをポップ調に変えてみました。読みにくかったらごめんなさい。

今日も日中は職探し。しかしなかなかいいものが見つかりません。そしてインターネットからこその様々な脱線。途中から自分が何をしているのかわからなくなりました。

これを読んでいる皆様、なにか私によさそうな職があればぜひお知らせください。
なんて書いているようではいけませんな(笑)。

気分も一新して、ロイドの散歩に。途中前から気になっていたお店でランチ。このお店はケータリング中心らしいのですが、なにせアパートの建物の前にあり、日中はとても混んでいます。で行ってみたら納得。日替わりメニュー(パスタあるいはミートボールなど5種類ぐらい)にサラダ、パンがついて5ユーロ以下。ただし机はあるが椅子はない、という日本で言う駅の蕎麦屋スタイル(でももっとおしゃれですよ)。なかなかよろしい。

アウトドアの店で彼が先週オーダーしたバックパック(30L)をピックアップ。その後大幅に道に迷いつつも日本食材店に到着し、今夜の鍋の材料を買う。白菜、春菊、にら、マロニー、えのき、しいたけ、豆腐、ポン酢、とドイツに居るとは思えないようなラインナップでした。

そういえば。
昨日の夜は韓国焼肉行きました。美味しかったです。最後のシメ(漢字で何と書くのでしょう。〆?それとも「飯」の反対語?)にいつも石焼ビビンバにするか冷麺にするか迷います。そしていつも迷った末に冷麺を。そしていつも「あ~美味しいけど、石焼ビビンバにしときゃよかった」。学ばない人間もいるのです、ここに。

Wednesday, August 30, 2006

ラーメン なにわ

履歴書やら日本への小包やらを送るのに郵便局に行ってきました。気づいたんだけど、Dusseldorfってなかなか郵便局がありません。あるいは非常にわかりにくい(に違いない)。今日は駅の前の大きな本局っぽいところまで自転車で行ってきましたが、途中で雨が非常に疲れました…。

しかし、いまどき履歴書を郵送で送るなんてどんな会社なんでしょう(って私は応募しているからしょうがないけど)。インターネットでワードファイルを送付して向こうが印刷すればすむ話なのに。おかげで、プリンターのセットアップからA4用紙の購入まで軽く一週間ほど時間がかかってしまいました。ちなみに、日本の会社のイギリス支店です。イギリスに興味はないのですがヨーロッパの人事を統括しているのはイギリスらしいので…。

郵便局に行くだけなのにかなりの一大イベントになってしまいました。で、疲れた私は「なにわ」というラーメン屋さんへ。

ここの評判は、彼いわく「まずい。リップオフ(質に対して値段が高い)だ」とのこと。でも街の中では有名みたいで、行列もできるみたいです。で、私の感想は:

①行列はできていなかったが混んでいた
②ラーメンメニューはたくさんあった(日本並み、いや日本以上に種類がありすぎのような感も)
③ラーメンの汁は… 非常に豚くさい(おそらく豚でだしをとっているのかもしれませんが)
④ラーメンの麺は… うーん。わたしはちぢれ麺が好きなんだけど、ちぢれじゃありませんでした。
⑤餃子は… 冷凍、かな。

という感じです。

残念感はあったもの、彼の評価を聞いていたので、まあ期待内でしたよ(って期待が低かったのかな?)。さらに、あまり美味しくない汁によくつかう秘伝の技ですが、お酢をかけると臭みもなくなり結構美味しくなります。これは西荻窪の春木屋でも実証済み。ということで結果としてはまあまあ楽しめました(笑)。

朝ごはん


最近こんな朝ごはんが続いています。彼を送りがてら犬の散歩をし、帰り道のパン屋さんでサンドイッチを購入。家に帰ってエスプレッソをいれてまったりと食す。なかなかいい感じです。

Tuesday, August 29, 2006

動物病院 in ドイツ


今朝またしてもロイドが痙攣を発生させました。春のチョコレート事件以来です。でも今回はチョコを食べた形跡もないし、どうして痙攣が起きたのか謎…。

丁度彼が出勤する時で、さすがの彼も(?)かなり慌てていました。後で聞いたら「ロイドが死ぬかとおもった~」とのこと。痙攣を起こしている最中に床の上だと頭を打つかもしれないとベッドの上に移したようですが(その時私は2階のコンピュータで街の動物病院探しをしていました)、どうやら朝の散歩前だったこともあってトイレをしてしまったようです。さらに、痙攣を続けるロイドに「Lloyd... I can't do anything for you... Lloyd...」というかなり「君は苦しんでいるけど僕には何もできない」的な言葉をかけていました。

ちなみに、私は以前の痙攣(今回よりもっとひどかった)を見ているので、「あ、次は痙攣が起こる。そして体をツイストして転がるから」と予測する冷血な人になっていました…。

とりあえずロイドも落ち着いたようなので、散歩がてら外に出し(外の空気を吸いたいかなと思って)、彼を見送り。その後アパートから50メートルぐらいのところにあった動物のお医者さんのところに向かいました。

