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Tuesday, April 24, 2007

ふふふふふ

クロネコヤマトから梱包材が届きました。引越業者の段ボールってなんであんなにクオリティ高いのでしょうか。頼んでないのにクッション材やらガムテープやらも持ってきてくれました。

で、一気に片付けて家を掃除しちまおうか、と思ったのですが。3箱ほど作って、本やら靴&かばん、そして洋服を入れたところで断念。なんだかやる気がでんな。10箱で頼んだのですが、そんなにいくかいな!と自ら突っ込みをいれてみたりしましたが、それでもエンジンがかかりません。のでやめました。今日やるのは。

明日じゃあやればいいか、っていうとそういうものでもありません。明日も天気よさそうだし。先ほど夕飯に炊いたお米の残りがあるので、おにぎりでも作ってライン川をひたすら北上してみようと思います。例のママチャリで。川沿いだったらロイドも自由気ままに走れるしね。ふふふふふ。

あ、海苔がきれてた。ま、いいや。鮭わかめフレークがあるから。

Monday, April 16, 2007

ちょっと休憩2

またまたバルコニーです。午後は太陽が正面から日が差すこのテラス。夕方からようやく日陰ができてパソコンの画面も見やすいです(笑)。隣人のドイツ人男性もテラスに出て電話をしている模様(彼のアパートのテラスは少し上にあるので、直接お互いに姿かたちは見えないものの声は聞こえるのです)。

昼間暑い中ジョギングに出かけました。ライン川沿い。ついでにロイドを川で泳がせようと思って。しかし暑すぎました(笑)。あまり走らなかったけれど、それでも汗がでると気持ちいいものです。それにしても。平日なのに多くの人が川の土手のところで日光浴を楽しんでいます。砂場になっているところでは水着姿のお姉ちゃんもいれば、全裸のおっさんもいます。暖かくなっていっせいに水辺に出現するドイツ人。レストランでも店内に座っている人はおらず、外のテーブルでまったりする人が多いようです。

先ほど日韓食材店にでかけ、今夜の食材を仕入れました。冷麺&キムチ、そしてバンバンジー。棒棒鶏のレシピはこちらを参考にしています。なかなか、手軽な本格中華のにおいが…(笑)。とりあえずタレだけ先に作りましたが、かなり美味しいです。楽しみ~。

ちょっと休憩

ドイツに戻ってきてから、嘘のように天気がいいです。週末は30℃ぐらいまで気温はあったのではないかな?ロイドもライン川で泳いでました。しかし。あまりにも気持ちが良すぎて、ショック状態にいる私たち。数日前までは雪かまくらで寝泊りしていたのに…。冬から夏へ、いきなりジャンプしてしまった感があります。

戻って土曜日に急いで食料品を買いに行き(日曜日はたいていお店は閉まっているので)、どうにか2日間すべて外食は免れました。かといって料理をする気もあまりないので、肉を大量に買い込み、テラスで焼肉。カセットコンロがここでも大活躍。あとはあまりに暑すぎてビールとアイスのオンパレードでした。アイスは一日5個ぐらい食べたぞ。

今日は月曜。彼はどんよりした雰囲気をかもしながら仕事に向かいました。ロイドと一緒に会社近くまで歩き、家に戻った私はやっぱりテラスで朝ごはん。気持ちのいい一日のスタートです。ロイドの毛でも刈るかな。

Sunday, April 15, 2007

2nd week: France 怪我

今回は写真なしです。怪我をしました…。といってもたいしたことではないのですが、春の雪の怖さと自分の浅はかさを垣間見た事件です。

スプリットボードも1週間たち、かなり慣れてきました。そしてこの日のツアー。氷河を登り、その先の峠からはその裏を降りていくという、私にとって初めての「峠越え」ツアーになるはずでした。スプリットボードとはいえ、わしわしと確実に歩く面白さを発見し、少し斜面がきつかったのですがジグザグにせず、そのまま斜面を一歩ずつ登っていました。その時…。

板が滑った!

