Monday, September 25, 2006

Marais

パリの中でも、以前から気に入っている地区があります。それが Marais (マレ)地区です。日曜日でも開いているお店が多いので、ブランチを取った後にマレまで出かけてみました。

マレ地区はユニークでファッション的にも敏感なお店が多いのが特徴です。フレグランス専用のお店、他で見ない洋服を売っているお店、不思議なグッズを売っているお店などなど。また、パリのゲイ・コミュニティもこの地区にあります。本屋さんでもゲイ専門の雑誌や本を扱っています。

最近では、「新しいファッションエリア」はマレの北の方に進出しつつあるようですが、それでもここマレ地区は相変わらず私が好きなエリアです。東京でいうと…どこでしょうね。昨日シャンゼリゼを通った時は青山・表参道を大きくした感じだな、ただし観光客が多い故にロンドンのオクスフォード(大衆向けでかなりチープな通り)的な感覚も入っているなと思ったのですが、マレ地区は東京の骨董通りからもう一本道をはいったエリアのような感覚でしょうか(笑:これでわかった人は偉い!)。

ぷらぷらと道を歩いていると、無印良品をみつけました。無印はミラノやロンドンにも進出しています。パリのお店もそこそこ混んでいます。ヨーロッパに進出している日本企業はいろいろありますが、ユニクロなどの失敗した例に比べて、無印は結構いいポジションにあるのではないでしょうか。こんな丁寧な商品はヨーロッパにはないし(特に文房具など。こっちのノートやペンはかなり悲惨です)、またシンプルで色が統一しているのも、流行に左右されないミニマリストには受けているのかもしれません。マレ地区にあるのもいいですね。そこそこ混んでいる、といってもものすごい混むわけではないし、安っぽい印象を受けません。

スケジュール帳とノートを数冊購入し、またぷらぷらと歩きはじめます。カフェにはゲイのカップルがたくさん。観光客もちらほら混じっています。自由な雰囲気。なんだかのどかな日曜の午後でした。

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