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Saturday, December 09, 2006

飲みすぎ、食べすぎの結果

金曜の夜のディナーはとても美味しくできました。そしてついついすすんでしまった赤ワイン。二人で2本、一日目です。

土曜日は…。暴飲暴食でございました。

たっぷりの朝ごはん(というかブランチ)はいつもどおりのパン屋さんで。その後、パリの街を歩きます。

おっと、ここでひとつ。モンマルトでバン・ショ(ホット赤ワイン)が売っていたので、昼間っからまず一杯。美味しい♪

いつもは目的も無くだらだら歩くのですが、今回は明確な目的があり、(1)キャンプに使うガスを買う、(2)スノボのグラブ(手袋)を買う、でした。パリに果たしてアウトドアショップはあるのか?と不安になりながら。

まずはデカスロン、というヨーロッパでわりに有名なショップへ。ここはいろいろなスポーツ用品を取り揃えているのですが、マス向け商品で玄人向け商品はない。例えば、スノボのグラブは1ブランドのみ。さらに聞いた事の無いブランド。ただし色・サイズ揃えは豊富で、価格は安い。結局私たちが求めるガスもグラブもなく、次なるお店へ。

残念ながらこちらもマス向け商品。あ~東京の神保町みたいなエリアはパリにはないのかしら?と思いながらレジでおにいちゃんに聞いてみました。するとどうやら川の向こうのエリア(ソルボンヌ大学があるエリア)にあるらしい。良かった、と思いながら歩いてそのエリアに向かいました。

途中でラーメン休憩。

で、そのエリアに到着したのですが、ショップが見つかりません。道で3人の人(新聞スタンドのおじちゃんx2、カメラショップのおばちゃん)に聞いたのですが、みんな「この道沿いの、ここから50メートル行ったところにある。」と断言。だけどもどれだけ探しても見つかりません。そのうち彼とノイローゼ気味になっちゃいました(笑)。で結局インターネットカフェに行き、お店のサイトをチェックしてようやく場所発見。おじちゃん、おばちゃん達のアドバイスとは程遠いところにございました…。脱力。

無事にショップも見つかり、ガスもグラブも手に入れたところで休憩。再び、ホット赤ワイン。

そして予約したビストロへ。ご期待ください、このラインアップ!

南仏の赤ワイン 2本
生牡蠣
馬のテリーヌ
牛のテリーヌ (彼)
フィッシュケーキ in オマール海老のソース
子牛のグリル (彼)
数種類のチーズ

いやー食べた食べた。そして、飲んだ飲んだ。

連日で、二人でワイン2本。この私が…(東京にいたときはほとんど飲んでいませんでした)。

そうしたら、やっぱり疲れ、食べすぎ、飲みすぎから具合が悪くなってしまいました(笑)。地下鉄で帰る途中、本当気持ち悪かった(涙)。自宅についたら思わずトイレに駆け込み、後はご想像にお任せします。

いや~でもここで彼は大活躍。嫌がらず片付けもやってくれたし。そしてトイレの後は私すっかり復活しまして、ベッドでぐーすか爆睡することができました。どうもありがとう。

それにしても。みなさん、年末の飲みすぎ、食べすぎにはご注意くださいね。

Friday, December 08, 2006

ただいま料理中


なんだかわかりますか?

今日は久しぶりに彼がパリにやって来ます。ミラノにいた時から、彼が来る金曜はなるべくご当地メニューでディナーを作るようにしています。一人だとなかなか作らない料理も、一緒に食べる人がいると作る気になります。ちなみに女性だから、ではないですよ。以前私がロンドンを訪れた時は彼がラム(羊肉)をオーブンで料理してくれました。

で、話は戻ります(笑)。今回が彼がパリに来るのは最後だし、リクエストを聞きました。子牛、シーフード、ウサギ。結果は「ウサギ」でした。

パリではお肉屋さんでウサギを含めていろんなお肉が売っています。ウサギってどう料理するのか未知の世界(笑)。イタリアのトスカーナでウサギを食べた時は少し鶏肉に似たティストだったのを覚えていますが、それにしてもまったく皆目見当がつきません。