スキー(スプリットボード)の裏に張ってあるスキンは細かい絨毯のようなものでできており、その摩擦で滑らないようになっているのですが、春の雪は滑りやすく、さらに斜面がきついとより滑りやすくなります。まさにそれにはまってしまった今回。そしていったん滑るとずずずず~っと滑る一方。ポールをもっていたのでそれで食い止めようとしましたが、ポールのわっかに手を入れていたため、ポールの根元が持てずに何もできません。しょうがないので両手のつめでなんとか滑りを食い止めようとしましたがそれも効果なく、最後に両手を重ねてこれでもか!と肘と手のひらとつめでなんとか雪を抑えてストップ。

滑ったのは5メートルほどでしょうか?でもこのまま止まらず加速してずんずん落ちていったらその下は氷河(クレバス)があります。と思ったらなんだかぞっとしてしまいました。

彼が来て急いでスキーにクランポンをつけとりあえずその場所を回避。といっても滑りやすい斜面なので一苦労です。そして。あれ?何かが赤い…。

なんと左肘の裏の皮膚がべろりと剥けていました(涙)。でもこの時点で「あ~、怪我した」といっても何の得にもならないのでひそかに耐えていました。そしたら彼も気づき、びっくり。

とりあえずその場所から逃れて、平たい所に行き休憩。このままツアーを続けようと思ったらできたけど、二人ともショックをうけて今回はそこから引き返すことにしました。ショックとは、怪我ではなくて、「なぜこのコンディションでジグザグ歩きをやめて直接登ったんだ?」という自分の浅はかさに…。痛いレッスンとはまさにこのこと。

ふもとに戻った後は薬局に行き、包帯やら薬やらを購入。痛くて肘が曲げれません。怪我の大きさは20センチぐらいでしょうか…。でもこれをいい機会?に今晩は彼が料理担当(彼は運転を一手に引き受けているので、料理は私がすることになっていた)。あ~でも痛い。痛い痛いレッスンでした。

2nd week: France 3度目のトライ


リフト(緑)、登り(赤)、下り(青)
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Grands Montets のスキー場からさらに奥に氷河がいくつかあります。その中のひとつ、Amethystesと呼ばれる氷河があります。こちらは昨年のイースター休暇でも行ったところ。ただし高度3000メートルで断念。今回はスプリットボードで再チャレンジ。

といっても、Grands Montets のスキー場で登れるところまで登り、そこから氷河に降りてさらにトレッキングをするのですが、なにせこのスキー場のケーブルカーが並ぶ並ぶ…。上までいくのに約2時間かかります。結局、2度目のトライも時間切れで3300メートルぐらいまでしかいけず。

そして3度目の正直(笑)。この日はどんなことがあっても上まで行くぞ!と気合も入ります。シャモニーエリアのBCガイドブックにも、「最後の30分の登りはきついけれど、それを越えた時の頂上からの風景はとても報われる」とあったもの。絶対、今回こそは、登ってやる~。



そして。ようやく到達。3500メートルです。到着したのは午後3時半すぎ。な、長かった。ここからの風景は写真をご覧ください。言葉はいりません。遠くにはスイスのマタホーンも見えました。







↑ 勝利の微笑み。あははは。すでに真っ黒いですな。

そしてここから滑るのですが。いや~。登りに熱心すぎて(笑)、そして高地過ぎて、さらにトラックが多くて、息は上がるわ太腿は疲れるわで滑りは最悪(涙)。それでもこの充実感。いや。がんばったよ。がんばった。えらい。私。

2nd week: France まずはミディから


リフト(緑)、登り(赤)、下り(青)
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オーストリアで氷河ツアーをした後、午後からゆっくりとドライブ開始。スイスを横断してフランスのシャモニーまで。2日かけて運転するつもりが、一日で着いてしまいました。といっても7-8時間かかったかな?夜に到着。カナダ留学時代の友人で、現在ケンブリッジに留学している友達もシャモニーにいるというので携帯メールを送ったら!なんとちょうど帰国の日でした…。残念。シャモニーではキャンプサイトがあったので、今回はそこを拠点に。これでトイレやシャワーが安心です(オーストリアでは普通の駐車場か山中に泊めていたので…)。



さて、シャモニーの一発目?はミディ。ケーブルカーを乗り継いで3800メートルまで登り、そこからずっとスノボで下ります。ケーブルカーの発着駅からは雪の細い道を降りるのですが、クランポン(アイゼン)を持参した我々は滑って腰が引けた人々を横目にすいすい~と降りることができました。



