Saturday, February 25, 2006

雪崩コース1

朝8時過ぎに集合し、いよいよ現地とレーニングです。まずはケーブルカーを乗り継ぎ、高地3000メートルの氷河へ!ヨーロッパアルプスでは氷河が結構あるのですが、氷河の上をスノボするのは今回が初めてだったのでかなり嬉しい瞬間でした。残念ながらカメラを持っていかなかったのですが、まるで雲の上をスノボするような感じです。かなり平べったい?スロープで傾斜はそれほどでもありません。30度ぐらいでしょうか。とにかくついた瞬間は感激でした。

リフトを乗り継ぎ、さらに上を目指します。ヨーロッパのリフトは恐怖の T-BAR リフトが多いのです。チェアリフトになれた私はこれまでことごとくこの T-BAR リフトを避けてきました。写真のように、リフトはばねが入ったバーがつる下がっており、先はT字になっています。このT字のところにスキーヤーであれば座ってドリフトされるのですが、スノーボーダーはこのT字の片側を股に挟み、ドリフトされるのです。いやはや。Rodgerさんはさっさとリフトに乗って頂上まで行ってしまいました。しょうがないので彼と一緒に、サポートしてもらいながらの初T-BARリフト。かなり緊張です。

頂上ではまず雪を掘り起こす作業をしました。1.8m ほど掘り起こし、雪の層を観察するというもの。天気や降雪、風などの影響でいろいろな雪質が複数の層になっています。雪質によって弱層や比較的強い層にわかれており、弱層がスライドすることにより雪崩がおこるのです。なかなか面白い!雪質テストやら強度テストやらいろいろやっていたらいつの間にかお昼でした。もって行ったバゲットサンドで一息。お昼です。

その後はオフ・ピステをスノボで行きいながら雪崩の観察、ポイントなどをそのつど教えてくれます。半分雪崩コース、半分バックカントリーコースのようでなかなか満足です!

最後は氷河のところからふもとの村までスノボで降りてきます。こちらはオン・ピステでスロープを使いましたが、途中凍った滝などを見る事ができました。(氷河もそうですが、水は凍るととってもきれいな水色になるのです) 駐車場のところでビーコンのテスト。お互いのビーコンを隠し、探すという作業です。こちらは何回もした事があるので比較的簡単にできました。

しかし。かなりスノボ今日は滑れました。満足!

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