Tuesday, August 29, 2006

動物病院 in ドイツ


今朝またしてもロイドが痙攣を発生させました。春のチョコレート事件以来です。でも今回はチョコを食べた形跡もないし、どうして痙攣が起きたのか謎…。

丁度彼が出勤する時で、さすがの彼も(?)かなり慌てていました。後で聞いたら「ロイドが死ぬかとおもった~」とのこと。痙攣を起こしている最中に床の上だと頭を打つかもしれないとベッドの上に移したようですが(その時私は2階のコンピュータで街の動物病院探しをしていました)、どうやら朝の散歩前だったこともあってトイレをしてしまったようです。さらに、痙攣を続けるロイドに「Lloyd... I can't do anything for you... Lloyd...」というかなり「君は苦しんでいるけど僕には何もできない」的な言葉をかけていました。

ちなみに、私は以前の痙攣(今回よりもっとひどかった)を見ているので、「あ、次は痙攣が起こる。そして体をツイストして転がるから」と予測する冷血な人になっていました…。

とりあえずロイドも落ち着いたようなので、散歩がてら外に出し(外の空気を吸いたいかなと思って)、彼を見送り。その後アパートから50メートルぐらいのところにあった動物のお医者さんのところに向かいました。

ところで、どうやらドイツで獣医さん(動物のお医者さん)マークは写真にある「蛇とV」のようです。どんな意味があるんだろう…。

さて、私が行った診療所はまずとてもきれいで清潔。ホッとしました。犬用のお水があるだけではなく、人間(飼い主)用に炭酸水やグミやお菓子も置いてある(笑)。住所だけ調べて来てしまったものの、はて、お医者さんは英語しゃべれるんだろうか…と気づき少し不安に。なにせ私はドイツ語ちっともしゃべれないものですから(以前「ありがとう」と言いたくてなぜか堂々と「グーデンモルゲン!(=おはよう)」と言ったぐらいですからね)。結局、心配は全く無用で、お医者さんの英語は完璧。医学用語もでてきてこちらの方が途中???となってしまうほどでした(笑)。

体のチェックをしたところ、とりあえず異常はないとのこと。また、こういう痙攣の原因を突き止めるのはどんな検査をしても難しいので様子をみるというのがほとんどのようです。ただそれでも血液検査ぐらいはしましょうよ、ということになり、明日採血の予約を取りました。

ところで、お医者さんが「これまでなにか気になることはある?」と聞いてきたので、6月にイタリア人のお医者さんに言われたことを思い出して、左耳が少し赤く腫れていたこと、歯のクリーニングが必要と言われたことを述べました。そしたらこちらのお医者さんも同意。変な話ですが、あ~あのイタリアのおばちゃん、やっぱり獣医だったんだ、正しかったんだ、となんだか勝手に納得してしまいました(笑)。特に彼女を疑っていたわけではないのですが、いわばセカンドオピニオンでも同じことを言われるとものすごく安心しますよね。

あ、あと。「どういったものを食べさせているのか?」と聞かれ、「普通のドッグフードで、あ、あの棚に乗っているブランドのやつ」といったら「これは犬にとってジャンクフードです。マクドナルドを毎日たべさせているようなもの。もっと栄養価の高いドッグフードにした方がいいかもしれません」とのアドバイス。ドッグフードにもジャンクフードがあったなんて…。

それにしても、なんだか慌しい朝でした。

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