ところで、どうやらドイツで獣医さん(動物のお医者さん)マークは写真にある「蛇とV」のようです。どんな意味があるんだろう…。

さて、私が行った診療所はまずとてもきれいで清潔。ホッとしました。犬用のお水があるだけではなく、人間(飼い主)用に炭酸水やグミやお菓子も置いてある(笑)。住所だけ調べて来てしまったものの、はて、お医者さんは英語しゃべれるんだろうか…と気づき少し不安に。なにせ私はドイツ語ちっともしゃべれないものですから(以前「ありがとう」と言いたくてなぜか堂々と「グーデンモルゲン!(=おはよう)」と言ったぐらいですからね)。結局、心配は全く無用で、お医者さんの英語は完璧。医学用語もでてきてこちらの方が途中???となってしまうほどでした(笑)。

体のチェックをしたところ、とりあえず異常はないとのこと。また、こういう痙攣の原因を突き止めるのはどんな検査をしても難しいので様子をみるというのがほとんどのようです。ただそれでも血液検査ぐらいはしましょうよ、ということになり、明日採血の予約を取りました。

ところで、お医者さんが「これまでなにか気になることはある?」と聞いてきたので、6月にイタリア人のお医者さんに言われたことを思い出して、左耳が少し赤く腫れていたこと、歯のクリーニングが必要と言われたことを述べました。そしたらこちらのお医者さんも同意。変な話ですが、あ~あのイタリアのおばちゃん、やっぱり獣医だったんだ、正しかったんだ、となんだか勝手に納得してしまいました(笑)。特に彼女を疑っていたわけではないのですが、いわばセカンドオピニオンでも同じことを言われるとものすごく安心しますよね。

あ、あと。「どういったものを食べさせているのか?」と聞かれ、「普通のドッグフードで、あ、あの棚に乗っているブランドのやつ」といったら「これは犬にとってジャンクフードです。マクドナルドを毎日たべさせているようなもの。もっと栄養価の高いドッグフードにした方がいいかもしれません」とのアドバイス。ドッグフードにもジャンクフードがあったなんて…。

それにしても、なんだか慌しい朝でした。

Sunday, August 27, 2006

チャリで行く

自転車で15キロほど走ってまたスノボに行ってきました。今日は写真も撮りました(笑)。

だだっぴろい土地にぽつんと立っているのがこの室内スキー場です。駐車場の外には羊達もいて、なんとものどかな気分。


中はこんな感じです。


人口雪を溶かさないように、中の気温は-4℃。寒いのでダウンジャケットをきてスノボです。距離は短いので体を温めることがなかなかできず、数本滑って中にはいってご飯を食べ、また数本滑る、というパターンでした。

帰りも15キロの道を自転車で。久しぶりに太腿の筋肉に疲労が…(笑)。

Friday, August 25, 2006

あの頃君は若かった


ロイドの赤ちゃんの頃の写真を発見。少し写りが悪いのですが、とても可愛らしいのでスキャンしてコンピュータに保存してみました。これが約6年前だそうです。余りにも小さすぎて、子猫用の首輪をしているのだとか。親ばかですみませんが、この写真をみて私はいつもにんまりしています。

Thursday, August 24, 2006

Why pay more at Starbucks

先日アンチ・スタバ派を宣言したのにもかかわらず、こないだスタバに行きました(笑)。そこで気づいたこと...。スタバのコーヒーの値段、結構しますね。

カフェラテをオーダーしたら3ユーロ。ローカルの、なんちゃってスタバに行けば2ユーロです。それでもなぜここまで(ってそんなに大した差額じゃないですけど)スタバに行ったかと言うと、諸処の事情によります。

- その夜彼と大喧嘩した
- むかついたので、家を出て外のカフェで一人でまったりすることにした
- そしたらその時間帯(夜8時ごろ)に開いているカフェがスタバしかなかった
- しかも店内(すわり心地のよいソファ)が空いていて、私一人で数時間いても全然問題なかった

ちなみに、ぼ~っと座っていたのではなく、ちゃんと読む本も持って行きましたよ(笑)。MBAで買ったけど読んでいなかった Management & Control 関連の本。かなり集中して読めてよかった。

で、話は戻りますが、「長居しても全然OK」「夜でも立ち寄れる(=お店が開いている)」などのベネフィットが得られるのなら、まあ1ユーロ追加で払ってもいいかな、と。

なんて、「アンチスタバ派宣言をした私がスタバに行ってしまったこと」を説明する投稿になりました(笑)。

Wednesday, August 23, 2006

6年の年月を経て:Köln


電車で30分ほど離れたKölnまで行ってきました。久しぶりに降り立つこの街。駅のすぐそばにあるDomとよばれるゴシック様式のカテドラルもそのまま。そしてDomからのびる騒々しいショッピング通りも変わりがありません。


