Friday, February 17, 2006

Up and Down

すこし愚痴をここで。

現在夏のインターンシップ先を探していますが、現実は結構暗い?状態です。ヨーロッパに来た理由が、そもそもヨーロッパでの経験(文化含めて)を積む、というのがメインです。しかし、インターンシップを出願する時点でここで思わぬ苦戦を強いられています。そのメインが二つ。一つはビザ。もうひとつは言葉です。

ヨーロッパ以外の国でも(USなど)、インターンの出願条件に「この国で働く権利を有していること」というのが大きく掲載されています。EU統合により、ヨーロッパ内であれば自由に働けるヨーロッパ人のクラスメートを横目に、実質日本でしかチャンスを許されない日本人の自分にフラストレーションがたまります。

それでもめげずに、人材がよければビザをサポートしてくれる企業もあるだろう、と探しています。特にグローバルである企業であれば、国際性を重視し、よりソフトに対応してくれるのではないか、と。

たまたまもらったある製薬会社のコンタクト先。連絡をしてみました。そこでわかったことは驚愕の事実。どうやらこの会社は「母国採用」が原則のようです。日本人なら日本でのみ受付。メキシコ人ならメキシコだけで受付。アメリカ人はアメリカのみで受付。トップ10製薬に入っているこの会社。グローバライゼーションから真っ向対立しています。

言葉も大きな問題。やはり出願条件に「現地の言葉を話すこと」「ヨーロッパの言語をひとつ以上話すこと」と記載されています。スイス出身のクラスメートは6ヶ国語を自由に操ります。やはり彼女は必ず一次選考には残っています。

言葉はイタリア語を習得していない私のせいでもあるのですが、なんだかやはり難しいです。(とはいうもののポジティブシンキング派の私はヨーロッパ滞在中にイタリア語とフランス語をマスターしてやる、と思っているんですけどね)。

アジア出身者だけではなく、南米出身のクラスメートも苦労しているようです。
グローバライゼーションってなんなの。
均等雇用機会ってなんなの。
ってちょっぴり思ってしまいました。

No comments: