Thursday, June 16, 2005

★ MBAのテスト


さて、MBAを受験する最初の難関はテストです。必要なテストは GMAT、TOEFL、学校によっては TOEIC のスコアを提出するところがあります。

人によっては予備校に通ったり、コースを取ったりしたようですが、私は倹約主義というか、ずぼらというか、そういう準備はしませんでした(笑)。

TOEFL、TOEIC
まずは簡単なところから。カナダに留学していたので、これは問題はまったくありませんでした。ただ、大切なのは集中力!たくさん受験するより、一回でがんばるぞ、と気合いを入れて集中してがんばりましたよーー。さらにこのテストを乗り切ればまずはヨーロッパの彼に近づける!と念仏のように唱えながらテストを受けたのがよかったかも(笑)。

この性格のせいか、文法とか細かいところが苦手なので grammer では満点、とはいかなかったのですが、listening と長文は両方 30 をスコアできました。GMAT の勉強をしていれば、TOEFL は簡単に思えますよ。

あまりアドバイスになっていないか?

ちなみにTOEFLは270点ぐらいだったよな…(うろ覚え)。TOEICは数年前に会社で受けたのが確か930点でした。

GMAT
これはみなさん泣きどころだと思います。私はとりあえず Amazon で問題集を買いました。とりあえず2冊。Princeton Review と Official Guide of GMAT。

Princeton の問題集は「こつ」が記載され、何回か読んでおくとなるほど、と思えることが多かったです。また励ましのコメントがあって、「GMAT でスコアがとれなくても世界の終わりじゃない」みたいな文もあり、そうだよな~と思いながら電車のなかで読んだのを覚えています。精神的にちょっとらくになりますよ。

Official Review of GMAT は本当にひたすら解く問題集。こつとかはなく、ただただ問題をとく。英文も数学もカバーしているので、ドリルっぽくできます。私は週末に集中して勉強したのですが(といっても2-3回だけだけど)、30分ぐらいで時間を設定し、問題を解いては回答をチェック、というのを繰り返しました。

ちなみに、本番ではこの中で解いた問題が 1-2 個ぐらいでていました。

で、肝心のテストのスコアですが。。。トップレベルの学校は660ぐらいが平均なんですよね。私はとりあえず600ぐらいとれればいいなーと思ったのですが最初のテストでは600以下でした(笑)。初めてなので時間とかよくつかめていないし、焦ったのを覚えています。TOEFLを受けた次の週ぐらいだったので、GMATも高得点だったら鮨でも食べて帰るか、と大きく思ったのですが、残念ながらスコアはラーメンレベルでした。結構ショックで家に帰ってから彼とビデオチャットしてもでてくるものはため息ばかり。でもこういう時励ましてくれる人がいるって、やっぱり精神的にいいですね。

次こそは!と思ってしばらくして2回目のテストの登録をしたのですが、なぜか仕事で忙しく(言い訳です)気力が抜けて、全く勉強せずに挑みました。そしたらやっぱりスコアはさらに下がった!

ちなみに、アメリカ人の友達にも聞いたのですが、彼女は最初のテストがあまりよくなかったので、コースをとって2回目のテストに挑んだところ、やっぱりスコアが下がって失望したそうです。これを聞いて、アメリカ人でもそうなんだから、ましてや日本人の私が点数とれるわけないよなーっと、かなり開き直ってしまいました(笑)。

しかもGMATって高いんですよね。250ドルですもん。いい靴が買えちゃう。私はこの2回のテストで、もうGMATは受ける価値はない、と諦めました。私もともとテスト勉強とか苦手なんですが(高校、大学受験も)、I am not a good test taker ということを250ドル払ってまで他人に教えられたくないもん!と思ったからです(笑)。

さらには、こんなテストで私の将来決められてたまるもんか!テストのスコアで決められる学校なんてこっちから願い下げだーーと思うようになりました。これは完璧に負け犬の遠吠えですね。

幸いイタリアの学校はGMATのスコアはあまり気にしないようで、出願したらすぐに連絡があって面接までいったので、めでたし!でした。

ですので全然アドバイスになっていませんが、GMATはあまり気にしない方がいいですよ。もちろん高いスコアがあればいいと思いますが、諦めも肝心。

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