今回の旅の目的は…。借りたお金を返すこと。といってもずいぶん昔の話です。

6年前の2000年、カナダでの留学&研究生活を終え1ヵ月半のヨーロッパ一人旅をしました。その時スケジュールが数日あまったので、Kölnに立ち寄りました。滞在はたったの二日。駅のすぐそばのホテルに泊まりました。

初日の夜、しばらくの旅行でヨーロッパの食事も少しマンネリ化してきたので、ホテルの横に見つけたインド料理のレストランに行きました。カナダではよく食べていたインド料理なので、当時の私にとってはとてもほっとする味でした。女性の一人客ということで、オーナーがテーブルに立ち寄り、話を始めました。一人旅ではこうした人とのふれあいがホッとするのですが、このオーナーはとても優しく、私が注文した以上に食べ物をテーブルに運び、そしてお勘定は私が注文した以下の値段(ほぼ半分)をチャージするという非常に懐の深い人でもありました。

二日目は別のお店でドイツ料理を食べたのですが、それがいわゆる「ぼったくり」料理で、かなり値段をふっかけられ、さらに味もかなり不味いという始末。意気消沈して、さらにお腹の調子も悪くなってきてホテルに帰る途中、インド料理レストランの前を通りかかったら昨日話をしたオーナーが。事のいきさつを話すと憤慨して、とにかく店に入れ!とお腹の具合が悪い私に消化によいという食後酒やスープをいろいろともってきてくれました。しかもノー・チャージ。

さらに、この「ぼったくり料理」で思いがけないキャッシュを使い、明日のホテル代を払うのに10マルク足りない状態でした。銀行でおろす最低の額は50マルクから。次の日ドイツを発つ私には無駄なお金です(当時はまだユーロがありませんでした)。どうしようかな~、と何の気なしにオーナーに話をしたら、黙って10マルクを差し出してくれました。もらおうとおもって話をしたわけではないので受け取れません、と言ったのですが、困った時はお互い様、といって彼も譲りません。しょうがないので、ありがたく頂き、翌日無事にKölnを発つことができました。

長くなってしまいましたが、今回のKöln旅行の目的は、このインド料理屋に行き、オーナーに会ってお金を返すこと。10マルクが当時日本円でいくらぐらいだったかうろ覚え(1000円ぐらいかしら)なのですが、10ユーロぐらいでもせめて返そうと思って。

お店は当時のまま。お昼に空いているかな、と思ったのですが空いていました。お客さんもいなく、まずは私だけ(その後何人か入ってきましたが)。不思議な気分です。店内は全く変わっていません。



とりあえずあの時いただいた料理を覚えてる限り注文しました。レンティル豆とレモンのスープ、オクラのカレー、ライス、ラシ。味は変わりがありません。

食べている間、店内を見渡したのですが、オーナーらしき人の姿は見えず。お勘定の時に、ウェイトレスに聞きました。すると...残念ながら、オーナーはやはり留守とのこと。バカンスに行っており、来週半ばまで帰らないそうです。

ちょっと、いやかなり残念...。不思議そうなウェイトレスに、簡単にですが、数年前にこのお店に来たこと、オーナーにとてもよくしていただいたことを話しました。

お金は直接返したかったので、また来週以降にKölnにこようかしら。

あ~残念。

Tuesday, August 22, 2006

Frank Gehry


Dusseldorfのアパートから歩いて数分のところに、Frank Gehryの建物があります。この辺りは比較的新しいエリアで、お洒落なオープンカフェやバーがあるところなのですが、その中でも彼の建物は目立ちます。

私も最初に見たとき、「なんだこれ。。。子供が作った建物みたい」というのが感想でした(笑)。この建物、ひとつだけだったら相当奇妙ですが、3つあると、あ~なるほどね、となんだか感心してしまいます。

Gehry の他の作品は、賛否両論あったシアトルのExperience Music Project、スペインのバスクカントリーにあるGuggenheim Museum、プラハのDancing Houseなどなど。

歪んだライン、薄っぺらい金属の使用が彼のスタイルのようです。

Monday, August 21, 2006

リハビリ

最近ぐうたらな生活続きだったのですが、今日からは少しずつ生活を改めようと思います。といっても最初から飛ばすのも大変なので(笑)、今日は書類の整理。私の予想では、フランスはイタリアに似て公共サービスは悪い。ので大家さんの口座登録やら郵便系で必要なことは全てドイツで済ませておこうというのが狙いです。


写真はアパートの2階部分(ロフトというべきでしょうか?でもちゃんと階段もあります)のPCコーナー。かなり汚くしていますが、まあ書類の整理だからしょうがないか。と自分に言い訳。。。

Sunday, August 20, 2006

DIY

今日は終日雨。こんな日は DIY (Do It Yourself)日和です。

まずは。。。IKEAで買った、洋服を吊るすラック(x2)。これは順調。ただしこの後、ロンドン→ドイツ引越の後放置されていた数々の段ボール箱から洋服を出し、片づけをする作業に数時間。といってもこれは私のじゃないし彼ががんばってやっていました。私は床掃除と、昼ごはん作り。