あまりにもまぶしくて目をつぶってしまいました(笑)。きちんとハーネスもつけています。



彼の背後にはシャモニーの谷が広がります。



雲の向こう側はイタリアです。雪はなかなか良かったのですが、少し重く、なぜかボードのノーズ(先端)が雪の中に埋もれてしまい、最初はなかなかうまく滑れませんでした。

そして。風景は素晴らしいのですが、このコース、なんてったってものすごいトラバース(横断)が多いのです。スキーの人たちはすいすいっと滑るのですが、その中でボードはやっぱり膝や太腿に負担がかかります。途中、かなり死んでいました…。しかし、こうしたスマートなスキーヤーを見かけるとやっぱりスキーの方が人の動きに非常にかなったスポーツであることがわかります。じゃあなんでスノボなんでしょうか?って思うんですけど、やっぱりパウダースノーの時の浮力といったら。板面積が大きい分本当に雪の上をサーフィンしているように感じるのです。多分、それが一番の魅力なんだろうな。

ちなみに、シャモニーにはひとつお気に入りのお店があります。山やスキー、スノボ関連のお店なのですが、行く度に必ず必要なものが見つかります…。今回は私のわりに?奮発してスノボ用のパンツを買いました。300ユーロなり。痛いな~。でもゴアテックスだし、登る時には(暑いので)サイドを開けれるジッパーも付いているし。これからバンバン使います。

Tuesday, January 16, 2007

再びミラノ

またしても日帰りでミラノです。月曜日にスケジュールが決まったので慌しいスケジュール。本当はゆっくり買い物でもしたかったのですが(丁度セールの時期だし)、空港到着 → マルペンサ・エキスプレス → タクシー そして用事を済ませ、また同じルートで空港までというなんともビジネスライクな日程となってしまいました。

おかげでゆっくりと美味しいイタリアンを食べる時間もなし。空港で少しパスタを食べたのみ...。

残念!

Thursday, December 28, 2006

この一年、この数年

パリの最後の夜です。友人と食事に出る予定。


これまでの人生?を振り返ってみると住み慣れた都市がいくつかあります。

東京
大阪
トロント
サンフランシスコ
ミラノ
パリ
(シドニー)
(ロンドン)
(ドュッセルドルフ)

観光客として訪れたのではなく、その地に住み街を知るようになったことで、これらの都市で暮らす、あるいは街を歩くのがとても居心地よく、快適に感じられます。今後どんな地にこれから住むことになっても、これらの都市での経験はプラスになることでしょう。

パリでも、4ヶ月という短い間ではありましたが、高校時代の友人に再会したり、学校でも少人数ながら信頼できる友人を見つけることができました。学校、という特殊な環境なので比較的友人は作りやすいとは思いますが、それでも短い間で人間関係を築くことができたのはやはり自信になります。

これから私のパスはどこに行くのでしょうか。前職を離れた時も、一緒に働いた仲間達との別れを惜しみつつも新しい未来への期待感でいっぱいでした。今回も同様。これからどこで何をするのでしょうか。そしてどんな出会いがあるのでしょうか。

楽しみです。

Monday, December 18, 2006

Commencement Day

いよいよ、卒業式です。約1年半のMBAプログラムもこれで終了です。だけど全然実感がわきません。まだパリで授業が残っているからでしょうか。ミラノの友人たちはテストも終わってすっかり卒業ムードのようですが...。



朝8時半に集合した場所はミラノの証券取引所。ドゥオモから歩いて10分ぐらいの、ミラノの真ん中にあります。久しぶりに会う友人達に、「久しぶり、元気?」「いつ交換留学から帰ってきたの?」「この後の予定は?」と基本情報を交わすだけであっという間に時間が過ぎていきます。10時過ぎにようやく式典のステージの裏に集合してガウンと帽子をかぶります。みんな恥ずかしそうだけどとてもいい顔しています。




プログラムの学長や招待客の挨拶の合間に、クラス代表の挨拶がありました。我々のクラスからはイギリスのBaljit。思い出に残る出来事、ケース、パーティなどを上手に絡めたスピーチとその後の写真のスライドショーを見ているとこの1年半が走馬灯のように頭の中をめぐります。



