Saturday, June 18, 2005

★ MBA 出願のエッセイ

出願用紙には単なる履歴書、経歴書の他に、なぜ自分がMBAを志望するのか、なぜその学校が自分を合格すべきなのか、をアピールする項目があります。これがいわゆるエッセイにあたります。学校によって多少内容は異なったり、項目数も違いますが、前提は同じで、確固たる理由と強い意志を確認する項目、といったところでしょうか。

Bocconi は比較的このエッセイの部分が多く、合計で10ページぐらいにわたって書き上げました。といっても10枚もの長文を書いたのではなく、一題あたりは500字ぐらいずつで、ただ単に「お題」が多かった、というだけですけれど。

聞かれた内容は、「なぜ今MBAなのか」「なぜ自分がこの学校に向いていると思うのか」「自分の長所」「短所」「これまでの経験の中で一番やりがいがあったこと」「今後のキャリアプラン:短期では?」「長期では?」「もしMBAに合格しなかったらどうするか?」「MBA卒業すぐはどこで働きたいか」などなど。

基本的には自己解析を行い、まず自分の資料(点)を集め、最後にそれらをまとめる(線)といった流れで作成しました。本当は英語のチェックとか、エッセイの書き方とか学んだ方がよかったんでしょうが、私は全て自己流でした。使用したのは Word のスペルチェックぐらい(笑)。

他の学校を受験した人に聞いたところ、英語チェックでネイティブの人に時給2万円払ってやってもらったとか!すごいですね。。。

私はスペルチェックはしたものの、今から読み返すと結構間違えがあったりして少し苦笑いしてしまいました。ネイティブの彼にチェックしてもらった方が本当はよかったんでしょうけれど、なんだか身近な人に見てもらうのって妙に頼みにくくって、結局なし。

GMAT, TOEFL のテスト以上にこれらのエッセイが重要と聞きます。それは本当だと思います。私の場合、このエッセイを書く事で自分がなんでMBAに行きたいと思うようになったとか自分で再認識したのでさらにモチベーションがあがりました。自分で考えて、自分で書く、というプロセスが非常に重要です。参考書や他の人の文からとってきたものはやはり説得性に欠けます。また、面接の時にかなり突っ込まれますので、がんばって自分の言葉で書きましょう。たとえ上手な文ではなくても、論理的に構成され、さらに熱意があれば多少のミスは大丈夫、というのが私の感想です。

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