昨日買ったアジアンチックな米麺をベースに、タイのパッドタイを作ろうと思ったのですが(そして作ったのですが)、さすがに砂糖や醤油などベーシックな調味料がないこの台所ではパッドタイにはなれませんでした(涙)。

後半はベッドの枠作り。こちらは別の家具屋さんで購入したので、作り方が結構複雑(IKEAは組み立てやすさも売りにしているのか、と思ったほどその違いにびっくり)。なんとかかんとか二人で完成させましたが、なかなかいいですよ。200x180のマットレスもきれいにはまりました。今日はゆっくり寝れそうだわ。

Saturday, August 19, 2006

スノボと先輩

今日は車をレンタルして、午前中はIKEAなどの家具屋めぐり。ベッドの枠を買ったり、収納用の容器を買ったりであっというまに時間がすぎてしまいました。

午後は。。。スノボに行ってきました(笑)。Dusseldorfには車で15分ぐらい行ったところに室内でスノボ、スキーができる施設があるのです。昔船橋にあったようなやつです。久しぶり(といっても2ヶ月ぶりです)のスノボ、大丈夫かな~と思ったのもつかの間(?)、無事楽しめました。彼は新しいスキーを試したのですが、はじめてみる彼のスキー姿。初心者のはずなのに既に私のスノボのレベル以上になっていました。悔しい。

夜は!大学時代のともちゃん先輩に会いました。テニスサークルで一緒だった先輩は、私がカナダに留学していた時にアメリカに留学していたこともあって、ちょくちょく連絡を取っている友人です。あまり直接会える機会は少ないのですが(今はNJ在住)いつ会っても朗らかで明るい「ともちゃんパワー」で私はとても癒されるのです。

今回は旦那さんとヨーロッパ旅行中、偶然にもDusseldorfに立ち寄り、この再会が実現しました。本当はミラノで会う予定だったんだけど私の引越のスケジュールが変更してしまい、流れてしまった後だけに、ドイツで会えてよかった~って本当に思いました。日本食レストランもとても美味しく、久しぶりの Modern Japanese Cuisine 。とても楽しみました。

パリを気に入ったような先輩。ぜひぜひ秋にパリまで遊びにきてください!

Friday, August 18, 2006

お鍋


え、もう?

はい、もうお鍋です。すみません。

だって最近のDusseldorf寒いんだもん。で、昨日スーパーでなぜか大根見つけてしまったり(生姜も白菜も結構普通に売っていました)したので、急遽朝から作りました。はい、朝ごはんです。すみません。

ただし。どうやらこの家には調味料がなく、醤油がみつかりませんでした。ので、ミラノから持ってきた(迷ったけど捨てずに持ってきてよかった)だしの素、塩で簡単な味付け。鶏肉から味もでて、かなりさっぱりで美味しいです。塩ラーメンに通じる味でした。とても美味しい。隠し味にゆず胡椒なんて入れてみたりしても美味しかった。

やっぱり、日本人だな。

Thursday, August 17, 2006

楽かもね、パリ


写真は自転車のかごに入れられたロイドです。こんな風に街中を駆け巡り(笑)、放せるところに付いたら綱なしで思いっきり走っています。

さて、昨日からパリで受講するコースの選択を考えています。あまり選択できる科目がないのですが、マーケティングとビジネス戦略、フランス語かな、と思って時間割表と照らし合わせてみると。なんと。もしかしたら週に3日だけ学校にいくようになるかもしれません(といってもそのうちの1日は朝9時から夜9時までなんですけどね)。楽、ですが、その分空いた時間でフランス語できるようになるといいな~。

Blogger と Google

知っていましたか?私の使っているブログサイトのBloggerってGoogleファミリーなんですよ。

以前はLivedoorのブログを使っていましたが、いろいろあって半年ほど前に「将来に期待の持てる」Googleの方に移行しました(やっぱり人は皆将来性を買うのですね)。とはいうものの、かなり機能的には使いにくいな、と思っていたところ、新しいプラットフォームのベータ版が利用可能になり、ようやく本日切り替えしました。いよいよかな。Google のように使いやすいブログになるのは。楽しみです。

Tuesday, August 15, 2006

パンと雑穀

Dusseldorf。ドイツ人はかなり雑穀好きのようです。以前からイタリア料理は大好きだけどイタリアのパンだけは美味しくないと感じていた私ですが、ドイツのパンは美味しい。フランスの、バターを使ったけど軽くてさくっとしているパンとは異なり、とにかく雑穀を入れて焼き上げたパンが多いのがドイツのようです。

たとえば。クロワッサン(イタリアではブリオッシュといいます)。クロワッサンの生地が茶色(すみませんこんな無知なレポートで)で、まわりにはびっしりとひまわりの種が散らしてあります。そしてこれが香ばしくて美味しい。

ベーグルを食べるのも久しぶりです(イタリアにはベーグルは存在しない)。アメリカや日本で食べるベーグルはプレーンやレーズン、ブルーベリーなどが入り、ベーグルの生地特有のまったり感を楽しめますが、ドイツではここでも雑穀が入ります。ゴマ、ひまわりの種、ピスタチオなどなど。しかもびっしり。こんなベーグル初めてですが、それはそれで美味しいのです。

