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Monday, April 16, 2007

2nd week: France 峠&国境越え


リフト(緑)、登り(赤)、下り(青)
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この日は私にとって記念すべき日であります。つ、ついに、峠越えをおこなうのです(登るルートと滑って下るルートが異なる)。しかも、フランスからスタートしてスイスに到着、と国境越えもしてしまうのです。

出発地はLe Tourというスキー場。リフトの頂上からひたすら歩きます。この日は急斜面のため普通のボードを背負い、クランポンで歩きました。



どういう根拠かわからないのですが(笑)、なんとなく、「1時間ぐらいで登れそうだな~」と思った斜面。いえいえ、2時間半かかりました。ほとんど階段を登っている気がします。

そして頂上はこんなかんじです。



ここからの風景がまた良い!





そしてくだりはもっといい!(赤の点線です)。



トラックもそれほど多くなく、雪も柔らかい。かなり満足の滑りです。が、最後は雪溶けのため、雪崩のデブリが散乱する谷を泣きながら(またしても)下りましたよ。なんで気持ちいい滑りをした後も彼に怒られることが多いんでしょう。

さて到着した町はスイス側にあります。パスポートも持たない国境越えをしてしまったわけです。シャモニーへは午後4時にバスが1本あるので(笑)それに間に合うように下りました。が、ラッキーなことにたまたま同じごろ町に到着したフィンランド人一行がいて、「車あるけど、乗ってく?」。おかげでバーでビールを飲んでバスを待つ、ということもなくさっさかとフランス側に戻ることができました。ありがとう。

Friday, March 23, 2007

明日から

明日からいよいよキャンプツアーの始まりです。大体の日程を組みました。

オーストリア 2泊 (Kuhtai)
スイス 2泊 (St. Moritz)
イタリア 2泊 (Alagna)
フランス 9泊 (Chamonix)
スイス 4泊 (Oberwald, Engelberg)


しかし。改めて思いますが、ドイツってアルプスから遠いなあ。



先週末からオーストリアにものすごい雪が降っているので、雪崩の危険はあるものの、まずはぜひ行って<安全に>新雪を楽しもうということになりました。最終的にはフランスのシャモニーに行きたいので、その経路をどう行くかで迷ったのですが…。スイスで行ったことのないセント・モリッツ、イタリアのアラーニャを経てトンネル越えしてシャモニーに入ることでほぼ決定。

アラーニャは昨日の知り合いが亡くなったモンテロッサ&ツェルマットの裏のほうにあります。無理はせずスノボを楽しもうと思います。ちなみにシャモニーではそのパートナーを亡くしたガイドの方にも会う予定でいます。なんと言っていいのかわからないけど…。

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昨日はそば、やっぱりやめました。ニュースがショッキングすぎて粉を練っている場合じゃなかったです。ので乾麺と天麩羅(これは実行)。つけ汁はだし(昆布&鰹節)からとることをはじめたので大変おいしゅうございました(笑)。

先ほど冷蔵庫の掃除をしたのですが、いつの時代のものか不明な豆腐 in タッパーを発見。捨てるぞ、と思って蓋を開けたら…。恐らく私の人生で一番最悪なほどの臭いがしました。本当に臭くて臭くて、換気扇&窓を全開にし、ゴミ袋を3重巻きにし、さらに最後は洗剤の液やら香水やらでにおいを薄める?努力をしたほど。

私はよく賞味期限切れの食べ物を保持し、食べていましたが、どうやらDamianは私の上を行くようです(というか多分面倒くさくて冷蔵庫を見てなかった→そこに豆腐があることも忘れていたのでしょうけど)。

あ~。本当くさかった。

ショッキングな人生を考えさせられるようなニュースの後にでも、普段の生活は続いていくのですね。

Saturday, December 31, 2005

フランスのシャーモニー

12/24から31まで、Chamonixに行きました。滞在したのはArgentiereという村。

Dec 24 Le Tour
Dec 25 Flegere
Dec 26 Vallorcine
Dec 27 Brevent
Dec 28 Backcountry 101 (1) @ Le Tour
Dec 29 Backcountry 101 (2) @ Le Tour
Dec 30 Backcountry 101 (3) @ Le Tour
Dec 31 Grands Montets めちゃ雪が降った