イタリアという国で暮らし始めた去年の秋。
いろんな国、いろんなバックグランドを持つクラスメートとの出会い。
気のあう仲間、気の合わない仲間とのグループプロジェクト。
全く知らなかったビジネスの知識を大急ぎで詰め込んだ最初の学期。
クラスのマスコットとなった愛犬ロイド。
夏の製薬会社でのプロジェクト。
交換留学でミラノを離れパリで生活を始めたこと。

特に夏のプロジェクトで一緒になったスイス人のアーニャ、イタリア人のクラウディオ、オーストリア人のマニュエラとはとても仲良くなりました。最初は各自のスタイルに慣れなくて大変でしたが、プロジェクトがうまくいかない苛立ちを分かち合った経過とプロジェクトを終えた時の充実感から、最後は信頼できる仲間になりました。



ミラノにいた時は学校のレベルはどうなんだろうと不安に思ったことも正直何度かありました。でも交換留学に出ることで、ボッコーニの良さ(経験を積んだクラスメート、少人数制のクラス、選択性ではなく強制のクラス参加)が身にしみてわかりました。

式を終えた後でも実感はありません。MBAホルダーになったんだ、と正直まだ思えないのはやっぱりパリに最終試験と発表を残しているからでしょう。

でも、ミラノに来てよかった、苦楽を共にした仲間に出会えてよかったと本当に思います。特にフレンド・シップ。ビジネスのネットワークを広げる、というよりも、友達になった、と非常に強く感じます。ビジネス目的ではない、本当のフレンドシップ。

最初のグループワークで一緒になりMBAの中でもとても仲良くなった
ブルガリア人のブラディミア




日本人仲間の渡辺さん(とリリー)



あの典型的北イタリア人の
マテオ




アジアン・ビューティ?(中国からのウェン、リリー)




最初はてこずった?
けど最後にはとても仲良くなったマニュエラ。




「スタイル」
をほめてくれたレンゾー(スイス人)。



今日は卒業式。でも Commencement という単語は二つ意味を持っています。学位授与式。そして、新しい始まり。良くも悪くも、ボッコーニで出会えたメンバーと笑顔で一緒に踏み出す第一歩。涙よりも笑顔でみんな一杯の一日でした。

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式に来ることはできませんでしたが、夜には彼もミラノに来てくれました。一緒に食べたディナーが、これまた美味しい...。久しぶりの本場イタリアン。卒業式の余韻もあったのでしょうが、美味しい食事を好きな相手と楽しめること、改めて幸せだな~と感じました。あ、ロイドはいなかったけれど(笑)。

Wednesday, December 13, 2006

明日の準備

明日からミラノです。と、その前に、明日は戦略の授業での発表があります(笑)。ドッグ・フード産業について。私の深い知識が役立ちそうなディスカッションです。

今日はそのグループとミーティングのためだけに学校に行きました。列車はとりあえず動いていました。このグループは8人で、メキシコ人、イタリア人、インド人、モルジブ人、中国人、フランス人、アメリカ人、そして私。いや~見事に皆さん国籍違います。戦略で8人って議論が大変なんですけど、今回は完全な分業をしたのでものすごく楽。さらにみんなあっさり的確に話ができるのでさらに楽。結局何もやらないのはフランス人だけでした。

声は大きくして言えませんけど(笑)、ESSEC の授業を通してみんな(留学生)の共通の理解は「フランス人は何もしない。そして、理解が悪い」。はっきりいって、イタリア人のほうが良く働きます。まあ ESSEC に限ったことかもしれないけど。

これ以外にレポートもあって、先ほどまで家でだらだらPCに向かっていました。でもぜんぜんやる気はしません。だって明日からミラノだもの。そして金曜は卒業式だもの~。

5分PCに向かっては、1時間明日の準備をする、というパターンが続きます(笑)。その一環がネイル。久しぶりにやりました。フレンチネイル。自作です。2回やり直した(笑)。ちょっと2回目もイマイチだけどまあ、いいや、もう遅いから。乾いたら寝よう、っと。

Wednesday, December 06, 2006

ミラノに日帰り

今日は日帰りでミラノに行ってきました。つ、疲れた。。。

午前7時半に家をでてシャルル・ド・ゴール空港に着いたら。なんと。フライトがキャンセルでした(笑)。でももう一本ミラノ行きがあったのでそれに振り替えてもらい、無事にミラノに着きましたよ。