コーヒーは。残念ながらイタリアに軍配があがります。が、久しぶりに経験する、スターバックスのような「カフェスタイル」のコーヒーショップ。イタリアではなかったな、こういうの。イタリアではおじちゃんおばちゃんが数十年もやっているような街角のバールで、ざわざわとした雰囲気で立ち飲みをするのが主流。それはそれで味があります。でもこうしたきれいっぽい店内で友達とまったりしながら飲むのも久しぶりなだけに不覚にも(笑)ホッとしてしまいました。

日本やアメリカではスタバによく行っていましたが(だってそれぐらいしかいくところがなかったから)、ヨーロッパではアンチ・スタバ派です。だってもっと他に美味しくコーヒーをいれてくれるところがあるんだもん。イタリアでは圧倒的にバールでした。そもそもスタバはなかった。ドイツでは。多分一緒なんでしょうね、スタバもそれ以外の似た様なカフェも。でもせっかくなので後者の似たようなカフェに行こうと思います。

そういえば。日本で数年前にとったマーケティングのコースで、スタバやマクドナルドの話がでました。なぜこうした会社はここまで成功しているのか。そのひとつが、どこの国、どこの町でいっても、スタバやマクドナルドは同じ商品、同じ雰囲気、似たような価格設定を提供しており、「ホッとした」「安心する」感があるからだそうです。確かに異国の地で、何から何まで違う文化、言語、習慣に埋もれている時に、「価格も、商品も、雰囲気も保証されている」スタバやマクドナルドに行くのは精神的に楽なのかもしれませんね。

Monday, August 14, 2006

お国柄

以前のヨーロッパ旅行で、ヨーロッパ内といえども国が違えば文化、人が違う、とかなり思ったのですが、今回もしかり。今のところ、Dusseldorf かなりいいです。

何が言いかというと。とてもCivilized であるということ。はちゃめちゃなイタリアと比べて。みんなルールを守るし、道路上の駐車スペースにもきちんと枠内に駐車しているし、道も建物もきれいにしている(落書きはない)し。日本人にとってはとても住みやすい町なのかもしれません。

そういえば。昨日の夜は日本食に行きました。焼き鳥屋さん。懐かしい。日本を離れて1年ほどたちますが、日本食食べたいと思ったことはそれほどありませんでした。が、このお店に一歩足を踏み入れたら、もうそこは日本カルチャー。かなり居心地よかったです。いろいろ海外の日本食レストランに行っていますが、はっきりいってここまで日本なのは初めてかも。

店員さんはみんな日本人。メニューの冊子(っていうのかな?)も日本風。暖簾があったり、串をいれる魚の置物があったり、とにかくなにから何まで。値段は日本で食べる焼き鳥の3倍ほどでしたが、いや~よかった。最後に食べたおにぎりはお米の炊き方も水分量もドンぴしゃり、で追加注文してしまいました。

この日もママチャリでがんばります。といっても雨が降ってきたので、ロイドをバスケットにいれてパンを買いに行ったのと、夕方散歩にライン川沿いをむちゃくちゃ走ったのとで2回。散歩の時はかなり雨が降っていましたが40分ほどわしわしと自転車こぎましたよ~。ロイドも満足。

Sunday, August 13, 2006

Dusseldorf に着きました

ミラノを発ったのは結局土曜の午後6時すぎ。借りたバンがかなり大きく、無事全部の荷物を積むことができました。しかし、大きいバンっていいですね~。前部座席も3人乗ることができます。ので、ロイドも堂々と大きな顔をして私達の間に座っていました。

この日は夜11時過ぎまでドライブし、ミラノからスイスを抜けて、ドイツ国境あたりまで。ドライブインで夜ご飯を食べ、高速沿いの駐車場に車をとめてそこで仮眠をとりました。大きいバンとはいえ、前部座席で寝るのは飛行機内で寝るのと同じぐらい、おかしな格好をして寝ていましたよ。

翌日(日曜日)は午前8時半過ぎに出発。途中ドライブインによったりして結局Dusseldorf に到着したのは午後1時ぐらいでした。全部 Damian の運転。彼は金曜の夜にこの逆の行程(Dusseldorf ~ミラノ)も運転したので、今週末は20時間ぐらい運転していたことになります。お疲れ様。

荷物を彼のアパートに放り込み、バンを返し、軽くご飯を食べた後は…。自転車でライン川沿いを走りました(笑)。このパワフルさ。彼の提案。いわく、「運転していただけの週末じゃすっきりしない。運動が必要」。たしかに。

Dusseldorfはいいですね。小さい町なのでみんな自転車に乗っています。これ、ミラノとは違います。町の通りの様子も、ゆとりがあって自転車に乗っても安全。ミラノは大きい通りでも小さい通りでも、車がびゅんびゅん走っているので結構自転車は危なかったなあ。