今シーズン初めてのスノボです。昨シーズンはクラッシュして左ひざを痛めて終わったので、ちょっとナーバス。またヨーロッパでのスノボも初めて。こっちは慣れた日本とやっぱり違う。スキー場はどでかいし、混んでいない。たくさんリフトもあるし、乗ったこともないような椅子なしのリフト(Tバーと呼ばれるらしい)もある。オフピステに行くのも問題ない。毎日が新しい日々でした。

最初のランは悲惨。どうやってスノボするのか、ターンをするのかすっかり忘れてしまった。筋肉はめっちゃ緊張しているし、膝をまた痛めたくないし。3回目のランでようやくうまくいったけど、まだターンをするのが怖い。

最初の4日間で滑ったスロープは、中級者用のスロープ。狭い林道や、急で凍ったスロープを滑るのはめちゃ緊張したし、嫌な気分。ちょっと自分自身にフラストレーションがたまりました。

バックカントリーの練習も、週の後半にしました。私のための初級者編、って感じでした。スノーシューも履いたことないし、スロープをジグザクに登るのも初めて。やっぱり最初は難しい。慣れた人なら20分で登れるスロープを、2時間かけて登りました。そしてそのスロープを滑るのも、怖かった。でも同時に、ものすごく楽しくもあった。たくさんこけたけど、雪は柔らかくて全然痛くなかったし。ここで経験したトラックなしのスロープを滑るというセンセーションは、めっちゃ強い。最初のランをした後、すぐに次のランをしたくなりました。

シャーモニーの最終日は夜から朝にかけてめちゃくちゃ雪が降りました。日中はあんまりよくできなかったけど、最期にスキー場の下まで滑るころには結構快適にターンできるようになりました。ま、最期にいい気分で終わらせることができてよかった!

大晦日

さて今日はチェックアウトです。ふと気がつくと大晦日・・・。朝にアパートをでて、駐車場にいってみると!なんと車が埋もれていました。かまくら状態です(笑)。



駐車場自体も雪で埋もれていて、とても出れる状態ではありません。ということでスノボに行く事にしました(笑)。夕方までには町の人たちがシャベルカーで駐車場を整理していることでしょう。

今日はまた別のリゾートに行きました。彼はここ数日初心者の私に付き合ったので、リフトだけ同じでリフトを降りたあとは存分にスロープ外を駆け巡ったようです。私はひたすらターンの練習。ようやく最後雪山を降りてくるときに自分で納得の行くようなターン&ランができたような気がします。

でも本心を言うと、この合宿が終わってよかった!
(このあとも日帰りのスノボは予定していますが)

帰りは雪がふぶいていました。トンネルを越えてイタリア側に入ってもまだまだ雪です。高速を乗ってしばらく行ったところでようやく落ち着いてきました。

アパートに着いたのは夜も10時過ぎ。彼と犬はすっかりお疲れです。
私はなぜか目がさえてきました。外ではパンパン音が鳴っています。そうだ、新年カウントダウンだ!と思い真夜中にベランダにでてみました。さすがイタリアで思わず笑ってしまったのですが、いたるところで花火が飛んでいます。普通、東京ならお台場や横浜のランドマークタワー、ロンドンなら国会議事堂、など大都市でプランして大きな花火を飛ばしますよね?天気が悪かったので視界はよくなかったのですが、ベランダから見る限り、ミラノでは適当にそこら辺の地域の人が中途半端な花火を飛ばしているようです。道でもパンパンと数人が打ち上げ花火を飛ばしているし。この統制力のなさ。さすがイタリアです。

Friday, December 30, 2005

ハードコア3

今日は最後のフルの日です。やはり同じくハード・コアなタイプをしました。3日目なので楽かな、と思ったのですが、やっぱりここ5日間の疲れがたまり、精神的に一番つらい日でした。天気も残念ながら曇りで、気温はマイナス18度ぐらいでしょうか。疲れ、寒さのためせっかくのランもそれほど楽しめなかったのが残念。



ただし。最後にランのあとで二人でかまくらを作りました。というか、作ろうとしました(笑)。バックパックからシャベル取り出し、せっせと掘る雪。なかなか楽しいものです。

