Sunday, January 08, 2006

バックカントリーとは?

スノボ関連のブログで何度か「バックカントリー」という言葉を使用しました。バックカントリーとは、自然のそのままのフィールドを指します。つまり、ゲレンデから一歩離れれば、そこはすでにバックカントリーなのです。

バックカントリーでスノボ(あるいはスキー)をすることをフリー・ライディングといいますが、もちろん危険はつきものです。一番大きな危険はもちろん雪崩。どんなにパウダースノーで滑りやすそうなコンディションのスロープでも、雪崩の危険があれば滑る事はしないのです。

いまはスキーリゾートでのスノボが中心ですが、こうしたバックカントリーを最終的には行う、というのが目標です。現在読んでいる本は(彼からの宿題) Free Riding in Avalanche Terrain: A Snowboarder's Handbook。雪崩を学ぶ基礎の本です。雪崩がどう発生するのか、その要素はなにか、どうやって雪崩を予測しそのエリアを避けるのか。

こうした本を読んで知識を身につけ、現地で経験者に学び、身につける、というのが流れのようです。
バックカントリーを行う時の三種の神器があります。それはビーコン、プローブ、ショベルです。

ビーコンは先日のブログで載せましたが、雪崩に埋没してしまった場合に早期に発見するための、電波送受信装置です。写真はクリスマスプレゼントにもらったビーコンです。

人を巻き込んだ雪崩が発生した場合、まずはこのビーコンを使っておおよその位置を突き止めます。そのあとはプローブといわれる折りたたみの杖(とでもいうのでしょうか)を使い、雪に埋もれた人体の位置を探しあてます。そしてショベルで掘り起こすのです。

もしもの時に備えての救助用具と知識。まだまだ勉強することが多い!

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