ライン川沿いの土手はかなり広く、ロイドを放しても全然平気です。20分程走り、バーでビールで乾杯。初めてのドイツビール。私は「ピル」というタイプの軽くて透明感のあるビールを。彼は「アルト」というタイプの茶色くて色の黒いタイプ。(ビール初心者なのでこんな説明ですみません…)

いつもはビール飲めないのですがこの日は美味しく感じました。やっぱり引越&自転車、と体力を使った後はこういうのが美味しいのかな。

その後町を自転車で駆け巡りました。町の中ではロイドを放すことはできないので(車が危ないから)私の「ママチャリ」の後ろのバスケットにいれて。これがかなり笑けます。そのうち写真をとって載せますが。通りの人も、みんな指をさして笑って、いや微笑んでいました。

Saturday, August 12, 2006

見ちゃいました

昨日は。。。午後から姉が持ってきてくれたDVDを見てしまいました。荷造りの最中というのに。しかも連ドラ。かなり古い?のですが松嶋奈々子と福山雅治がでていた「美女と野獣」。すっかりはまってしまい、なんと11話全部見てしまいました。

いや~おもしろかった(笑)。

私よく切羽詰ったときにこういうことするのです。以前もカナダから日本に引越する際、兄が送ってくれた「踊る走査線」のビデオを再発見し、この時も引越前日なのに夜通し全話見続けたな。

さて。彼がドイツから到着。比較的車が多かったのと、雨でゆっくりとした高速だったのこと。途中のスイスの山越えでは雪も見たとか。「なんでスノボしていないんだ~」と言っております。はい。っつーか、引越だ、っつーの。

今夜かな。ドイツに旅立つのは。

私はもう一仕事。掃除を片付けたら行けるかな。

Friday, August 11, 2006

今後の予定

久しぶりにブログを訪れてくれた友人がいて、「え、もうMBA終わり?日本に帰国するの?」と思ったようです。いえいえ、まだまだですよ。

ミラノは今週末まで。
そのあとドイツのドユッセルドルフに行き、8月末までゆっくりします。
そして、9月からパリで交換留学のプログラムに参加。12月まで。

そして。。。12月15日にミラノで卒業式&パーティがあります。これに参加したら私のMBA生活も終了、です。

先ほど、大家さんが来て家賃やガス代などの最終調整を行いました。情けないことにイタリア語はできないので、友人のアーニャに来てもらい通訳をお願いしました。大家さんもしっかりしていて、きちんと計算してきてくれたので15分程度で終わりました。

午後は。。。またのんびりと荷造りとお掃除です。

Thursday, August 10, 2006

荷造り開始

さて、アパートの片づけを始めました。というには恥ずかしいぐらい、5分おきに数時間の休憩をとっています(笑)。だってなんだかやる気しないんだもん。って開き直っている場合ではありません。

荷物を詰めると思いのほか多いことがわかりました。こんなんで週末バンに全部つめることができるのでしょうか。スノボ5枚、スノボブーツ4足、キャンピンググッズ一式にプラスして服や靴や教科書など。なんだか無理っぽいです。

先ほど保存食で高そうなもの、貴重そうなもの(主に日本食です)をまとめました。それ以外の安価なものは心が痛みますがごみにだします。しかし。こんなに食べ物もっていたなんて。ちょっとおそろしい。

ロイドはまだチョコレート中毒の症状がでていません。今夜友達の家で最後パーティがあるのですが、そこで痙攣したりして。ま、チョコを食べたロイドが悪い!(とここでも開き直り)。

明日は大家さんが来ます。あ~ということは掃除も終了していなきゃだな。今夜はパーティの後真夜中過ぎまで掃除かな。

Wednesday, August 09, 2006

センチメンタル

長かった母のイタリア滞在も、今日が最終日です。

荷造りをして、近くのバールで朝食を。バカンスで人気がいなくなったミラノ。とても静かです。

今日はゆっくりとしよう、とお昼は我が家で。乾燥ポルチーニ茸を使ったリゾットのレシピを伝授しました。

夜の便だったのですが、早めに空港に到着。40人ぐらいの日本人団体観光客のグループを5つは見ました。団体で観光はしたことないのですが、よくあんなので旅行できるな~と妙に感心。

席の空き具合を聞いて、無事に母と友人に通路席を確保。対応してくれたイタリア人のお姉さんがとても優しく、2階席にしてくれました。

まったりとして別れの時間が近づいてきました。

こんなに長く(3週間)母と時を過ごしたのは久しぶりです。滞在中、「毎日が楽しい。こんなにうきうきしたのは少女時代以来」といわれて、苦労をかけたな、と思う一方でとても嬉しくなりました。

最初の一週間は私もまだ学校があったのでほとんどアパート近辺で「住むように」ミラノを経験。真ん中の1週間は姉、母の友人、ロイドとみんなで賑やかにイタリアを満喫。最後の1週間はヨーロッパの大自然に圧倒される。