ちなみにこのシャベルは人命救助用なのです。一応彼から一通り学んだのですが、こういうバックカントリースタイルのスノボ(スキー)では雪崩の危険がつき物なので、まずは雪崩の起きそうにないところを行くというのが鉄則。ただし雪崩が起きたときにどうするのか、というのも学びます。各自ビーコンと呼ばれる、電磁波シグナルをだすものを常に身につけます。万が一雪崩が起きて雪に埋もれた時にも、このビーコンを使ってどこに体が位置するのかを発見するためです(そのあとにシャベルとポールを使って人を掘り起こす)。もちろんこの3日間、私たちも装着していました。かまくら作りの前には雪崩があったと想定して、雪に埋もれたビーコンを探して掘り起こす、というシミュレーションもしたほど。
雪山は奥が深いのです。

Thursday, December 29, 2005

ハードコア2

ハード・コアなスノボ2日目@ Le Tour です。今日はランチ持参にしました。といってもバゲットにサラミとチーズをはさんだものですけれども。昨日よりも登山も楽になり、また斜面を降りるのも楽しくなりました。斜面を登ったところでランチを食べたのですが、もちろんバックパックにはさまれていたバゲットは平たくなり、とても冷たいランチとなっていました・・・。とはいうものの、とても美味しいのです。



遠くにはなんと!モンブランが見えます。白い山がわかるでしょうか?天気も快晴で、とおってもきれいな日でした。



今日は時間配分もばっちりです。2回のランでしたが、3時半には終了して下山してきました。


夜は本格派チーズ・フォンドゥです。これがまた、お、おいしい。チーズがチーズっぽくなく、白ワインと上手に合わさっています。あー体力的に疲れたあとはこうしたご褒美が本当に嬉しいものです。

Wednesday, December 28, 2005

ハードコア1

今日からはもっとハードコアなスノボレッスンの開始です。それは・・・。バックパックにシャベルやポールやスノーシューズを背負い、山の斜面を歩いて登り、スノボで降りてくるというもの。かなりヘビーです。スノボだけではなく雪山初心者の私にとっては。



1時間ほどかけて斜面をじぐざぐに登り、2分ほどでスノボで降りる、というパターン。本当にほんの一瞬の快楽のために、何時間も苦労をするのです。

斜面はこれまでにないほど急でした。でも誰も滑っていないパウダースノーが待ち受けています。初心者だと斜面に突っ込んで滑っていくのはものすごく怖いのですが・・・。えいや、で滑ってみました。何度か転びましたが雪の優しいこと!全然痛くないのです。おかげで何度転んでも次へとチャレンジできます。パウダー・スノーに魅せられた人がそれにのめり込んでしまう、というのも納得!



ただし・・・この日は実は時計を見るの忘れ、2回この「登って降りる」というのを行ったのですが、2回目にはもうリフトもクローズしており、パトロールのお兄ちゃんが下で待っている、というシチュエーションになってしまいました。しかも、斜面には私一人(彼はすでに降りて下で待機)。斜面上でバックパックを下ろし、スノーシューズとポールをバックパックに付け、スノボを装着して降りてくるというのを一人でするのは(とくに初心者だと)大変なこと。時間のプレッシャーに耐えて何度か転びましたが降りてくることができました。

パトロールおにいちゃんには平謝りです。でも優しい人で(初心者にがみがみいっても萎縮するだけ、と思ったのでしょう) that is alright といってくれました。彼も時間を忘れてこのような事態になってしまったことに対して平謝り。教訓その1:時計は常にチェックする。

日が落ちてからは本当に時間は早いのです。

Monday, December 26, 2005

ピザ

この日は別のリゾートに行きました。ゴンドラからの景色はとっても雄大です。山の裾のところに雲が広がっているのがわかるでしょうか。雲の下には村があります。ゴンドラ乗り場では曇りでどんよりとした天気なのですが、高地にあがって雲の上にでるとものすごくいい天気です。



このエリアはみんな岩がごつごつしている山が多く、雪に埋もれていればいいのですがそうでないとすこし怖い感じがしませんか?日本のスキーリゾートとは異なった雰囲気をかもし出しています。

今日のランチはピザです。日差しがいいので寒いとはいいつつ外でのランチ。熱々のピザもすぐに冷めてしまうので急いで食べます。



しかし・・・。この日も中級者用のスロープを容赦なく行かされました(涙)。ターンが思うようにできず、初心者にありがちなずずずずずっという格好で降りることを余儀なくされた私。太ももが震えています!



(岩山に向かうケーブルカーが見えるでしょうか?)