困った時は近くのスーパー。日本でもありますが、よく無料のレシピが飾ってあります。一部もって帰ってきたら、ありましたありました。ウサギ肉のレシピ。さすがです。

玉ねぎとベーコンを炒め、さらにウサギ肉を入れます(ちなみにお肉屋さんでは切り方により数種類ありました→私のゲットしたものは足はついてなくて胴体だけ。腎臓はついていました)。焼き色がついたら塩、胡椒をし、お水を2カップ入れます。タイムを入れて鍋で1時間半煮込むだけ。以外に簡単。あ、そうそう、面白いのが、プラムをいれて煮込むこと。写真の黒いのはプラムです。

赤ワインも2本買いました。ちょっと遅いのですが、ボージョレ・ヌーボをまず1本(彼はまだ今年飲んでいない)。もう12月なのでほとんどのワイン屋さんでは残っていないのであきらめていましたが、最後の1本を先ほど近所で発見。もう1本は Loire Valley からの Reuilly。楽しみです。

Friday, December 01, 2006

行列のできる店


2晩連続で行ってしまいました。カンボジア料理のお店。予約ができないことで有名で、テーブルを確実に取るには20時の開店に合わせてお店の前で待っていること。もちろん、待ちましたよ~。といってもパリなので、15分前に到着していれば大丈夫です。

カンボジア料理ってなかなか想像できなかったんですけれど、ベトナム料理に近い感じです。米粉を使った麺や春巻きなどもありました。今夜は生春巻き、ナタンという豚ひき肉をココナッツミルクと一緒に炒めたスパイシーなものと、牛肉のカレー。このカレーが絶品!やはりココナッツミルクにたまねぎ、トマトが入っておりとても美味しく、一口食べるたびにため息をついていました。


友人も満足!

この日は二人でとても歩き回りました。のでディナー前にワイン2杯(ボルドー、Cote du Rhone)、そしてディナー時に一本(Gamay Touraine)を空け、疲れ心地と酔い心地に身を任せ、二人で楽しいひと時を過ごしました。

Saturday, November 25, 2006

パリ・コース

この2日間、パリをとっても歩きました。残念ながら雨混じりだったのですが女二人のパワーはなんのその!

(写真はモンマルトのサークレ・クール寺院前の名物階段です)

一日目はメトロを使い、マレ、サンジャルマンを買い物してフィニッシュはベトナム料理のフォー(また行ってしまいました)、二日目はとにかく歩きまくりモンマルト、オペラ周辺、パレロワイヤル、シャンゼリゼなどさらに買い物。

(夜の凱旋門)

私も茶色のロングブーツを購入。先週カナダ人の友人と一緒に買い物に行った時に気になり、チェックしていたものです。買っちゃった…。

2日目の夜は以前の職場で一度仕事を一緒にさせていただいた方(とても素敵な女史、という感じの方です)と一緒にカルチェ・ラタンで非常にローカルなバーで食事を楽しみました。今年初めての生牡蠣をはじめとして、にしんのビネガー和え、貝(何貝かわかりませんがサザエの小さい版のようなもの)、ゼラチンで固めたハムを前菜に、メインはローストチキン、鯛、ビーフを頼みシェア。ワインは最近気に入っている Cote du Rhone の St. Joseph。とっても美味しいディナーでした。

Bistrot Les Pipos
2 r ecole Polytechnique 75005
01 43 54 11 40

ここはマスターが面白くって、愛想はよくないのですがいきなり「るるぶ」と「フィガロジャパン」のパリ特集の雑誌を載ってきて、「この雑誌のどこかにうちが載ってるらしいよ」。つーか、それぐらい調べておけばいいのに!このいい加減さ荷私はすっかりはまってしまいました。ちなみにこのお店、フランス人に薦められて来たのですが、どうやら味の理解は万国共通のようです。

Saturday, November 11, 2006

ワインの値段

金曜の夜に、彼がロイドをつれてパリにやってきました。久しぶりに見るロイド(と彼)。なんだか毛が伸びていて違う犬みたいです。しかし、この3週間の間に男同士の絆は深まったようで、週末アパートでもロイドは彼の後を追うばかりで私のことは無視(笑)。

自宅でディナーを食べたあと、時計をみると午前1時。まだ、近所のカフェは開いている時間です。ということで小銭(16ユーロ:一杯4ユーロで1人2杯のめるな、という勘定)赤ワインを飲みに行ってきました。

Cote du Rohne エリアから取れる赤ワインは値段もリーズナブルで飲みやすいものが多いので、メニューも見ずにお願いしました。すると、「St Joseph ならあるけどそれでいいかしら?とっても美味しいのよ」というウェイトレスの言葉。早速飲み始めたら。。。

お、美味しい。

ディナーの時に飲んだボルドーの赤ワイン(5ユーロ)がぶっ飛んでしまうほど美味しかったです。とてもスムーズで、飲みやすい。とても繊細でデリケートな味です。パリに来てから赤ワインをたくさん飲むようになりましたが、今まで飲んだなかでもベストのワインでした。

結局もう一杯ずつ頼んで、午前2時の閉店となりました。お勘定を頼むと。。。

32ユーロ!