まずは学校へ。丁度最後の試験の日だったようで、たくさんのクラスメートと会えました。みんなすごく幸せそうな顔している…。終わったぜ!という感じなのでしょうか。学校のカフェに集まってシャンパンやらグラッパやらいろいろ飲んで酔っ払っていました(笑)。私は午後に用事があったのでお酒は飲めませんでしたけど。

ミラノに着いたら美味しいイタリアンを食べるぞ、と意気込んでいたのですが、結局ランチは近くの中華へ。それでも久しぶりに会う友達と話すのはとても楽しい。多分、ボッコーニで一番仲良くなったであろう友達が集まりました。中国人のリリー、スイス人のアーニャ、ブルガリア人のブラディミア。こんな仲間がいるからミラノに帰ってきたのは嬉しいけれど、そうはいっても12月で終わり。それ以降ミラノに来ても彼らはいないんだなあ、と思うと少しセンチメンタル。

用事を済ませた後は(これもものすごい面白かったんですけど、また別途時間があるときに記載しますね)再びリリーに会ってカフェを。これはやっぱり美味しかった…。パリの負け。カフェに関しては。圧倒的にミラノが勝ち。安いし美味いもの!

結局夜のフライトでパリに慌しく戻ったのですが、アリタリアの飛行機の中で読んだ Wall Street Journal に「アリタリアをイタリア政府が売りに出す(=政府が持っているアリタリアの株の大半を売りに出す)」という記事が。なんだかすごいタイミングだな~と思いながら帰途につきました。自宅に戻ると真夜中を過ぎていました。つ、疲れた…。

Friday, September 01, 2006

決意新たに

9月です。ヨーロッパに来てほぼ一年たちました。丁度パリでの交換留学も今月から始まるということで、新しいスタート台に立った気分です。

この一年、どんなことを学んだかな、と考えてみました。

ヨーロッパ、英語圏以外での生活
物事がスムーズに進まず、ルールが存在しないイタリアで何度苦しんだことでしょう。普通に生活する、ということがどれほど大変かを経験しました。その分、辛抱強さも増したように思います。通常の生活のなかで「待たされる」ことが多く、その間 worst/best case scenario を考えたり(笑)。想像力も豊かになったかな。

各国から集まった経験も常識も異なるクラスメート

自分の常識は他の人にとってはそうではない、と考えさせられる面が何度かありました。また、人によっては「できる人」「できない人」の差がかなり明らかで、前者の友達とはプロジェクトを進める上で非常に楽しく仕事をすることができました。後者も、世の中にはこんな人がいるんだ、と示してくれたし、こういう人と一緒に働くにはどういったことに気をつけて、どういう風に彼らのやる気を方向づけてあげるか、を学ぶことができたと思います。

ビジネス一般の知識

おそらく、学部で経済や経営だった人には笑われてしまうほどの非常に基礎的な知識を学ぶことからスタートしました。それでも、待ったく金融や会計、マクロ、マイクロ経済の知識がなかった私には広く浅く学ぶということはとても重要だったと思います。また、これまでの経験とも合致でき、実際の世界を理論に当てはめてみるという意味で面白かったのがマーケティング、戦略、オペレーションのコース。会社全体の概要がつかめたような気がします。

もちろん、プラスだったことばかりではありません。仕事をそのまま続けていれば経済的にも非常に助かったであろうし、また習ったことをそのまま実践できただろうし。さらに、無職、という状態(学生ですけれど)の危うさというのもひしひしと感じました。まあこれは次へのキャリアステップのバネになればいいんですけどね。


昨年の9月から始まった授業は今年の5月まで続きました。その間は本当に勉強した、という感じです。特に最初の学期が一番つらかった…。6,7月の夏のプロジェクトは不完全燃焼の感もあったのですが、それでも製薬会社とマーケティングの分野に少しでも携われたのは貴重な経験だったと思います。そして7月後半からの夏休み。もう何を学んだかも覚えてないくらい(笑)、楽しくぐうたらな休暇でした。

1年という短い間でしたが、その間ミラノに住むことができたのは非常に貴重な体験でした。言葉の通じないもどかしさもありましたが、美味しいご飯を食べ、安いワインを飲み、仲のよい友達と過ごした時間はかけがえのない宝物です。そして美しいアルプスに魅了され、アウトドアの楽しさを発見したのも大きな収穫でした。多分東京にいたら味わえなかっただろうな。

パリへは明日引越。荷造りをしていて(まだ途中ですが)ふと昨年夏ミラノに来る前の荷造りを思い出しました。スーツケース2個で始まったこの学生生活。いろいろ物も増えてしまったけど、その分知識と思い出も増えたかな。パリではどんなことが待ち受けているのでしょうか。9月これまでのをしつつ、そのなかでも個人的に興味のあるマーケティングと戦略の授業をとり、またフランス語をがんばりたいと思います。応援、どうぞよろしくお願いします。


P.S. 今日は兄の誕生日です。おめでとう!