Sunday, December 25, 2005

スノボ合宿

二日目の朝はかなりへとへとで結局ゲレンデに出たのはお昼過ぎからでした。よく考えれば試験がずっと続いていたし昨日のドライブもあって疲れていたのでしょう。といいつつ2日目も厳しい教官(彼)のもと、レッスンは続きます。もはや、これはホリデーではありません。合宿です!!!!



夜はスーパーでチキンを丸ごと買ってきてチキンスープを。アパートの目の前のパン屋でバゲットを買いおいしい夕飯となりました。

と書くと、とてもいいホリデーのようですが・・・

合宿です!

Saturday, December 24, 2005

スノボ初日

午前7時 過ぎに起き、大荷物を車に積み込んでいざフランスへ出発!今回は私がドライブです。クリスマス休暇のせいか、街はひっそりしています。普段は駐車スペース を見つけるのが難しいミラノですが、街を通り抜ける際にかなりの空きスペースがありました。帰省した人が結構いるようです。

1イタリアとフランスの国境にあるアルプスを目指します。高速が空いていたせいもあり、順調に車を飛ばします。結局山越え(トンネル越え)をして目的地であるArgentiereという、先日行ったCharmonixからさらに車で高地に15分ほど走らせた村にたどり着いたのはお昼前でした。約3時間のドライブでした。

ここは渓谷に Argentiere や Charmonixを含めて幾つか村があり、さらに3つほど大きいスキーリゾートがあります。今回滞在するアパートにチェックインして、早速ゲレンデへ。



ヨーロッパは日本のようにスロープが整備されていてそこでスキーあるいはスノボをする、というのではなく、リフトで上までたどり着いたあとはどう下ってもOK、というのがスタイルのようです。といってもメインのスロープはもちろんありますが、スロープ外を行く人の数もかなりいます。



昨シーズンひどく転倒して膝靭帯を損傷した事もあり、精神的トラウマが抜けない初日でした。ターンの仕方をすっかり忘れてしまい、自分でもびっくり(笑)。

夜は滞在しているアパートと、それ以外の小さいホテルを経営しているオーナーのところでディナー。といっても、滞在している人たちとのディナーなので総勢35人ほど。チキンの丸焼きやら自家製のチョコレート、そして本当においしいフレンチドレッシングのサラダなどかなり満腹!35人、といってもクリスマスなので少ないほうなのだとか。シーズンはクリスマスを越えたころからかなり忙しくなるようです。

Saturday, November 26, 2005

フレンチ・アルプス

車を借りて、イタリアとフランスの国境のアルプスまで行ってきました。

今日は朝から雪がちらほら。市内のHertzで車を借り、さっそく私がドライブ。ヨーロッパで初めての運転です。運転するまでどちら側通行かわからなかったのですが、右でした。アメリカと同じです。ちなみに車はメルセデス!普通の車を頼んだのですが、さすがヨーロッパです。

少し道に迷ったものの、目的地のフランスChamonix(シャーモニー)まで大体2時間半ぐらいで到着しました。高速は車がびゅんびゅん走っていて、130キロぐらいで走っていた私もあっというまに追い越されてしまうほど。さすがヨーロッパです(ここでも)。

Chamonixに着いたらやっぱり雪は積もっていました。なんだかシティ&秋モードから一気に雪山&冬モードになったので、自分のなかで不思議な感覚。しかし。きれいな青空に雪山が映えてとてもきれい!ここをスノーボードするのが今年の目標です。今回はその下見のようなもの。

Chamonixの街もとても可愛らしく、日本のスキーリゾートとやっぱり雰囲気が違います。ちなみにChamonixはフランスですが、イタリア、フランス、スイスの国境に近いので、その3国のテイストが入り混じったような感じ?ランチはチーズ・フォンデュを食べました。オーダーの際は、なぜかついついイタリア語が出てきてしまいます(といっても Si とか Grazie とかの範囲ですが)。そのたびににっこりフランス語で返事が返ってきました。

街にある川ぞいを少し散歩しました。写真でみるとわかりますが、夕陽を受けた山はピンク色に染まっています。とてもきれい。ピンクの前は黄色・オレンジ色で、なんだかワインあるいはピンクシャンペンの色を見ているよう!

犬も連れて行ったのですが、雪の中を狂ったように駆け巡っていました(笑)。とっても楽しい日帰り旅行でした。