3週間という比較的長い滞在だったので、ストレスもなく楽しめたのかもしれません。また、日本から離れて、仕事も、電話やニュースという日常的な出来事からも離れた生活を送れたのも、最後までにこにこできた原因かもしれません。

私もとても楽しみました。これまでなかなか行く機会がなかったトスカーナを、母や姉のおかげで行くことができました。夏のChamonixも初めてです。いろいろと忙しかったのですが、私も彼女達が来てくれてとても嬉しく、楽しい時間を過ごすことができました。

空港から家路に着くとき、あ~、3週間前は母とこの電車にのったな、2週間前は姉もいたんだ、といろいろと思い出して少しセンチメンタルになりました。賑やかだった数週間。そして一人に戻ります。ひっそりとしたミラノで、ひっそりとしたアパートに戻るのか、と思うと少し寂しい気分。

いや、私にはロイドがいる。

そう思って帰宅しました。すると。。。




ロイドはのんきにもチョコレートを食べていた!!!!!!



も~、犬はチョコレート中毒なのに!
も~、こないだ食べて痙攣をおこしちゃったのに!
も~、なんでこの犬こんなに食い意地はってんの?


一気に目が覚めました(笑)。


実は私もあと数日でミラノを発ちます。昨年9月に来て慣れてきたこの街ともお別れ。ばたばたと、これから荷造りを開始します。なんだか、あっというまだな。

Tuesday, August 08, 2006

Long Drive

Chamonix 最後の日はお天気もとてもすがすがしい!モンブランがとてもきれいに見えます。



朝早起きをして母親達をケーブルカーの駅まで送りました。二つケーブルカーを乗り継ぐと3800mまで到達でき、モンブランやChamonixの谷がきれいにみえます。

私は以前に行ったことがあり、また犬も禁止だったので、今回はパス。その間Chamonixの街を歩き、久しぶりにメールをチェックしたりお土産を買ったり(自分の分ではなくて、母親の分)。

お昼前に待ち合わせをして、一路スイスを目指します!

いや~ここからのドライブがすごかった。Chamonix のモンブランや数々の氷河でかなり飽和気味の母親の頭に次から次へとスイスの可愛らしい町並み。木造の家。広々とした緑。ところどころに点在する牛。

6月に行った山越えの峠道も二つほど走るともうみんな「スイスってすごい!」の声。

ドライブのしがいがあります(笑)。結局ミラノに戻るころには6時間以上運転していました。

この夜はイタリア旅行の最後の夜でもあります。これまでミラノで食べたレストランの中で、母達が一番お気に入りだったお惣菜やさんに行きました。大きいカツレツ、ほっかほかのスパゲティ・ボンゴレ、海老とズッキーニの入ったペンネ、大麦のサラダ、野菜のグリル。疲れていたけれどとても美味しい夕飯でした。

Monday, August 07, 2006

ゆっくりハイキング

Chamonix 3日目の今日は少し車を飛ばして Les Contamines まで。春のイースター休暇の時に滑ったエリアです。あ、あの谷間をスノボしてきたんだな~と感慨深げに?てくてく歩きました。

このエリアは草原地帯もあり、とてもなだらかで家族連れのハイカー達もたくさんいました。



中には馬やロバを連れて、荷物を引かせているグループも。



昨日の疲れが少々残っていたので、この日は2時間半ほどのぼりを歩き、ランチを食べて、1時間ほどで同じ道を下って帰りました。あ、ロイドも連れて行きましたよ、今日は。

夜は以前から食べたかったこの地方の料理。母のリクエストのチーズフォンヂュと、近くのテーブルでおじさんたちが食べていたお肉の鉄板焼き。このお肉が美味しかった…。日本の焼肉だと霜降りで脂がはいっていますが、ここのは赤身。すごくシンプルでいろいろなソースと一緒にいくらでも食べれます(そして危険)。

あ~でも満足。そして満腹。

Sunday, August 06, 2006

Lac Blanc まで

昨日より天気が少し回復。朝8時から Lac Blanc を目指して歩き始めました。この湖から見えるモンブランが美しい、と前々から聞いていたのでとても楽しみ。


最初から登りが続きます。でも曇りなのでかなり楽。母、その友人のペースに合わせながらゆっくりと歩きました。母は高山植物に目を輝かせ、写真を撮ったり、ブルーベリーを摘んだりと大忙しです。



お天気は残念ながら途中から雲がかってしまいました。モンブランの頂上が隠れてしまい、残念。ですが氷河はいくつも見ることができて感激です。



Lac Blanc までは3時間半ほどらしいのですが、ゆっくり歩いたので結局5時間ほどかかりました。山小屋で温かいスープと、持参したサンドイッチをほおばり休んでいたら少し雨もちらついてきてしまいました。