Friday, December 23, 2005

クリスマスです

さて、今日は大忙しです。まず二日酔い気味ながら部屋の掃除と犬の散歩。そしてこれから2週間借りる車のピックアップ。その後IKEAに立ち寄り、さらに食料品の買出し・・・。

IKEAではこれまで買いたかったアパート用の小さい物をどばっと買いました。ソファのカバーやテーブルランプ、テーブルクロスに植物・・・ふと気づくと150ユーロほど使っていました。でもかなりこれで部屋が落ち着いてきました。

夜は魚スープを作る予定だったのでその材料と、この先1週間のスノーボード旅行のための食料(サラミやらチーズなど)を買いました。ここでもどばっと景気よくお金が飛んでいってしまったけれど、まあクリスマスだしいいか。

帰宅後すぐにIKEAグッズでアパートをデコレーションし直して、料理を開始。夜にはミラノから1時間ほど離れた空港に彼を迎えにドライブ。なかなか忙しいクリスマス・イブ・イブです。

ところで、空港でよく犬を連れて出迎えに来ている人を見かけます。私もその一人なのですが、こうした風景って日本では目にしないので改めてヨーロッパ(犬フレンドリー)に居るな、と思ってしまいます。

なんだか大荷物を持って現れた彼。途中まで全然気づかなかったのですが、大きいスノボバッグは私へのプレゼントでした。バッグ、ではありません。スノボです。明日からの旅に備えて。これ以外にもいろいろスノボグッズ(といっても可愛らしいものではなく、かなりハードコアなものばかり)をもらいました。

昨日クリスマスショッピングで彼のプレゼント買っといてよかった!とちょっとホッとしました(笑)。

家に帰ったのは真夜中近く。魚スープは今回は残念ながら魚が煮込みすぎてしまいました。まあいいか、クリスマスですし・・・。

松下幸之助:ミラノMBAバージョン パート2

さて皆様。以前に松下幸之助ならぬミラノMBA三か条とブログに綴ったのを覚えていただいているでしょうか。人に媚びずにほどほどの距離を保って勉学に励む、というものです。どうやらそれが最近効いてきているようです。

試験終了の時に、来期のグループプロジェクトが発表されました。新しいグループの構成メンバーは:
プリンセスと(陰で)呼ばれているギリシャ人(女) 主にちょっぴり高飛車な態度からです
私のファージャケットをいまだに昔の犬の毛を剥いで作ったと思っているアメリカ人(男)
優柔不断なドイツ人(男)
フレンドリーなカナダ人(男)
です。

後半二人は結構話しやすい人なので私もこのグループでよかったな、と思ったのですが、彼らから一斉に「君と一緒のチームでよかった!他の人に君と同じチームなんだよ、と言うたびに you are lucky that you have her といわれた!」と言ってくれました。これも、あまりポピュラーにならずにクラスでの発言を控えているせい?(ミステリアスなほど賢いと思われるものです)。

また、前のグループメンバーにも、you are the best! といってクリスマスプレゼントをもらいました(といっても私に、ではなくて犬に、なんですけどね)。これも、ポピュラーな人には取り繕わず、地道に友達と仲良くする、という教えがあったからこそ。

さらには、上記のまだあまり仲良くないドイツ人から結構深刻な恋愛話相談を受けました。「君の事はまだよく知らないけど、なんだかとても信頼できそうだから」。こちらも寡黙さが生んだ信頼というオーラのおかげです。

ということで、実際にはあまりそれほど賢くなく、ひょうひょうとしている私でも、使い方(見せ方?)によっては人は過大評価する!ということが確認できた松下幸之助ミラノMBAバージョンでした。

Wednesday, December 21, 2005

感謝!

