Monday, February 19, 2007

早く起きた日には

朝5時に起きてGala湯沢に行きました。日本滞在中、3回はスノボに行くようにと彼から宿題を出されていたので(笑)。Galaは久しぶり。2シーズン前、転倒して膝靭帯を痛め松葉杖生活を数週間することになったのもこのスキー場です。

しかし。朝早起きするといいことは起こりません(笑)。スキー場のごはんがまずいし高いので、おにぎりと温かい紅茶を用意して出かけました。新幹線に乗って飲んでみてびっくり、、な、なんと紅茶にお砂糖の代わりにお塩をいれていた…。いや~朝早すぎて寝ぼけていたのかもしれません。こんな自分にびっくり。大笑いしてしまった。

日本の雪は久しぶりで、といっても2年ぶりなのにものすごい雪質が違います(ヨーロッパと比べて)。ものすごく軽い。滑りやすい。なんなんだ、このスロープ、この雪は??と思いながら滑ります。さらに、山頂がわずか1100メートルというのが信じられない。このレベルでなんで雪があるんだ?人工雪か?でもそのわりにはスノウ・マシーンはないなあ…。などとかなり不思議に滑り、リフトで働いているおじさんに聞いてみたら、「Galaでは人工は使っとらん。全部自然の雪じゃ」。

すげ~、と思いました(言葉悪くてすみません)。人工だと滑りにくいし、太陽に溶けて凍った時は最悪です。ものすごくつるつるして滑るのに一苦労。でも自然の雪だと、アイスバンといっても結構滑れます。いやいや。感動。

そして、さらにすごかったのが、コース外にたんまりとある誰も足を踏み入れていない雪。ああ、こういうところ滑りたくってヨーロッパのいろんな所に行っているのに、こんなところにあったなんて。そして、誰も滑っていないなんて。さらに、滑走禁止なんて。

ヨーロッパと日本の違いはいろいろありますが、ヨーロッパの山は針葉樹林が多く、そして岩でごつごつしています。針葉樹林なので冬でも緑の葉はあります。雪で滑るというより、地形の難しさで楽しむという感じ。一方で日本の雪山(ま、今日見ただけですけど)は葉がない木が多く、地形的にはそれほど高くもなく難しくもないのですが、雪がめちゃめちゃいい。すごいな~。

そんなことを思いながら何度もコースを滑ると、先ほど雪のことを聞いた係りのおじさんが飴ちゃんをくれました。リフトに乗るたびに、「お姉ちゃん、どっから来たんか?」「東京に雪持ってきな」「行ってらっしゃい」と声をかけてくれます。おっちゃん、ありがとう。

4 comments:

Anonymous said...

今、日本なんだ!ガーラ、懐かしいなー。
私がスノボを初めてやって、その日に「スノボは卒業!」した所ですな。
日本の雪って、そんなにいいんだね!なんか不思議。塩の話に笑い、飴の話になんかニッコリしました・・・
風邪引かないように、日本楽しんでね!

bluecheese said...

★masaki
久しぶり!ガーラ、懐かしいよね。

日本の雪ってかなりよかった。日本にいた時なんで気付かなかったんだ?って思ったけど(笑)。

塩入の紅茶は、まずくはなかった。でもしょっぱかった…。ガーラの洗面所で紅茶を捨てて、魔法瓶をバックパックに入れて滑ったよ。なんだか虚しかった。次回は必ず砂糖をいれていく!

Anonymous said...

そっかーー。
新潟でさえいい雪と思えるってことは、ヨーロッパの雪、ゲレンデはどんな感じなんだ。。
期待してただけにちょっと心配になってきたぞ。

それにしてもいまは日本なんだね!
毎回どこにいるんだ~?と思いながら楽しみに日記を開いています♪

bluecheese said...

★りんこ
ヨーロッパではスキー場でもよく氷河にあったりするでしょ?それは超雄大だよね。雪はなんとなく、だけど湿っている感じ。でも滑れるところは滑る、ヨーロッパのスキー場には心の広さを感じます。

そうそう、いろいろ放浪したけど今は日本です(笑)。3月にまたドイツに滞在する予定。りんこさんとはパリで会いたかったなあ。