Tuesday, December 05, 2006

いろいろあって大変

さて、実は来週卒業式です。ミラノの仲間は最後の試験を終える頃なのに、なぜか私はパリでグループ・プロジェクトに追われている…。このプロジェクト結構大変で、今日も帰宅したのは夜9時を過ぎていました。

内容的には恐らく面白くできるもの(2つあり、両方マーケット調査です)なんでしょうが、なにせ時間的な制約がとってもありその中で効率よくタスクをこなすことが一番重要なポイントとなってきています。異なるコースを取っている仲間と会うのも大変だし、私もパリから通うということで制約があってとっても大変。内容のマーケット調査を学ぶというより、タイム・マネージメントとリソース・アロケーションを学んでいます。

ひとつのグループは私、エクアドル人、スペイン人(2名)。スペイン人のふたりはポテンシャルはあるのですが、なにせ学部レベルで仕事も経験がないので効率よい仕事ができない。タスクを与えられるまで待っている。暇な時間があればぼ~っとしている。エクアドル人は経験もあるので結構やってくれるのですが、他の人に説明をしながら仕事ができない。個人でする、あるいは彼女以上の人と仕事をすると伸びるタイプ。そんな中、架け橋的役割になっている自分がいます。スペイン人には「これとこれやって」と(相手を傷つけないように)指示し、エクアドル人には困っているポイントを一緒に考えたりファイルを手直ししてあげたり(彼女は少しつめが甘い)。そして自分のタスクをもくもくとこなしています。

私はこれまでどちらかというと年上の人と仕事をしたり、話をしたりする機会が多かったので、かなり奔放に勝手に自分のことだけてきぱきやってればいい、という立場でした。それがふと気づくと一緒に働く仲間は年下も増えてきて、下の人をマネージする立場になってくるんだな~と思うようになりました。これは特にパリに来てからの感想。ミラノでのクラスメートは落ち着いて同年代の人が結構いたのに対して、パリでは俄然若い世代(20代なかごろ)が多いからでしょう。

さて夜も10時を過ぎました。これからご飯を食べて明日の用意。明日は日帰りでミラノです。

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