下りは1時間半ほどでしょうか。下に行くにつれてお天気も少々回復しました。最後は冬によく滑ったスキー場の中の道。なんだか不思議な気分です。

ケーブルカーでふもとまで降りたら夕方5時前でした。なが~い一日。久しぶりのハイキング。心地よい疲れを感じながら9時半には就寝。あまりにも健康的過ぎる日々です。

Saturday, August 05, 2006

Chamonix 雨


ミラノからシャーモニーに行くと。。。雨でした(笑)。街をぷらぷらしたり、山岳博物館に行ったりしたのですが、やっぱり悶々としてしまいました。ランチを食べていると雨が弱くなったので。。。早速氷河を見に3時間程度の歩きに行くことに!これで一気に元気もでてきました。

行った先は Les Grands Montets。ケーブルカーに乗って 1975m の標高まで行きます。そこから1時間ほど歩いて氷河のある所まで歩いていきました。緩やかなのぼりなのでとても楽。



歩いている時は曇り&小雨だったのですが、氷河のところで待っていると晴れてきました。


静かに座って休んでいると、時々「ゴロッゴロッ」と音がして氷が落ちていく様子もみれました。

満足!
いや~歩けてよかった。

Thursday, August 03, 2006

ちょっとダウン

昨夜は雨でした。これまで猛暑が続いていたミラノですが、この雨でぐっと気温が下がりました。なんだか秋の気配を感じる一日です。

夜の便で姉が中国に帰国するので、この日は休息日。といっても最後の買い物日でもあります。一緒に付き合えればと思っていたのですが、連日の外出&運転でかなり疲れがでて、さらに今交渉しているパリのアパートが難航していて精神的にも疲れてしまいました。ので姉、母、友人の3人で出かけてもらい、私は家で少し寝て、そのあとパリのアパート探しを一気に片付けました(といってもまだ契約終了していないんですけどね)。

この昼寝がとても効いたのか、夕方姉を空港まで見送った時はとてもリラックスしたいい気分。やっぱり疲れている時は肉体的にも精神的にも休まないといけないのですね~。

明日から、3人(プラス一匹)でフレンチアルプスをトレッキングしてきます。

Wednesday, August 02, 2006

ランチを食べに



Lago Maggiore まで行ってきました。本当に、ランチのためだけに(笑)。ミラノから車で1時間半ほどです。高台にあるこのレストランからは湖が一望できます。去年の9月にイタリア人の友達が連れてきてくれたのですが、雄大な景色と美味しいお料理を覚えていて、ぜひ家族を連れて来たいとずっと思っていたのです。

ちょっと写真が切れていますが、みんなと一緒に撮った写真です。ロイドは机の下にいます。



さて、ここからは怒涛の料理です(笑)。

まずは前菜。オリーブ油漬け4種(ドライトマト、きのこ、アンチョビ、たまねぎ)です。ただしどれも油っぽくなくてさっぱり!


つづいて前菜2品目のサラミ、生ハムの盛り合わせ。サラミは濃い色のが馬、薄い色が豚です。



第一の皿は手打ちパスタのジェノバペースト風味、ポルチーニ茸リゾットの2品。



第二の皿は。。。肉料理4種(ソーセージ、子牛、子ウサギ、牛ひき肉)とポレンタです。



そしてデザート。欲張りにも4種類。





美味しかった!満足です。

お店はこちら

おまけはこちら。お店の周辺を歩いた時に見つけた看板と実物ですが、あまりに似ているので大笑い。



Tuesday, August 01, 2006

Tuscany 3 -- Lucca & Pisa

3日間にわたるトスカーナ地方の旅も今日が最後です。

まずは滞在したホテルの近くにある Lucca へ。とても小さい可愛らしい街ですが、19世紀にはナポレオンの妹が10年間統治したことで知られています。

教会もたくさんあり、そのどれもが観光用の華美なものではなく、実際に地元の人が使っているような少しくたびれた感じのものばかりでかなり楽しめました。



途中雷がなり激しい雨が数分続きました。みんな教会で雨宿りです。



ランチは小道を歩いていて見つけたレストランで。中庭が可愛らしいこのお店で、ニョッキのウサギ肉&ポルチーニソース、手打ちスパゲティ&トマト&バジル、タコとニョッキのあえたもの(美味しい!)、季節野菜のリゾットをいただきました。なかなか美味しい!

ランチの後、夕方にゆっくりとピサに向かいました。ここは言うまでもなく、斜塔が目的です。

3年前に来た時は観光客が多く、またどうでもいいおみやげ屋や不味そうなピザ屋がたくさんあり、とても疲れた記憶がありました。今回は車だったので、そういったどうでもいい地域はパスして(笑)斜塔近くのパーキングに車を止めて斜塔(と教会)をすぐに見ることができました。よかった。

ロイドも暑くてお疲れです。



ピサからミラノまでは2時間半ぐらい。さすがにみんなお疲れでした(笑)。3日間で5都市という忙しいスケジュールだったのですが、どの街もそれぞれ特徴があり、とても面白かったです。料理もワインも楽しめました。

夕ご飯はなんと。。。結局私がよく行く中華レストランへ(笑)。みんな料理は美味しいというものの、お醤油味のごはんがやっぱり疲れた時にはほっとするようです。私もその一人。ばくばく食べて一人当たり9ユーロというのも中華ならではの優しいお値段でした。