Sunday, June 19, 2005

★ MBAの面接

出願をして数日後に事務局から面接のお知らせが届きました。面接といってもわざわざ現地に行ってするのではなく、その学校の卒業生(日本の場合は日本人が多い)が代理で行うケースが殆どです。

私の場合、面接のお知らせが届いてから2週間ほど海外出張があり、すぐに日程をアレンジすることができませんでした。この点は結構フレキシブルで、こちらが可能な日、時間を送り、面接を担当する人が予定をファイナライズする、という流れのようです。

面接はある平日の夜、ホテルのカフェで行われました。(それっぽいですよね)
ほとんど日本語での面接で、一部英語での質問がありましたが、その際は「これから英語で聞きますので、がんばってください」と前置きがありました。ちなみに、他の人に聞いたところ日本語面接はBocconiでは日常のようですが、他の学校では最初っから最後まで英語、というところもあるようです。

内容としては主に出願書に書いたエッセイについて、再度質問されました。出願書はいってみれば誰が書いたかわからないので、当日本人にきちんと聞いて内容を確認するためかな?というのが私の推論です。かなりリラックスしたムードで行われ、最後に何か質問はありますか?と聞かれました。

質問はしてもしなくてもいいと思いますが、私は結構学校のことで知らないこと(=知りたいこと)があったので1時間ぐらいとりとめもなくだらだらと質問してしまいました。ミラノの街について、授業について、仲間について、などなど。気をつけた点は、とりあえずポジティブな姿勢をみせることでした。「チャンスがあってミラノでMBAができるのであれば、こういうことを考えているが、先輩としてどう思いますか?」とか、「将来こういう風に考えていて、そのためにMBAの経験があればその目的に近づけると思うのですが、具体的に先輩がMBA経験で活かせた事は何ですか?」とか。「GMATが悪いんですけどどうでしょうか?」や「MBAとったら就職楽ですか?」とかいうちんけな質問ははっきりいってスケールが小さいのでしませんでした。

その他注意した点は、実は当日仕事で営業活動を終えて面接に駆けつけたので、セールストークにならないようにする、というところでした。自分を売り込む、といった意味ではセールストークでいいのかもしれませんが。。。あまりがっついても、ね。おそらく competitive な学校はそういった姿勢も評価されるのかもしれませんが、Bocconi はどちらかというと穏やかな感じがよかったのかな?

面接の最後に、結果は大学から2週間ほどで届きます、といわれて終了。それからの2週間が長かった!毎日朝と夜に欠かさずメールをチェック。"We are happy to tell you" で始まるか、"We regret to tell you" で始まる文で来るかで私の将来が決まるのね!とかなり悶々としていました。2週間丁度たったころに、早朝にポジティブな文章で始まるメールが届き、合格を知りました。こんなに待ち望んでいた事なのに、いざ届いてみるとまったく実感がわかず、彼に電話しても「あーちょっとニュースがあって。。。どうやら受かったようです」となんともぼーっとした報告。まあ寝起きだった、ということもあったのかもしれませんが。実感がわいたのはそれからさらに1週間後ぐらいでしょうか(最初の授業料を送金した時はもう後戻りはできないのね、と痛切に感じました)。

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