美味しかっただけあって、お値段もこれまでみたことのない値でした(笑)。一杯8ユーロ。普段の倍のお値段です。まあ、私は16ユーロ持っているし、彼もお金はもっているんだろう、と聞いてみると、なんと10ユーロしかもっていないとのこと。慌てて足らない分のお金を取りにアパートまで走りました(笑)。おかげで酔いはすっかりさめてしまったぞ。

Thursday, September 21, 2006

le Champagne


今日のフランス語ではシャンパンについてを学びました。皆さんも結構知っていると思いますが、champagne ってトレードマークなんですって。大きく言えば、フランスのシャンパン地方でとれたある種類のワインのみをシャンパンと呼んでいます。ヨーロッパではきちんと理解されていて、例えばイタリアではイタリアでとれた炭酸白ワインは「スプマンテ」と呼んでいます(シャンパンとは呼ばない)。でもまだアメリカやオーストラリア、インドではシャンパンという名前を使っているらしく、「これはフランスで炭酸の飲み物を作ってコカコーラと呼んでいるのと同じだ!」と先生が怒っていました。その表現に、納得。

で、細かく言うと、シャンパンの定義はもう少しあります。「ある特定の方法で、ある特定の地域でとれたある特定の種類のブドウを使ってできたワイン」をシャンパンと呼んでいるそうです。

ある特定の方法
シャンパンを作る工程は約2年。まずブドウを抽出してワインを作り、6ヶ月寝かせます。その後、砂糖、イースト、古いワインを加え、さらに9ヶ月発酵させます。この時の砂糖の量に応じて、後に4段階の「辛さ(あるいは甘さ)」が決まります。発酵の段階でワインの色が白濁色になってしまうのですが、以前は精製する方法がなかったのでこのまま飲んでいたそうです。さらに、色を隠すために?ボトルは不透明のものを使っていたとか。今ではその「にごり」を取るために、発酵させている期間のボトルを置く角度を考え、最終的にその「にごり」がボトルの先に溜まるようにボトルを逆さにするそうです。そしてその先だけを瞬間冷凍させ、凍った部分(「にごり」を含む)を取り出して精製させる、とのこと。この方法を開発したのはちなみにマダム・クリコだったらしい(笑)。

ある特定の地域
シャンパン地域は4区画に分けることができます。Chardonnay で有名な Cote de blancs, モネを生産している la vallee de la marne など。

ある特定のワイン
シャンパンは3種類のブドウを使います。まずは Chardonnay。白ブドウ、白ジュース。アロマを十分に含み、最高のブドウと称されます。そして Pinor Noir は黒ブドウ、白ジュース。とても力強い味がします。そして最後は Pinor Meunier。黒ブドウ、黒ジュース。美味しくはないのですが、このブドウを加えることで熟成を早めるそうです。



シャンパンはこの3種類のブドウを混ぜて作ったもの。さらにいつ、どのブドウを使ったかでランクわけされます。

ランク1:Brut sans annee (Year の情報なし)
3種類のブドウを混ぜて作ります。その割合は自由。ですので製造者によって異なります。また、年代に制限もなく、どの年のブドウ(ワイン)を混ぜても大丈夫。特徴としては、いつ生産されても同じ味になるようにすること。モエはこの区分になるそうです。ちなみに平均的なお値段はボトル20ユーロ。

ランク2
:Brut millesime (ビンテージ)
ランク1と同様に3種類のブドウを混ぜ、割合も自由です。ただし、同じ年のブドウ(ワイン)のみを使う。したがって、生産された年によって良し悪しが異なります。平均的なお値段はボトル25ユーロ。

ランク3
:Cuvee speciale
シャンペンの中でもベストのランク。3種のブドウの混合、自由な割合は一緒。ランク2と同様、同じ年のブドウのみを使わなくてはなりません。さらに、その中でも最高のブドウのみを使ったのがこのランク。ドンペリなどはこのランクに属します。こちらは値段がはって、だいたいボトル90ユーロ。




なんだかもう少し、物知りになれた気分です(笑)。