先ほど、日本からの荷物が届きました。友達からのパッケージ!中は柚子胡椒を初め、いろいろと懐かしい日本のお菓子がならんでいます。仕事と結婚で忙しい中新婚旅行に行く前に送ってくれたパッケージ。とても嬉しいサプライズです。感謝!

Sunday, December 18, 2005

テイクアウト

一日中勉強しても追いつきません。今日はファイナンスをまとめて、数学をちょこっとやり学校に行きました。友達から過去問のコピーをゲットするためです。最近とても天気がよく、空気は冷たいのですがとても乾燥していて外に出るのも苦になりません。といっても単に勉強から逃れたかっただけかもしれませんが(笑)。

帰り道によく行く中華料理屋でテイクアウトをしました。こういう混沌としたレストラン(中華料理屋)でテイクアウトを頼んだのはずいぶん久しぶりです。前職の時に、海外出張で疲れて帰ってきた時はよく夜中にテイクアウトを頼んでホテルで食べたな、とふと考えてみました。最後にそうしたのは5月のメルボルンでした。なんだか懐かしい。

恐らく、こういうシチュエーションを理解できる人はなかなかいないでしょうが、「混沌としたレストラン」「中華またはアジア系」「まわりは外国語」「10 分ほど何をするでもなくボーっと待つ」というのは私にとってなんだかすごい感覚なのです。何度も何度も出張の時にしていたので、なんだか当たり前のことなんだけど異次元の感覚…。

いかんいかん、ミクロの勉強のしすぎで頭が少し壊れてきたようです。

Friday, November 25, 2005

Osso Buco できました!


こないだの魚スープに似ている?

いえいえ、味付けは違います…。

お肉もとぉっても柔らかく、ポロリ、とできました。

ダブルヘッダー

なんと!ミラノは今日雪が降りました。初雪・・・といっても白い小さいものが舞っていただけで、本格的な雪ではなかったのですが。

日本に滞在した事があるアメリカ人の女の子が音頭をとって、日本風アペルティーボを開催する事に。彼女はやる気いっぱいだけど我々日本人学生はちょっと引き気味(笑)。でも手巻き寿司をすることにして、夕方からそれぞれ分担を決め各自買出しに行きました。この辺からちょっとみんなやる気がでてきたかな。私はだし巻き玉子とツナマヨ担当でした。

実は だし巻き玉子は得意なのです。まあるいフライパンでくるくると丸めていくのが快感…。パーティには35人ほど来る、ということだったので卵2パック全部使い、4本のだし巻き卵を作りました。美味!

ツナマヨのほうは、レモン、胡椒、オリーブオイル、ねぎを加えて少し本格的に。

犬を連れてパーティ開催宅へ。酢飯をつくり、他の人が作った具をならべてセットアップ完了・・・といったところで私は帰宅。今夜は彼が来るので、家に戻り自分たち用のディナーを作ります。料理、という面ではダブルヘッダー。ちょっと大変かな。

ただ帰宅前にこそっと手巻き寿司、食べました。
オッティモ!久しぶりの酢飯に感動しました。

さて、今夜の我が家のディナーはオッソブコ(osso buco)という、ミラノ料理。子牛の脛肉(骨髄つき)を野菜、トマトペースト、ワインで煮込む肉料理です。これにポレンタというとうもろこしの粉で作ったものをあわせてていただきます。

子牛、というのがミソのようで、これがラムや牛だと最後いただくときに「肉が骨からぽろり」と離れることがないんだとか。子牛の脛肉、スーパーでも売っていました。こんなの日本じゃ手に入らないよなーーーと思いながらにんまり(笑)。鍋はただいま煮込み中。

Tuesday, November 22, 2005

ディナー with ボッコーニ

今夜はBocconiの日本人学生が集まっての食事会でした。

今年と去年のMBAに加えて、ミラノならではのファッションMBAの学生も参加。彼らがくるとなぜかぐぐっと華やかになるのは当然?なのかしら。

かなりたくさん食べました。
満腹!

今は真夜中を過ぎた時間です。
これから数学の宿題をやろうかな、と。
とりあえずできるところまで。。。

ミラノでヘアカット

念願のヘアカットに行ってきました!

といっても犬の話ですが。

ヘアカット前 ↓



ヘアカット後 ↓



なかなかすっきり!